未婚率が上昇しているのは、若年者の間に経済的な不安が高まっていることが背景にあるといわれるが、実際のところ、どうなのだろう? SMBCコンシューマーファイナンス(東京)が20歳〜29歳の男女1,000人を対象に実施した「20代の金銭感覚についての意識調査2017」によると、結婚しようと思う年収のハードルは上がっているようだ。 若者は、世帯年収がいくらになれば結婚をしようと思えるのだろうか。調査によると、世帯年収は、年収300万円で結婚しようと考える人の割合(「年収300万円あれば」までの累計)は26.9%、年収400万円でしようと思う人が(「年収400万円あれば」までの累計)は39.8%、年収500万円でしようと思える人の割合(「年収500万円あれば」までの累計)は58.3%に。若者は世帯年収が400〜500万円ないと結婚に踏み切れないと考えている様子だ。 ただし、これはあくまでも“世帯年収”であり、この調査では約7割が共稼ぎを肯定しているので、2人で力を合わせれば、何とかなるような気がするのだが・・・。 結婚はいいとしても、お金がかかる出産・子育てとなると、さらに必要と考える年収は上がる。子ども1人の場合、年収400万円で30.2%、年収500万円で47.9%、年収600万円で57.9%となり、2人欲しい場合の割合は、年収400万円で17.5%、年収500万円で29.6%、年収600万円で42.6%、年収700万円で51.4%となる。これをみると、少子化の問題は、経済的な側面が大きいといわざるを得ない。 また、最初の質問について、同様の質問を実施した過去3回の調査結果と、年収400万円で結婚や子育てしようと思える割合を比較すると、結婚では、昨年から9.0ポイント減少(2016年48.8%→2017年39.8%)、3年前からは13.8ポイント減少(2014年53.6%→2017年39.8%)。子育てについても下落する傾向があり、年収面からみた、結婚、子育てのハードルの高さは年々上がっているようだ。
「年収」
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「容姿」は二の次にも入らない? 性格、年収についで大切な結婚条件は?
高学歴、高収入、高身長のいわゆる“三高”が結婚相手の理想なんていわれたのは、遠い昔のバブル時代前後。イマドキの女性たちが一緒に人生を歩むパートナーに求めるものは? 結婚相談所「楽天オーネット」(東京)が「結婚と子供に関する意識調査」を実施したところ…。 調査は、26歳〜34歳の男女計224人を対象に実施。まず、「あなたは結婚したいですか?」と聞いたところ、65.2%が「はい」と回答。将来「結婚したい」と考える男女に、理想の子どもの人数を尋ねたところ、2人以上と答えた人の合計が7割を超えた。 さらに、子どもが欲しい女性に結婚相手に求めること(複数回答)を聞いたところ、1位は「性格」(81.4%)。長く一緒に暮らすんだもの、やはりこれがトップに来るのはうなずける。2位は現実的な視点からの「年収」(48.6%)。そして、3位は「家事・育児への積極性」(41.4%)だった。「家事・育児への積極性」は、一緒に暮らしたり子どもが生まれてから相手の真の姿が見えてくることも多いから、結婚前に確実に見極めることは簡単ではないかもしれないけれど…。 ちなみに4位以下は、「共通の趣味」(30.0%)、「容姿」(18.6%)、「職業」(15.7%)。 容姿を選んだ人は2割に満たなかったけれど、相手の人間性にほれたら、すべてがかっこよく見えるものだよね。
戸建注文住宅の取得費平均は4,755万円
(一社)住宅生産団体連合会は28日、2016年度「戸建注文住宅の顧客実態調査」の結果を公表した。三大都市圏および札幌市、仙台市、広島市、福岡市、静岡市の地方都市圏を対象に調査を実施。
単身女性の住宅購入、平均金額2,596万円
アルヒ(株)はこのほど、同社の「フラット35」を利用した女性単身者の成約データを分析した「単身女性の住宅ローン利用状況調査」の結果を発表した。調査対象は、2016年に融資を実行した女性495人。
全国の新築マンション年収倍率、拡大は鈍化
(株)東京カンテイは31日、2016年の新築・既存マンションの年収倍率を発表した。同年の全国および都道府県別の平均年収と、マンションの70平方メートル換算価格から算出した。
結婚相手に求める年収は? 多くの女性が自分よりも…
結婚するとなると、相手の経済力が気になるところ。マンションマーケット(東京)が20代〜40代の未婚女性335人を対象に実施した調査で、結婚相手に求める年収はいくらぐらいだったかというと…。 最も多かった回答は「500万円以上」で21.9%。以下、「600万円以上」(17.8%)、「400万円以上」(12.6%)と続く。また、希望の年収額に関わらず、多くの女性が自分の年収より高い年収の男性と結婚したいと考えているようだ。たとえば、年収600万円以上の女性は相手に1000万円以上を希望する回答が1位となっている。 やはり、結婚後の生活は少しでも豊かにしたいとの願いが強い様子。でも、あまり高望みすると、結婚そのもののハードルが高くなってしまうかも。 8割以上の女性が結婚後にマイホームを購入したいと考えていることが分かったが、マンションとタワーマンションを合わせると45.1%となり、半数近い女性が戸建てよりもマンションを購入したいと考えていることが読み取れる。
フラット35利用者の平均物件購入価格は2,820万円/アルヒ調査
アルヒ(株)は8日、同社で「フラット35」を借り入れた人を対象としたアンケート結果を発表した。年収と購入物件価格についての調査では、購入人数は「年収400万〜500万円」が最も多く、全体の26%を占めた。
フラット35利用者、世帯年収400万円以上が増加/住宅金融支援機構調査
(独)住宅金融支援機構はこのほど、2015年度のフラット35利用者調査の結果を発表した。フラット35利用者で、金融機関から買い取りの申請があった債権のうち15年4月1日から16年3月31日までに買い取り承認を行なった7万5,462件を対象に調査を実施した。
年収格差が婚活に影響! “結婚する気がない”男子に理由をきいてみると
「今年こそは結婚!」と目標を立てて頑張る人がいる一方、婚活を最初からしないという人も少なくない。婚活をしない理由は、そもそも何なのだろうか?
離婚したくなる亭主の仕事!? 収入とは比例せず……
金の切れ目は縁の切れ目−。金銭で成り立っている関係にいえるこのことわざは、夫婦間には当てはまらない。既婚男女600人の調査(リスクモンスター・東京)で「夫の仕事に対する満足度」を集計したところ、「不満がある」(51.7%)が「不満はない」(48.3%)を若干上回った。夫の年収別に不満の有無を集計すると、「300万円未満」(回答率65.0%)が最も不満が高く、次いで「300万円以上年収400万円未満」(同61.3%)、「400万以上500万未満」(51.7%)と、年収が低いほど不満も大きかった。 だが多少の不満も我慢して、“続けてみる”価値があるのは、どんなことでも同じ。不満がある妻を年代別でみると、20代(同56.0%)、30代(同51.0%)、40代(同48.0%)と年齢を追うごとに不満が減少する。長い時間を共に過ごすことで、“金の切れ目”の関係は影をひそめていくらしい。 面白いのは、「夫の仕事が原因で離婚したいと思ったことがある」妻。割合はわずか12.3%だが、これを夫の年収別に見た結果が意味深だ。1000万以上はゼロ%、300万未満は23.1%。これは説明がつくが、600万〜800万、800万〜1000万稼ぐ夫の妻は、それぞれ22.2%も離婚したいと思ったことがあると回答した。“300万〜500万亭主“の妻は、たったの6、7%しか離婚を考えていない。収入の多少と、妻の離婚願望は比例していないのだ。所得額ではなく、働き方や、家族との時間を仕事で奪われているなど、予想される要因はいくらでもある。”幸せ“はお金では買えないーーが、夫婦にあてはまる格言かも。
“自販機”女子ほど年収が高い? 飲料を買う場所で貴女はプロファイルされる!
「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人間かあててみせよう」といったのは、18世紀のフランスの美食家、ブリア・サヴァラン。そこで、「どこで飲み物を買うか言ってみたまえ。君の年収や性格をあててみせよう」と調べたのがこの結果だ(Green romp調査)。
主婦年収の新トレンドは“200万超” 扶養枠を越えて稼ぐなら
「働き損(ゾーン)」はどこか? 扶養枠内で働く主婦たちの最重要論点だ。目下年収130万円以上の所得者に適用されている社会保障は、来秋以降、そのラインが106万円に引き下がる。
住宅購入の年収倍率、5倍に近づく/三井住友トラスト基礎研がレポート
(株)三井住友トラスト基礎研究所はこのほど、住宅購入価格の「年収倍率」が上昇し、住宅ローンの返済負担も徐々に増大しているとするレポートを発表した。
年賀状を送っている人は平均年収が高く、出世が早い! ビジネスマン必見の“年賀状活用術”
「年賀状を送る人は結婚満足度が高い」という興味深い調査結果を発表したトレンド総研(東京)が、またまた年賀状に関する驚きの調査レポートを発表した。第2弾はビジネスシーンにおける調査で、20代から50代の会社員男女500人を対象にアンケートを行った。
1,000万円以上は75.6%の人が実現! 年収別に見る「飲みニケーション」の実態
年収1千万円以上のできる男性は、飲みニケーションを重視!?「今度飲みに行きましょう!」のお誘いを社交辞令で終わらせない!