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“一生涯”“定年まで”働きたいという女性が半分以上 その理由は?

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(OVO オーヴォより)

【図1】これまでに「働く目的が変化した」と感じたことはありますか?

結婚や出産・育児などの生活環境の変化で、どうしても働くことへの意識も変わりがちなのが女性。どんな目的でいつごろまで働きたいと思っている人が多いのだろう? エン・ジャパン(東京)は、女性向け求人情報サイト「エンウィメンズワーク」上で「働く目的」をテーマにアンケートを行い、20〜40代の女性630人から回答を得た。

まず、 「働く目的が変化したと感じたタイミングがある」と答えた人は全体の、62%。変化したきっかけについては、未婚女性は「転職」(48%)、既婚女性は「結婚」(49%)や「妊娠・出産」(47%)といったライフイベントが上位に挙がった。具体的には「転職によって環境が変わり、働く意味を考えるようになった」、「これまで自分のために働いていたが、結婚をして働く目的が家計を助けるために変わった」などのコメントが寄せられた。

働く目的(3つまで選択可)については、未婚女性は「収入を得て経済的に自立するため」がダントツトップで88%。「社会とのつながりを感じるため」(30%)、「収入を得て家族を支えるため」、「人生経験を積むため」(ともに25%)、と続いた。既婚女性では「収入を得て家族を支えるため」(71%)がトップ。「収入を得て経済的に自立するため」(50%)、「社会とのつながりを感じるため」(41%)と続いた。未婚・既婚ともに、収入を得ることが最大の目的だった。

さて、みんな いつ頃まで働いていたいと思っているのだろう? 未婚者は1位「一生涯」(33%)、2位「定年まで」(22%)。既婚者は、1位「一生涯」(38%)、2位「定年まで」(26%)。「一生涯」、「定年まで」と答えた割合は、既婚者のほうが若干高くなっている。結婚や出産・育児でそれまでと同じように仕事を続けることが難しくなる女性も少なくないと思われるが、このアンケート結果には、長く働き続けたいという女性の意思が反映されている。理由には、「教育費用を稼ぐため」、「子育ての時以外は思ったより時間があるから」などが多かったという。子育てにお金がかかることもあるし、復職や仕事と子育ての両立の大変さはあっても、山を越えれば「やっぱり仕事を続けていてよかった」と振り返る人も多いのかも。

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