「家事」

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家事を分担していない国1位はやっぱり・・・ 5カ国に見る「共働き事情」

家事を分担していない国1位はやっぱり・・・ 5カ国に見る「共働き事情」

 共働きが当たり前になりつつある昨今。他の国では夫婦間の分担などをどのようにしているのだろう? リンナイ(名古屋市)は、世界の共働き夫婦の家事事情を探るために、5カ国の30〜49歳の既婚・共働きの男女500人(各国100人)を対象としたアンケート調査を実施した。 5カ国の内訳は、日本のほか、共働き夫婦が少ない韓国、ナニー(子育てヘルパー)文化が浸透しているアメリカ、共働きが主流のドイツ、ワーク・ライフ・バランス先進国であるデンマーク。最初に、「平日の労働時間」を尋ねると、1位は日本の「9.19時間」、2位は韓国の「8.72時間」となり、アジア圏が最も仕事に費やしている時間が長いことが分かった。ちなみにドイツは「8.42時間」、デンマークは「7.64時間」で、一番短いアメリカは「6.68時間」だった。 同様に「平日の睡眠時間」はドイツ「6.86時間」、デンマーク「6.71時間」、韓国「6.49時間」、日本「6.18時間」、アメリカ「5.63時間」となった。「家事時間」はアメリカが一番長く「2.63時間」。韓国「2.05時間」、日本「1.88時間」、デンマーク「1.81時間」、ドイツ「1.73時間」で、睡眠時間とほぼ反比例する結果となった。 5カ国平均では、約8割の夫婦が家事を分担しているが、分担率が一番高いのはアメリカの93%。次いで韓国の87%だが、日本は一番低く56%という結果に。5カ国中、70%を切ったのは日本だけだった。女性(妻)から見た「パートナーの家事に対する協力度の評価(100点満点)」は、やはりアメリカが一番高く「66.74点」。最も低いのは意外にもドイツで「54.52点」。日本は「55.84点」、韓国「61.02点」、デンマーク「64.26点」となった。逆に、男性からの評価は5カ国ともに高く、一番低いアメリカでも「68.8点」。韓国「80.6点」、日本「79.9点」で、デンマークとドイツも75点前後だった。 「家事が好き」と回答した人は、アメリカ人男性がダントツで多く「94%」。次いでアメリカ人女性・デンマーク人女性の「72%」となった。一方で、韓国人女性は「40%」、韓国人男性は「44%」、日本人男性は「46%」で、アジア人は家事が嫌いという人が多かった。「家事を効率化するために工夫していること」は、アメリカとドイツが「機能性の高い家電を使う」(75%と46%)。日本と韓国は「余分な物を買わない」(52%と48%)で、デンマークは「家族で家事の役割分担を明確にする」(46%)となった。 「パートナーを好きか」という質問には、5カ国すべてで家事を分担している夫婦ほど、「好き」と回答した人が多いという結果に。もちろん、長時間労働に追われて余裕のない人も多いし、家事がすべてではないけど、愛情表現の1つとして、やっぱり家事は一緒にやってほしいかも?

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“窓拭き”する既婚男性は幸福度が高いかも! 家庭生活が幸せな男性が多い都道府県は?

“窓拭き”する既婚男性は幸福度が高いかも! 家庭生活が幸せな男性が多い都道府県は?

 オトコの幸せって、家庭?仕事? 家庭と答えた男性は、たぶん家事もきちんとやっていると思うけど、男性の家事と幸福度は関係があるのだろうか。東北新社(東京)が運営する男性のための家事サイト「家men(いえめん)」が、全国の子どもがいる既婚男性2,444人(20〜40代)を対象に実施した「家族を持つ男性の幸福度」に関する調査によると、「普段実施している家事」について、「ごみ出し」「食器洗い」「浴室の掃除」をしている人の割合がTOP3を占めた。 その割合は、働いている日では「ごみ出し(67.6%)」、「食器洗い(57.8%)」、「浴室の掃除(41.9%)」で、働いていない日だと、「食器洗い(62.6%)」「浴室の掃除(58.8%)」「ごみ出し(50.6%)」と順位に変動がありながら、TOP3には同じ項目が並んでいる。 「1日あたりの平均の家事実施時間」については、働いている日だと、「15分未満(23.9%)」、「15〜30分未満(22.1%)」、「30〜45分未満(14.8%)」と少なめ。家事時間別の幸福度を平均点数でみると、働いている日、働いていない日にかかわらず、「105〜120分未満」と回答した人の幸福度がもっとも高く、ある程度家事時間が多い方が、幸福度が高い傾向にあるようだ。 この幸福度については、「あなたの家庭生活における幸福度を100点満点で教えてください」という質問に対する回答で、全国平均は72.4点。家事の時間を「105〜120分未満」と答えた人が75.7点となっている。ちなみに、家事の内容では「窓を拭く」と答えた人の幸福度が最も高い。 都道府県別の「家庭生活における幸福度(100点満点)」では、佐賀県(79.3点)が全国で1位、次いで、新潟県(77.9点)、沖縄県(77.8点)という結果に。ワースト3は、岩手県(64.0点)、千葉県(65.3点)、青森県(65.5点)だった。

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結婚は、してよかった?したい? 既婚者の7割は「満足」!

結婚は、してよかった?したい? 既婚者の7割は「満足」!

 結婚には多少の妥協と忍耐が必要だ。自由気ままな一人暮らしと違って、2人の他人が一緒に生活するのだから、完全には思い通りにはならない。それでも、結婚はした方がいいのだろうか? 楽天リサーチ(東京)は、20〜60代の男女1,000人を対象に「結婚」についてアンケート調査を実施した。未婚者・既婚者の両方に、「結婚についてどのように考えているか」を聞いたところ、未婚者では「(結婚)した方がいい」が37.6%、「しなくてよい」が35.9%でほぼ同率だった。一方、既婚者では「した方がいい」が60.2%、「しなくてよい」が17.5%で、大きな差があった。結婚した方がいいと考える既婚者は、年代が上がるにつれその割合も増え、60代では72.5%が「した方がいい」と回答した。 既婚者の半数以上が結婚を肯定的に捉えているようだが、「現在の夫婦生活に満足しているか」という質問には、既婚者の20.0%が「大変満足している」と答え、「満足している」も49.1%だった。「不満を感じる」は7.2%、「非常に不満を感じる」は4.4%となった。また既婚者に「結婚していて思うこと」を尋ねると、「子どもを持てた」(70.0%)、「家族ができた」(67.1%)、「安らげる場所ができた」(45.1%)など肯定的な感想が上位に並んだ。男女で差が顕著だった意見は、「経済的な安定を得られる」(男性19.5%、女性43.8%)と「家事の負担が増えた」(男性7.4%、女性31.4%)だった。  「何歳で結婚したいか/したかったか」を聞くと、未婚者の平均は34.0歳で既婚者の平均は27.0歳となった。未婚者が結婚しない理由は「結婚したいが相手がいない」が一番多く39.7%。次いで「経済的に十分な生活ができるか不安なため」(26.4%)、「自分ひとりの時間が取れなくなるため」(22.0%)、「うまく付き合える自信がないため」(19.0%)と続く。 「結婚相手に求める条件」は、「一緒にいて気が楽」(68.3%)、「価値観が近い」(67.8%)、「一緒にいて楽しい」(53.1%)で、「結婚生活を始めるのに必要だと思う夫婦の合計年収」は「400〜500万円未満」(19.3%)が一番多かった。  「夫婦円満のために努力していること/すべきこと」という問いには、「できるだけ一緒に食事をする」(49.3%)が最も多く、「一日一度は必ず直接話す」(47.3%)、「相手の意思を尊重する」(45.7%)、「挨拶をする」(41.0%)がいずれも4割を超えた。結婚に満足はしていても多くの人は日々の努力を忘れてはいない様子。これから結婚を考えている人は、結婚する?それともしない?

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「容姿」は二の次にも入らない? 性格、年収についで大切な結婚条件は?

「容姿」は二の次にも入らない? 性格、年収についで大切な結婚条件は?

 高学歴、高収入、高身長のいわゆる“三高”が結婚相手の理想なんていわれたのは、遠い昔のバブル時代前後。イマドキの女性たちが一緒に人生を歩むパートナーに求めるものは? 結婚相談所「楽天オーネット」(東京)が「結婚と子供に関する意識調査」を実施したところ…。 調査は、26歳〜34歳の男女計224人を対象に実施。まず、「あなたは結婚したいですか?」と聞いたところ、65.2%が「はい」と回答。将来「結婚したい」と考える男女に、理想の子どもの人数を尋ねたところ、2人以上と答えた人の合計が7割を超えた。 さらに、子どもが欲しい女性に結婚相手に求めること(複数回答)を聞いたところ、1位は「性格」(81.4%)。長く一緒に暮らすんだもの、やはりこれがトップに来るのはうなずける。2位は現実的な視点からの「年収」(48.6%)。そして、3位は「家事・育児への積極性」(41.4%)だった。「家事・育児への積極性」は、一緒に暮らしたり子どもが生まれてから相手の真の姿が見えてくることも多いから、結婚前に確実に見極めることは簡単ではないかもしれないけれど…。 ちなみに4位以下は、「共通の趣味」(30.0%)、「容姿」(18.6%)、「職業」(15.7%)。 容姿を選んだ人は2割に満たなかったけれど、相手の人間性にほれたら、すべてがかっこよく見えるものだよね。

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大賞は日本古来の食事スタイルの… トレンド料理ワード大賞

大賞は日本古来の食事スタイルの… トレンド料理ワード大賞

 毎年、いろいろな料理やスイーツ、調味料が話題となるが、2017年上半期に最も注目された料理は何だろう?料理ブログのポータルサイト「レシピブログ」は、2017年上半期のトレンド料理ワード大賞を発表した。ランキングは、2016年12月〜2017年5月までのレシピブログの約97万件のレシピデータに対し、毎月ユーザーが検索したキーワードの集計をもとに、上半期に急上昇したワードをレシピブログ編集部が選定したもの。 大賞を見事に受賞したのは、料理研究家の土井善晴氏が提唱する日本古来の食事スタイル「一汁一菜」。ごはんを中心にした、汁一品、菜一品だけのシンプルな食のスタイルのことで、土井氏の著書『一汁一菜でよいという提案』(グラフィック社)はベストセラーとなった。 2位は、短時間でおいしく煮込み料理ができる電気を熱源とした「電気圧力鍋」。大手家電メーカーではないシロカやTOHOなどからも、低価格でコンパクトなラインナップが出ている。3位は「ガトーインビジブル」。フランス発祥の断面が層になったケーキのこと。お菓子本も刊行され、その断面の美しさにSNSで真似をする人が続出した。4位以下は下記の通り。4位 デビルサンド5位 白崎裕子(料理研究家)6位 ワックスペーパー7位 家事えもん8位 無限ピーマン9位 カーリーポテト10位 マルチチョッパー

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父親の家事育児時間は増えたけど… 8割は就業時間に変化なし

父親の家事育児時間は増えたけど… 8割は就業時間に変化なし

 子どもの誕生をきっかけに、家事・育児を積極的に担いたいと考えるお父さんが増えているようだが、働き方はあまり変わっていない? 「父の日」を前に、リクルートコミュニケーションズが全国の20〜50代の子どもがいる男性190人を対象に、「家事・育児参加状況のアンケート」を行った。子どもの誕生をきっかけに家事・育児の時間が増えたかどうかについては、多い順に「増えた」(62.6%)、「変わらない」(34.7%)、「減った」(2.6%)という結果に。6割を超えた「増えた」人の理由は、「子どもの誕生により妻の負担が増えたため、分担する必要があると感じた」(33.6%)、「子どもに向き合う時間を確保したいから」(30.3%)という積極的な理由が3割を超えた。そのほか、「妻の要望に応じて」(11.8%)、「特に意識せず自然と行っていた」(11.8%)、「男性も家事・育児を行うのが当然だと思うから」(10.9%)などが並んだ。  具体的に1日あたりどれぐらい増えたのだろう。まず平日は「1時間」がトップで46.7%。次いで「2時間」(19.6%)だった。休日は「2時間」がトップで30.4%、「3.5時間以上」が27.2%。お父さんたちは休日も頑張っているようだ。一方、「子どもの誕生により就業時間の長さに変化があったかどうか」については、「変わらない」が全体の82.6%、「増えた」は11.6%、「減った」は5.8%だった。家事・育児を行う時間が増えた人の中だけで見ても、就業時間が「変わらない」と答えた人は8割超(80.7%)。一方、家事・育児を行うことで働き方や仕事の成果として現れた変化(複数回答可)を聞いたところ、全体でも、家事・育児を行う時間が増えた人の中でも「仕事のモチベーションが上がった」と答えた割合が一番多く、それぞれ27.4%、37.0%だった。 さらに、職場に「育児休暇」(会社が独自に定める特別休暇、1カ月未満の短期間取得できる)制度があったら取得したいかどうかについては全体の40.5%、家事・育児を行う時間が増えた人の49.6%が取得したいと答えた。家族のために家事・育児も仕事もこれまで以上に頑張りたいと思うお父さんたち。ぜひ「働き方改革」が進んで希望する人が育児休暇などを取りやすい環境になってほしいものだ。

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単身赴任、あなたは「うれしい」派?「寂しい」派? 自由と引き換えに最も苦労していることは…

単身赴任、あなたは「うれしい」派?「寂しい」派? 自由と引き換えに最も苦労していることは…

 「単身赴任」は、赴任するサラリーマン(ほとんどは男性)、離れて暮らす家族の双方に負担がかかるもの。1人暮らしによるリスクもある。切ないイメージの一方で、単身赴任を喜ぶ男性もいるようだ。フジッコが30歳〜59歳までの単身赴任経験のある男性、ない男性それぞれ250人を対象に行った「単身赴任に関する実態調査」の結果を見てみよう。 まず、単身赴任に対して「寂しい」、「うれしい」のどちらを感じるか質問。71.4%が「寂しい」と回答している一方で、28.6%が「うれしい」と答えた。「うれしい」理由の最多は「羽を伸ばして遊べるから」で43.4%。以下、「色々なところに住んでみたいという願望があるから」(23.8%)、「帰宅時間を制限されないから」(11.9%)、「お金をある程度自由に使えるから」(10.5%)と続く。「自分の時間が持ちたい」と考えている男性も意外に多いのかもしれない。一方、「寂しい」理由の最多は、約6割(59.9%)の人が答えた「子どもに会えないから」。2位の「妻に会えないから」(22.4%)と3倍近い差がつく結果だった。やはり子どもの存在は大きいようだ。単身赴任中に最も寂しかったことのエピソードにも、「出産に立ち会えなかった 。また、生後9カ月まで月一程度しか会えなかった」、「子どもが小さい頃顔を忘れられた」「子どもの入学式に参加できなかったこと」など切ない声が寄せられている。しかし、父親が離れて暮らしているということは、母親はいわゆる「ワンオペ育児」状態になっているケースも。こちらも忘れてはならない。 単身赴任中に苦労したこと(苦労しそうなこと)を質問したところ、1位「日々の食事」、2位「洗濯」、3位「掃除」、4位「病気の際の養生」。離れて初めて痛感する家族、特に妻の存在の心強さもあるのではないだろうか。妻による家事で最も恋しいと思ったこと・恋しくなると思うことを質問したところ、「掃除」(6.4%)、「洗濯」(6.0%)などよりも、「手料理」(54.8%)が多かった。食事については、単身赴任中の人の4割弱が「自炊」をしていたが、残りの6割は、「片づけが面倒」、「時間がかかり、おいしくない」、「帰りが遅く自炊する時間がない」などの理由から自炊をしていなかった。 調査を行ったフジッコでは、日々頑張る全国の単身赴任者を応援するべく、「愛の単身赴任手当キャンペーン」を実施中。単身赴任者は、全国各地で頑張る単身赴任の同志へメッセージを、そうでない人は単身赴任中の人を応援するメッセージを投稿することで応募が完了する。1等:50万円×1人、2等:10万円×2人、3等:1万円×30人と、総額100万円が当たるキャンペーンだ。あらにWチャンスとして、単身赴任者の心強い味方「おばんざい小鉢3種セット(切干大根/うの花/ひじき煮)」を100名様にプレゼントする。詳細はキャンペーンサイトで。

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「自分時間」が取れているママはどれくらい? 最も時間がないのは・・・

「自分時間」が取れているママはどれくらい? 最も時間がないのは・・・

 自分のための時間がとれないと悩んでいる、ママはいないかな。でも、それはあなただけではないかも。ハグカム(東京)は、ニフティと共同で「ママの“自分時間”」についてのアンケート調査を行った。ハグカムの子どものためのオンライン英会話『GLOBAL CROWN』、ニフティによる、写真で子どものプリント整理をする『おたよりBOX』、スーパーマーケットの特売品を使った献立メニューを提案してくれる主婦向けチラシサービス『シュフモ』のユーザーで、小学生以下の子どもを持つ女性500人(以下、小学生以下のママ)と、中学生以上の子どもを持つ女性500人(以下、中学生以上のママ)、計1000人が対象。  「1日のうち、自分の時間が足りないと感じていますか?」という問いに対しては、足りないと感じているママは全体の65.1%。特に小学生以下の小さい子どもをもつママは、80.0%が「自分の時間が足りない」と回答。これは、中学生以上の子どもをもつママと比べて29.8ポイント高い結果だった。1日のうちどのくらい自分の時間があるか聞いたところ、44.8%のママたちが「1時間以内」と回答。小学生以下のママの“自分時間”はより少なく、65.0%が「1時間以内」という結果。子どもが赤ちゃんや(保育園や幼稚園に通っていない)未就園児であれば、自分の時間は「ほとんどない」というのが実感だろう。  家事や育児で手間ひまがかかっていると思うことを複数回答で答えてもらったところ、家事では「料理や後片付け」(26.7%)、育児では「子どもの送り迎え」(8.1%)がトップ。中でも、小さい子どもをもつママは中学生以上の子どもを持つママに比べて、「子どもの送り迎え」、「子どもの勉強サポート」、「子どものプリント整理」など、育児に関する面でも手間を感じている様子がうかがえる。逆に、中学生にもなるとこのような手間は格段に減るということだ(もちろん、思春期の子どもに接するという新たな大変さが出てきているケースもあるだろうが)。  スマホやタブレットを使った家事育児の効率を図るサービスを利用しているママたちでも、なかなか自分時間は十分には作れていない。逆にだからこそ、いかにして育児や家事を効率化させるか、工夫しているのかもしれない。

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共稼ぎ夫婦の家事分担 金額に換算すると相手からの評価はなんと・・・!

共稼ぎ夫婦の家事分担 金額に換算すると相手からの評価はなんと・・・!

 ダブルインカム、共働きの家庭で問題になるのは、やはり家事の分担。妻と夫はお互いの分担にどの程度、満足しているのだろうか。保険ショップ「保険クリニック」(東京)は、共働きで家事を分担している男女各250人を対象に、家事の分担方法についてのアンケート調査を実施した。 家事をどのように分担するかについては、約6割が「内容ごとに分担」と回答。分担の決め方については「自然と決まった」が約4割でトップ。次いで「手が空いている方がする」が24.0%、「話し合い」は17.6%に過ぎなかった。 家事別の分担で、妻の割合が高いのは「お弁当作り」(89.4%)、「食事作り」(79.9%)、「洗濯ものたたみ」(74.8%)、夫の分担は「ゴミ出し」(63.3%)、「風呂掃除」(52.0%)、「子供の送り」(37.5%)の順となった。全体の分担割合は、「夫」が33.4%、「妻」が66.6%。まだまだ、家事は共働きでも妻が中心の様子がうかがえる。家事分担の満足度については、男女とも約65%の人が満足していると回答している。 さて、家事について、金額換算した場合、「いくら」が妥当なのだろう? 自己評価と配偶者評価を聞いてみたところ、それぞれ最も多かったのは、夫の家事は自己評価1万円、妻からの評価1万円、妻の家事あ自己評価10万円、夫からの評価5万円。夫からの妻の家事に対する評価と、妻の自己評価には2倍の開きがあった。 家事の分担で、食事に関する項目は圧倒的に妻が多いことから、夫にしてほしくないのかと思いきや、料理は妻が相手に「して欲しい」、「して欲しくない」でともに3位。ちなみに、相手に家事で「して欲しい」、「して欲しくない」と思っているのは夫も妻の「なし」が1位だった。 最後に、家計の分担方法については、「2人の収入は1つで管理、生活費・固定費・小遣い・貯蓄などに振り分け」(50.2%)が抜きん出た1位となっている。

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自由に使えるのは月5万 家事の平均時間は…

自由に使えるのは月5万 家事の平均時間は…

 昨年に比べて減った、と回答した人は2割。ひと月に自由に使える金額だ。日本生命保険相互会社が実施した「あなたの家庭」についてのアンケート調査で、全体の平均金額は51,755円だった。 回答者数は20,120人(男性11,319人、女性8,801人)。女性が家事をする時間は、1日111.7分、男性はその4分の1の27.8分だという。もっとも、30〜40代の男性の半数は「家事をする時間を増やそうと思う」と前向きだ。 子供に関する質問では、見習ってほしい著名人が1位から順にイチロー、羽生、錦織、五郎丸、そして浅田真央選手と、軒並みスポーツ選手。経験してほしいスポーツの1位は、水泳だった。

暮らしのコト
食器洗いの価値は年間146万円!? 家事全般なら389万円!

食器洗いの価値は年間146万円!? 家事全般なら389万円!

 掃除に洗濯、食事作りに洗い物。1日にこなさなければいけない家事は多い。しかも、毎日やらなければいけないから、1日サボるとさらに大変なことになる。パナソニックが20〜50代の女性に「食器洗いに費やす時間とその価値」についてアンケート調査を行ったところ、日々の食器洗いの頻度は「1日に2回以上」の人が91.4%と大半で、1回あたりの所要時間は平均19.4分、年間で14,162分(約236時間!)もの時間を費やしていることが分かった。 そして、「食器洗いから解放されるとしたら、1回あたりどのくらいの金額を支払いたいか?」という質問には平均額が2,005円。つまり、食器洗いから解放されることに、年間では約146万円分の価値があるという結果に! 食器洗いで不満・負担に感じるポイントとしては、「面倒に感じる」が87.1%で最も多く、「時間がかかる」が80.0%、「洗う量が多いと憂うつになる」が75.7%だった。つい後回しにしてしまい、たまってしまうという意見もあった。また、「炊事や掃除などを含めた家事全般から1日解放されることの価値を金額に換算するといくらくらいか」という問いには、平均額が10,678円。これを年間ベースに換算すると約389万円にもなる! 日々のことだけに家事の負担は大きく、ストレスに感じている女性もいるはず。家事労働の対価を男性諸君にはもっと理解してほしいものだ。

夫以外にトキメく相手?  ママ白書2015

夫以外にトキメく相手?  ママ白書2015

 朝いちばん早起きをして朝食の支度。パパを送り出し、子どもに朝食を食べさせて登園。息つく間もなく、午前中は家事をこなして、ささっとランチを済ませる。夕方、子どもがテレビタイム中に夕食を作って、パパの帰りを待つことなく夕食。子どもをお風呂に入れて夜9時には寝かしつけ。その後12時までがママのフリータイム。そんな大忙しな日常が浮かび上がったのが、ママ雑誌「Como(コモ)」(主婦の友社)の「イマドキmama白書2015」。忙しくても、毎日夫との会話時間は60.2分確保していることが分かった。 LINEでこまめに連絡を取り合うなど、イマドキな手段でコミュニケーション時間を確保しているらしい。でも、夫以外にときめく相手がいると答えたママが13%。もっとも、その“お相手”は、「戦隊ヒーローの若手俳優」「スイミングコーチの肉体にくぎづけ」「幼稚園の男性教諭(目の保養)」など、かなりほのぼの。料理にかける時間は 朝・15.5分、昼・16.7分、夕・45.5分。このほかにも、ママ友の人数やママ会の頻度、子供にのぞむ職業などが集計されている。続きはComo8月号で。特別定価:680円(税込み)。

7割の夫婦が満足  ポイントは会話と育児

7割の夫婦が満足  ポイントは会話と育児

 長年一緒にいれば、いろいろあるのが夫婦だけれど、それでも7割の夫婦が「夫婦関係に満足している」ことがブライダル総研の調査で分かった。 夫婦満足度が高い夫たちは、そうでない人に比べて「1時間以上の夫婦2人での会話」や「家族との会話」をする回数が、全年代を通じて多い。妻の方では「夫婦や家族で、仕事の後や休日に一緒に遊んだり、趣味を楽しむ」回数がやはり多かった。また若年層では、「夫の育児参加」や「夫の家事参加」の回数が多いという妻たちの満足度が高かった。よく会話し、育児も家事も協力し合う。当然のことだが、それが満足度を上げているという素直な結果だ。 ちょっと気になるのは、全体でみると、2012年と比べて満足の割合が夫は減少、妻は微増していること。例えば、「配偶者と一緒にいると、緊張したり、気が重たくなる」という夫が増えているのに対し、妻側では、「コミュニケーションは十分にとれている」「配偶者に自分の考えや悩みについてもよく話している」などの項目が増えている。逆に「別居、離婚をしたい」と思ったことがある夫は16.1%なのに対し、妻は27.0%。いろいろ“齟齬“があるのは人間らしい証拠。そんな時は、基本的なことだけれど、やっぱりよく話し合ってみるのがいちばんよさそうだ。

育児はしたいけど……  父親たちの事情

育児はしたいけど……  父親たちの事情

 子育てをする父親にことさら「イクメン」という名前がつけられ、注目されている昨今。男性たちが、家事・育児に関わりたいという意欲がここ9 年間で増加していることが、ベネッセホールディングス(岡山市)の調査で分かった。2005 年の47.9%に比べ、2014 年は58.2%と、10.3 ポイントの増加だ。 もっとも実態を子細にみると、ごみを出す、食事の後片付けをするなどは若干増加しているものの、他の家事・育児ではほとんど変化はなく、逆に「子どもとの接し方に自信がもてない」という父親の比率が増えていた。仕事からの帰宅時間が21 時台以降と回答する男性の割合が、依然約4割を占めており、子育てに関わりたいと思っていても、早く帰ることができず、子どもに接する機会を持てない父親の姿が浮き彫りになった。

お風呂掃除は週何回?  担当するのは妻?夫?

お風呂掃除は週何回?  担当するのは妻?夫?

 これからの梅雨の季節は、カビや湿気との“闘い”の時期でもある。中でも水回りは毎日掃除をしていても汚れるから、注意が必要だ。プラネット(東京)がお風呂掃除について男女5,506人に調査したところ、「ほとんど毎日」している人は3人に1人の33.9%。

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