「街のコト」

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コピペして建てた? そっくりなテラスハウス群/ロンドン(イギリス)

コピペして建てた? そっくりなテラスハウス群/ロンドン(イギリス)

イギリスを訪れた日本人が住宅街に迷い込むと、ほとんどの人が驚きの声をあげる。まったく同じデザインの家が何十軒も並んでいる通りに必ず出くわすからだ。一軒の家を隣へ、また隣へとコピペしたとしか思えないテラスハウス群。ある日本人建築家は、街の景観を保つために統一したに違いないと唱えた。果たしてそうなのだろうか。

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400年前の気配を残すまち(大分県/臼杵市・二王座歴史の道)

400年前の気配を残すまち(大分県/臼杵市・二王座歴史の道)

前夜来の雨で、武家屋敷のしっくいと板壁をにぶく映す石畳の坂道を歩いていると、背後に人の気配。さては刺客か……。てなことはないけれど、そんな妄想すら巡らしたくなるほどひっそりとして古風な一画です。ここは豊後水道を挟んで四国と向き合う九州の小さな城下町、臼杵。貴重な江戸初期のまちなみがそっくり残され、国交省の「都市景観100選」にも選ばれた「二王座歴史の道」です。

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高層ビルが 建設ラッシュ!/ワルシャワ(ポーランド)

高層ビルが 建設ラッシュ!/ワルシャワ(ポーランド)

中欧に位置するポーランドは、人口約3800万人の単一民族国家。1989年の共産主義崩壊後、25年以上も景気後退を見せておらず、著しい発展を遂げてきた。国全体で駅や道路の改装、オフィスビルや商業施設の建設がどんどん進み、また、ポーランドでビジネスチャンスをつかもうとする外国人も増えてきている。

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校門を抜けるとテレビ局だった(東京都/千代田区・神田駿河台)

校門を抜けるとテレビ局だった(東京都/千代田区・神田駿河台)

JR「御茶ノ水」駅周辺は、日本有数の学生街。1960年代以降、郊外へのキャンパス移転が進みましたが、ここ10年ほどは都心回帰の動きが加速。そのせいか、久しぶりに歩くまちは学生で溢れ返っています。かつてキャンパスといえば木々が生い茂り、ツタの絡まる学び舎というイメージがありましたが、都心では多くが高層化し、オフィスビルのようで味気ない。そんななか、駅近くで往年の面影を残す建物に遭遇。大正10年創立の「文化学院」です。

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