暮らしのコト

住まいと暮らしの文学賞 『at home AWARD』

「ご当地物語」部門ファイナリスト発表!短編小説公募企画「at home AWARD」

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ファイナリスト発表

BOOKSHORTS x at homeがお届けする
住まいと暮らしの短編小説公募企画「at home AWARD」。
応募総数1031通の中から、ついに大賞のファイナリスト17作品が決定!

前回までに「一人暮らし」からは4作品、「お隣さん」からは6作品が選出されました!
そして本日発表の「ご当地物語」からは、この4作品となります!


ファイナリストご当地

「サンターナ99」結城紫雄
大学入学と同時に、南の町でひとり暮らしを始めた「私」。関東から南西に900キロ離れたその地は、細くて硬いラーメンと、熱い強風が町に溢れる地方都市だった。そして町の浜辺にある野球場では、とある弱小チームが快進撃を続けている。

「珈琲奇譚」碧川麻里
神田神保町の路地裏。夫婦で営んでいるイタリア食堂へ、風変りなお客が訪れた。つわりで動けないバリスタの妻に代わって、おそるおそるコーヒーを淹れ、彼の話に耳を傾けるうちに、私は奇妙な体験をすることになる・・・。

「あのころを追い越すまで」平井翔平
転勤で鳥取県は鳥取市にやってきた二十九歳の『私』は、お盆休みだというのに実家にも帰らず、この街の夏の風物詩『しゃんしゃん祭り』にやってきていた。そこで、一緒に来ていた友人と別行動をしていると、一人の浴衣の似合う『少女』と出会う。

「雨の魚」吉田樹一郎
20年足らずの人生で少なくない男と関係を持ってきた彼女は、その関係が終わるごとにその男を、いつもの場所、時刻で待ってみるのだった。彼女が最後の男を渋谷で待つ。かつての男たちの記憶とともに、自分が本当は何を待っていて何をしようとしているのかも知らず。

次回は「二次創作」から選ばれた最終候補作品を発表します!
果たして、アットホームアワード大賞に選ばれるのは、どの作品になるのでしょうか!?

■ アットホームアワード大賞 「ファイナリスト作品」(順不同)

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