「出産」

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夫は出産に立ち会うべき? 若い男性は前向きだが、女性は・・・

夫は出産に立ち会うべき? 若い男性は前向きだが、女性は・・・

 ひと昔前は、妻の出産を扉の前で待つ夫たちが多かったが、ここ数十年、彼らは次第に分娩台の横にその場所を移してきた。子育てだけでなく、出産の時から妻と一緒に苦労を分かち合う立ち会い出産。「夫婦関係調査2017」によると、若い世代は、女性よりも男性の方が立ち会い出産に前向きなようだ。 調査を行ったのはリクルートマーケティングパートナーズ(東京)が運営するリクルートブライダル総研で、対象は20〜60代の既婚男女。出産には必ず夫も立ち会うものだ、と考える人は、全体で24.9%と、約4人に1人。男女別にみると、男性では33.5%で、女性はそれより少ない17.9%。年代別にみると、男性では20代(42.2%)、30代(43.2%)が多く、40代(37.5%)、50代(35.4%)、60代(21.8%)と世代が上がるに従って立ち会うべきと考える人は減っていく。 女性も20代(35.5%)、30代(21.9%)、40代(18.8%)、50代(18.4%)、60代(10.4%)と、年代が上がるに従い減っていくのは同じだが、立ち会うべきと考える人の割合は、男性より総じて少なかった。 「イクメン」が増えている時代を象徴するようなデータだが、男性のほうが立ち会い出産に前向きなことについて女性たちは正直どう思っているのだろう。

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“一生涯”“定年まで”働きたいという女性が半分以上 その理由は?

“一生涯”“定年まで”働きたいという女性が半分以上 その理由は?

 結婚や出産・育児などの生活環境の変化で、どうしても働くことへの意識も変わりがちなのが女性。どんな目的でいつごろまで働きたいと思っている人が多いのだろう? エン・ジャパン(東京)は、女性向け求人情報サイト「エンウィメンズワーク」上で「働く目的」をテーマにアンケートを行い、20〜40代の女性630人から回答を得た。 まず、 「働く目的が変化したと感じたタイミングがある」と答えた人は全体の、62%。変化したきっかけについては、未婚女性は「転職」(48%)、既婚女性は「結婚」(49%)や「妊娠・出産」(47%)といったライフイベントが上位に挙がった。具体的には「転職によって環境が変わり、働く意味を考えるようになった」、「これまで自分のために働いていたが、結婚をして働く目的が家計を助けるために変わった」などのコメントが寄せられた。 働く目的(3つまで選択可)については、未婚女性は「収入を得て経済的に自立するため」がダントツトップで88%。「社会とのつながりを感じるため」(30%)、「収入を得て家族を支えるため」、「人生経験を積むため」(ともに25%)、と続いた。既婚女性では「収入を得て家族を支えるため」(71%)がトップ。「収入を得て経済的に自立するため」(50%)、「社会とのつながりを感じるため」(41%)と続いた。未婚・既婚ともに、収入を得ることが最大の目的だった。 さて、みんな いつ頃まで働いていたいと思っているのだろう? 未婚者は1位「一生涯」(33%)、2位「定年まで」(22%)。既婚者は、1位「一生涯」(38%)、2位「定年まで」(26%)。「一生涯」、「定年まで」と答えた割合は、既婚者のほうが若干高くなっている。結婚や出産・育児でそれまでと同じように仕事を続けることが難しくなる女性も少なくないと思われるが、このアンケート結果には、長く働き続けたいという女性の意思が反映されている。理由には、「教育費用を稼ぐため」、「子育ての時以外は思ったより時間があるから」などが多かったという。子育てにお金がかかることもあるし、復職や仕事と子育ての両立の大変さはあっても、山を越えれば「やっぱり仕事を続けていてよかった」と振り返る人も多いのかも。

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出産時の痛みってどんな感じ? 出産に関して1000人に聞きました

出産時の痛みってどんな感じ? 出産に関して1000人に聞きました

 女性にとって大きなイベント、出産。ゲンナイ製薬(東京)が、最近5年以内に第一子を出産した20歳〜44歳の既婚女性1000人に対し「出産に関する調査」を実施した。 まず、出産に向けて、夫婦で話し合って決めたことを質問すると、「出産の立ち会いについて」が最も多く67.2%、ほぼ差がなく「ベビー用品について」が61.5%、「出産する場所について(産院や里帰りなど)」が61.0%と続く。出産前のイベントを行ったかどうかに関しては、戌の日に行う安産祈願の「帯祝い」を10人のうち6人以上が実施。安産を願うために古来からの風習を行う夫婦が多いようだ。 産院・産婦人科選びで重視したことを聞いたところ、「自宅・実家からの距離が近い」が最も多く60.7%、次いで、「院内施設がきれい」が37.2%、「出産一時金の直接支払い制度に対応している」が28.0%で、自身の検診や家族の来院を考えてか、利便性を第一に考える傾向がある。 第一子出産の際に行った出産方法では、「普通分娩」が71.6%、「無痛分娩」が4.2%、「帝王切開」が16.7%。それを誰と決めたか聞いたところ、「夫」が最も多く47.3%、次いで、「産院・産婦人科の先生」が24.1%、「両親」が9.8%となったが、「自分ひとりで決めた」という人は31.9%もいた。 一方、出産の際に、夫に立ち会ってほしいと思ったか聞いたところ、「はい」66.5%、「いいえ」33.5%と3人に2人が希望。その比率は若い世代ほど高く、20代では4人のうち3人が希望したのに対し、40代は半数にとどまった。ただ、実際に夫が立ち会った割合は56.2%で希望がかなわなかった人が結構いる。仕事の都合などを考えれば、仕方がないのかも・・・。 さて、出産といえば避けて通れない陣痛。これについて、どんな痛みだったか声を拾うと、「生理痛の100倍くらいの痛み」や「生理痛の悶絶バージョン」など、生理痛をひどくしたような痛みといった回答が多かった。このほか、「お腹のなかを雑巾絞りされているような痛み」、「お腹の中を刃物でグルグルかきまわされているような痛み」、「トンカチで子宮を叩かれているような痛み」、「腰をドリルでえぐられているような痛み」、「ハンマーで殴られて腰が砕けるような痛み」、「腰をチェーンソーで切られるような痛み」、「気が遠くなるような痛み」や「この世の終わりかと思うような痛み」、「これまで経験したことのない痛み」などなど。だからこそ、産まれた赤ちゃんはとても愛おしくなる!

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育休明けの女性を支援する 公開型研修 本人向けと上司向けを開催

育休明けの女性を支援する 公開型研修 本人向けと上司向けを開催

 出産・育児による休職を経て、勤務時間を短縮して働く女性社員は、ますます増加していく傾向にある。彼女たちに継続的に能力を発揮してもらうことは、企業の大きなテーマの一つだ。そのためには、本人たちのみならず、上司による支援をいかに引き出していくかも重要だろう。 そこで、リクルートマネジメントソリューションズ(東京)は、育児休職明けの女性社員とその上司を支援することを目的に、研修コースの提供を3月から開始する。育休後コンサルタントの山口理栄氏を講師に迎えた、3時間の公開型研修。本人向けサービスは、継続的な活躍に向け、復職後の不安やストレスの早期解決を図る一方、上司向けサービスは、育児中の社員への適切なマネジメントのポイントを学ぶ。開催場所は東京・有楽町で、受講費用は15,000円(税別)。詳細・申し込みは下記サイトから。【女性用】育休復職後の時短勤務の心構えと働き方〜自分らしく、成長し続けるために〜【管理職対象】育休復職者・時短勤務者の“上司としての”心構えとポイント

“2分に1人”の意味 国連総会に向け高校生の動画

“2分に1人”の意味 国連総会に向け高校生の動画

 人にとって、想像する、というのは、たぶん一番難しいことかもしれない。経験したことがないことを文字で読んだり、話を聞いたりしても、そこで生まれる痛みや喜びは“想像上”のものだからだ。頭で理解はできても、皮膚感覚を伴わない。それが遠くの出来事ならなおさらだ。中でも難しいのが、他人の痛みや哀しみを想像することだろうか。例えば、妊娠、出産を男性が想像してみること。その苦しみを、未経験の女性が想像してみること。望まない妊娠に耐え、出産で命を落とす女性の思いを、健康なすべての人が想像してみること。 実際に、今、世界では、2分間に1人の女性が妊娠・出産のために亡くなっている。1日に800人だ。伝統的な慣習や国の施策によって、子供を産む、産まないというごく基本的な決定権すら持ち得ない女性たちがいる。必要な知識や医療へのアクセスがなく、危険な中絶や、出産時の大量出血などによる死亡、産後の合併症などで健康な生活を奪われ、貧困から解放されない女性たちがいる。だが、こういう文章を読んでも、皮膚に棘は刺さらない。 ここに、高校生たちが自ら演技して、その皮膚感覚をつかもうとした動画がある。2分に1人が亡くなっていくということがどんなことなのか、静かな表現ながら、心にのしかかる、そんな説得力をもって“再現”した。 午後2時に始まった「保健体育」の授業。主題は妊娠と出産だ。先生が身近な例を挙げながら説明を始め、時計は進む。男女合計25人のクラスだが、“事”は静かに起きていく。2分に1人ずつ、女子生徒が机に一輪の花を置いて教室を出ていくのだ。授業中に席を立って行ってしまう女子たちの背中を、不思議そうに目で追う男子生徒たち。クラスの半数、13人いた女子生徒全員がいなくなるのに、たったの26分しかかからない。 今年9月、ニューヨークで開かれる国連総会は、2000年のミレニアム開発目標に続く、今後15年の世界目標を決める重要な会議になる。性と生殖に関する健康について活動する世界最大級の国際NGO「国際家族計画連盟」(IPPF)は、この会議に向けて「I decide-私の未来は私が決める」というキャンペーンを実施、すでに全世界で32万人以上の署名を集めている。このビデオは、日本でも多くの署名を集めたいとの思いを形にしたものだ。 動画は2分49秒。この動画を見ているほんの短い間に、どこかでまた1人の女性が、無念の死をとげている。「I decide−私の未来は私が決める」WEBムービーURL:http://youtu.be/fzk2KKMpU14https://www.youtube.com/watch?v=fzk2KKMpU14&feature=youtu.be

日本トイザらス、出産準備ブック「Are you ready, mom?」を創刊

日本トイザらス、出産準備ブック「Are you ready, mom?」を創刊

 玩具とベビー用品の日本トイザらス(川崎市)は、同社初となる、プレママのための出産準備ブック「Are you ready, mom(アーユーレディ、マム)?」を創刊し、全国のトイザらス、ベビーザらス店頭や産婦人科医院などで無料配布を始めた。 「Are you ready, mom?」は、妊娠中の女性が、妊娠から出産後まで、自身の心や体調の変化、ベビーの成長に応じて、より楽しくスムーズな出産・育児準備を進められるようサポートするためのカラー64ページの冊子。メンタルケアやボディケアのアドバイスをはじめ、適切なタイミングで必要な商品を購入するためのアクションプラン、商品選定に役立つポイント、助産師や先輩ママからのコメントなど、出産・育児に関するさまざまな情報を提供するとともに、マタニティグッズ、ベビーカー、チャイルドシート、抱っこひも、寝具・お部屋グッズ、新生児衣料、授乳グッズ、おむつグッズ、バスグッズなど、世界中から厳選した330点以上のマタニティ・ベビー用品を紹介している。必需品の買い忘れを防ぐ「出産準備リスト」も備えており、一冊常備するだけで、初めて出産を迎える人でも、安心して必要な商品をそろえられるという。 また、同ブックには、ベビー用品や育児に関する専門知識を豊富に持ったベビーズ・スペシャリストが、出産予定日や予算、ライフスタイルなどに合わせて出産準備品を個別に案内するベビーザらス店舗限定のサービス「プレママ・ストアツアー」(参加無料・予約制・購入不問)のほか、買い物時にポイントが加算される「トイザらス・ベビーザらス ポイントカード」(入会費・年会費無料)、外出が困難な時期や近くに店舗がない場合も買い物が可能な「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア」など、トイザらス、ベビーザらスでのショッピングを、お得で便利に楽しむための情報も多数掲載している。 なお、「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア」では、「Are you ready, mom?」のデジタル版も用意しており、パソコンやスマートフォンの画面上で、ブック内の商品をクリック、またはタップすると、オンラインストア内の該当商品ページに移動し、より詳細な商品情報を見たり購入したりできる。 ●トイザらス・ベビーザらス オンラインストアhttp://www.toysrus.co.jp/?utm_medium=pr&utm_source=externalpr●「Are you ready, mom?」デジタル版http://www.toysrus.co.jp/ecatalog/premama/book_swf.html