離婚したくなる亭主の仕事!?  収入とは比例せず……

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(OVO オーヴォより)

金の切れ目は縁の切れ目−。金銭で成り立っている関係にいえるこのことわざは、夫婦間には当てはまらない。既婚男女600人の調査(リスクモンスター・東京)で「夫の仕事に対する満足度」を集計したところ、「不満がある」(51.7%)が「不満はない」(48.3%)を若干上回った。夫の年収別に不満の有無を集計すると、「300万円未満」(回答率65.0%)が最も不満が高く、次いで「300万円以上年収400万円未満」(同61.3%)、「400万以上500万未満」(51.7%)と、年収が低いほど不満も大きかった。

だが多少の不満も我慢して、“続けてみる”価値があるのは、どんなことでも同じ。不満がある妻を年代別でみると、20代(同56.0%)、30代(同51.0%)、40代(同48.0%)と年齢を追うごとに不満が減少する。長い時間を共に過ごすことで、“金の切れ目”の関係は影をひそめていくらしい。

面白いのは、「夫の仕事が原因で離婚したいと思ったことがある」妻。割合はわずか12.3%だが、これを夫の年収別に見た結果が意味深だ。1000万以上はゼロ%、300万未満は23.1%。これは説明がつくが、600万〜800万、800万〜1000万稼ぐ夫の妻は、それぞれ22.2%も離婚したいと思ったことがあると回答した。“300万〜500万亭主“の妻は、たったの6、7%しか離婚を考えていない。収入の多少と、妻の離婚願望は比例していないのだ。所得額ではなく、働き方や、家族との時間を仕事で奪われているなど、予想される要因はいくらでもある。”幸せ“はお金では買えないーーが、夫婦にあてはまる格言かも。

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MATOME