「九州・沖縄」

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佐世保の銘菓・九十九島せんぺい 65周年記念キャンペーン

佐世保の銘菓・九十九島せんぺい 65周年記念キャンペーン

九十九島グループ(長崎県佐世保市)の代表商品である九十九島せんぺいは、1951年に「佐世保の名物となるような菓子をつくりたい」という創業者の思いから誕生した。2016年に65周年を迎えるのを記念し、キャンペーンを7月1日から開始する。      佐世保の銘菓・九十九島せんぺい  九十九島せんぺいは、パリッとした独特の食感と香ばしさが特徴。土産品やお茶菓子、贈答品として愛されてきた。国際的なコンクール「モンドセレクション」の最高金賞を7年連続で受賞している。プレゼントキャンペーンでは、九十九島せんぺいについている応募シールを2枚集めて応募すると長崎の逸品が当たる。賞品は長崎和牛(A5ランク約800g)、長崎東浜(東浜一風干し干物セット)、長崎県産米(にこまる10kg)、五島うどん(地獄炊きセット)が各50人に贈られる。またWチャンス賞として同社のモンドセレクション最高金賞受賞3品アソートが65人に当たる。実施期間は2016年7月1日から10月31日。対象商品は九十九島せんぺい1080円以上の商品(18枚入、24枚入、36枚入、48枚入、60枚入、Retro)。応募シール2枚を一口として、専用応募ハガキ(市販のハガキも可)で応募する。九十九島せんぺいRetroは佐世保市の九十九島一帯が西海国立公園に指定された当時の昭和30年代のパッケージを再現した復刻版。長崎地区数量限定で販売している。

未成線トンネルでハム熟成 →人気グルメに!

未成線トンネルでハム熟成 →人気グルメに!

[めんたいワイド- 福岡放送] 2016年6月16日放送の「メンタイLIVE!」のコーナーでは、佐賀県唐津市にある「唐津くん煙工場」から中継されました。この「唐津くん煙工場」のこだわりハムやソーセージは大人気で、贈り物に使うという人も多いそうです。唐津城(Takeshi KOUNOさん撮影、flickrより)一風変わった「粉雪サラミ」ここのハムやソーセージは、スーパーなどで買うものとは違い、周りをカマンベールチーズのように白カビをまとわせた「粉雪サラミ」(1本648円)といったちょっと変わったものもありました。粉雪サラミは周りを白カビで覆うことで、肉のうま味が凝縮されるそうです。ちなみに、1番の人気商品のため、6か月待ちなんだとか。その他、豚ヒレを使ったヒレハムなども大人気です。トンネル熟成のメリットは?「唐津くん煙工場」のハムは、旧国鉄が通るはずだったトンネルを利用し、トンネル内でハムやソーセージを熟成しているそうです。トンネル内で熟成するのには理由があり、湿度・温度の変動が少なく、温度管理で使う電力を削減できるそうです。湿度・温度管理のために空調設備を使うと、電力だけではなく空調設備から出る熱もあり、それをまた冷やさないといけないということもあり、温度管理にばかり手がかかるのですが、トンネル内だとその分、ハムやソーセージに手をかけることができるため、美味しい極上のものができるそうです。このお店、以前他の番組でも取り上げられていましたが、かなりの美味しさでずっと売り切れが続いていたようです。ようやく取り寄せも可能になったようなので、1度自分へのご褒美で取り寄せて食べてみたいなと思いました。(ライター:ぴよこ)

嘉麻市の「道の駅」で味わう! 絶品たまご&ソフトクリーム

嘉麻市の「道の駅」で味わう! 絶品たまご&ソフトクリーム

[めんたいワイド- 福岡放送] 2016年6月9日放送の「ラッキーワゴンの旅」は福岡県嘉麻市エリアのラッキースポットや気になるお店を紹介しました。1か所目は「道の駅 うすい」。嘉麻市の特産物や地元の野菜が揃う人気の道の駅です。      道の駅うすい(みんとさん撮影)  味が濃いと評判の「命水卵」嘉麻市で美味しい卵と有名な「命水卵(めいすいらん)」はエサ・水・環境・自然にこだわっています。「小次郎の里」という直売店で販売されていて、ここではレストランも併設しているため食べることも。この「命水卵」は道の駅うすいでも取り扱っているため、購入する人も多いそうです。「小次郎の里 命水卵」は、400円と少し割高ですが、卵かけごはんにして食べると違いが分かるそうです。卵の味が濃く、臭みもないためプリンやシュークリームといった加工品にして販売もされており、こちらも大人気だそうです(こちらは、小次郎の里にて販売)。まるで絵本の世界!酪農家のソフトクリーム屋さん2か所目は「ミルキーファーム お山のソフトクリーム屋さん Non・no」です。緑に囲まれたお店は酪農家であるご主人がお店自体をDIYで建てたという、手作り感満載のお店。現在も酪農をしており、ここで作るソフトクリームの材料である牛乳は自分の農場で採れたものを使っています。ソフトクリーム専門店なので、スイーツはソフトクリームを使ったものばかり。「ベリーベリーパフェ」(500円)はワッフル型の中にソフトクリームと、あまおうやブルーベリーといった生のベリー、そしてあまおうで作ったゼリーがトッピングされています。周りが木々に囲まれているため、お店の中に蝶や蜂が入ってきて部屋に飾ってある花の蜜を吸って帰ることもあるとか。ソフトクリーム屋さんのスイーツが本当に美味しそうでした。ソフトクリームだけでなく、ベリーも新鮮で値段も安い! 嘉麻市は福岡市から少し遠いですが、かなり気になるお店でした。周りが緑に囲まれているため、涼しいということなので夏に行って見たいスポットです。(ライター:ぴよこ)

渋谷で大盛況!写真展「THE SAPEUR」、沖縄上陸

渋谷で大盛況!写真展「THE SAPEUR」、沖縄上陸

沖縄市のプラザハウスショッピングセンターは、2016年7月23日から8月28日まで、写真家・茶野邦雄さんの写真展「THE SAPEUR(ザ・サプール)」を開催する。      THE SAPEUR  同展は同年4月、写真集「『THE SAPEUR』コンゴで出会った世界一おしゃれなジェントルマン」の発売記念として西武渋谷店で開催された。入場券を購入する列が非常階段まで続き、1時間待ちになるなど記録的な動員数となった。「SAPEUR(サプール)/SAPE(サップ)」とは、フランス語の「Societe des ambianceurs et des personnes elegantes」の頭文字をとったもので、意訳すると「世界一おしゃれでエレガントな人々」のこと。コンゴは世界最貧国のひとつとも言われ、月収は3万円程度。しかし彼らは、休日や特別な日に月収の何倍もする高級ブランドスーツに身を包んで街を闊歩する。      おしゃれなスーツを着こなす  今回は前回の展示内容に加え、今年6月に撮り下ろした新作の写真も展示する。また、会期初日にはコンゴ共和国から大臣やサプール協会会長、そして6人のサプールが来日予定だ。サイン会などのイベントも開催される。写真展は7月23日から8月28日、プラザハウスショッピングセンター3階のGALLERY & SPACEで11時から19時まで開催される。入場料は500円。

福岡の新ご当地グルメ「チャスタ」って、なあに?

福岡の新ご当地グルメ「チャスタ」って、なあに?

[めんたいワイド- 福岡放送] 2016年6月6日放送の「ジモトリコ」のコーナーで福岡市中央区地下鉄・渡辺通駅周辺エリアにある気になるお店を紹介しました。      渡辺通駅(Atsaseboさん撮影、Wikimedia Commonsより)  1軒目は「九州料理 もつ鍋 ながまさ」。このお店で人気なのが「チャスタ」というものです。ちゃんぽん麺を使って...これは、ちゃんぽん麺を使ったパスタのことで、パスタ麺よりも茹で時間が短く、麺もモチモチとしていて、パスタよりも具材が絡むと女性にも人気です。「明太バターチャスタ」(800円)が1番人気ですが、他にも季節の素材を使ったチャスタもメニューに入ってくるそうです。もつ鍋のシメといえば、スープの中にちゃんぽん麺を入れて食べるのが定番でしたが、今ではこのチャスタをシメとして注文する人も増えているとか。老舗時計店で「激安ブランド」を買う2軒目は「ハラ時計店」。一見、町の時計屋さんですが、ここではブランド時計が激安で購入できると人気です。時計は全てユーズド(中古)なのですが、全て店主が動くようにチェックしているので、見た目は新品と変わりありません。時計以外にもアクセサリーやジュエリーも取り扱っていて、ティファニーの2万円近くするアクセサリーが4000円で販売されています。70年以上続く老舗の時計店のため、オープン当初に購入した時計をここで修理し、代々使っているというご家族もいるそうです。今、いわゆる町の時計屋さんというのが減ってきています。ずっと使っているものを修理してくれるようなお店は、やはり嬉しいですね。町の方からも愛されるお店、ずっと続いて欲しいと感じました。(ライター:ぴよこ)

気分は織姫と彦星? 福岡タワーの「天の川イルミ」展望室がロマンチック!

気分は織姫と彦星? 福岡タワーの「天の川イルミ」展望室がロマンチック!

福岡タワーでは、毎年好評の「天の川イルミネーション」の点灯と、七夕にちなんだイベント「THE STAR FESTIVAL―星に近い福岡タワーの七夕まつり―」を2016年6月17日から7月7日まで実施する。      展望室からの夜景  天の川イルミネーションは同期間の19時30分23時まで点灯する(6月17日のみ20時点灯)。また、織姫と彦星が年に1度会うロマンチックな7月7日には一夜限定で、カップルを応援するためのハートのイルミネーションを点灯する。20時、21時、22時から5分間の内容で、天使が舞い降り、大きなハートに矢が刺さるとタワーにたくさんのハートがきらめく。地上123mにある最上階の展望室からの眺めは格別。七夕飾りを設置し、自由に短冊に願いを書いて飾ることができる。飾られた短冊はイベント終了後、縁結びで有名な大宰府「竈門(かまど)神社」に奉納される。      天の川イルミネーション  さらに、織姫と彦星の七夕伝説にちなんで遠距離恋愛中のカップル・夫婦の展望料金が通常大人2人1600円のところ1000円となる。遠距離恋愛はそれぞれ違う都道府県に住んでいることが条件で、住所が証明できるものを提示する必要がある。ほかにも、浴衣や甚平で来館した人の展望料金が半額になる特別料金も用意されている。7月5日から7日の12時から22時には、タワー南側広場で縁日が開催される。焼き鳥、りんご飴、金魚すくいなど夏らしい露店が並ぶ。7月7日には七夕ライブが行われる。この日は、七夕の夜を楽しんでもらうために時間を1時間延長し、23時まで営業する。

地域医療福祉拠点形成へ、団地内農業施設を本格始動/UR都市機構

地域医療福祉拠点形成へ、団地内農業施設を本格始動/UR都市機構

(独)都市再生機構(UR都市機構)は、「日の里団地」(福岡県宗像市)における農業施設「日の里ファーム」を本格始動する。同機構が進める地域医療福祉拠点形成への取り組みの一環で、団地内空地等活用した生きがい創出とミクストコミュニティ形成を目的に、東レ建設(株)と開発したもの(同ファームの概要は3月25日付のニュース参照)。

ニュース
2018年「セブン沖縄初上陸」に沸く地元...今までは「一番近いのが海外の店舗」

2018年「セブン沖縄初上陸」に沸く地元…今までは「一番近いのが海外の店舗」

セブンイレブンが沖縄県への出店を予定していることを、琉球新報と沖縄タイムスらが報じた。早ければ2018年には上陸になるという。国内大手コンビニチェーンで唯一、沖縄上陸を果たしていない1社だっただけに、ツイッター上では歓迎の声が相次いだ。

街のコト
ゴミ出しは「福岡式」にして! 「夜に出したい」派が71%、全国的に朝派圧倒

ゴミ出しは「福岡式」にして! 「夜に出したい」派が71%、全国的に朝派圧倒

多くの地域では、ゴミは朝に出して日中に回収されるが、福岡などではそれらが夜間に行われているという。そこで「ゴミ出しの時間、あなたはいつがいい?」をテーマに都道府県別のアンケート調査を行った。はたして、その結果は――。

街のコト
待機児童不足、今ある保育園への「負担」増やすばかりで解決できる?

待機児童不足、今ある保育園への「負担」増やすばかりで解決できる?

[めんたいワイド- 福岡放送] 2016年5月10日放送の「特報THEスライドショー」のコーナーで、待機児童問題と保育施設の事故防止ガイドラインについて紹介しました。画像はイメージです(Kelly Sue DeConnickさん撮影、Flickrより)3月末、政府が「保育施設での事故防止ガイドライン」を発表しました。・睡眠→医学的な理由がなければ仰向けにする・プールや水遊び→監視者は監視に専念する・食事→子供の意思にあったタイミングで与える昨年、保育施設で亡くなった子供は14人、全治30日以上のケガをした事故は399件あり、これを見過ごすわけにはいかないとガイドラインを発表したそうです。しかし、待機児童が多いということから保育士の配置・子ども1人当たりの面積を国の基準より手厚くしている自治体に対し、1人でも多く子供を受け入れるよう国は要請を出したことで「全く真逆で安全性が損なわれる」という意見が出ています。今ある保育園の負担を大きくするのが本当に正しい?3月末に発表された2つの意見を見た保育士や街の声はどうなっているのか伺うと、やはり安全面を重視したいという声が多いようです。・保育士1人が見る子供の数が増えると安全性が損なわれる(保育士)・保育士の負担が大きくなり責任が重くなる(保育士)・保育士の負担を大きくするのではなく、保育士の待遇をよくしたり保育園を作るような努力をして欲しい(保護者)・負担を大きくするなら、保育士のスキルを上げるような環境づくりをするべき(保護者)現状、保育士さんの仕事はハードで、これ以上に仕事の負担をかけるとさらに保育士離れになりそうです。国はもっと保育園設立や、保育士の待遇を良くしてあげることを考えた方がいい気がしました。(ライター:ぴよこ)

熊本地震、SNS活躍したけど...課題は高齢者世代への情報伝達

熊本地震、SNS活躍したけど…課題は高齢者世代への情報伝達

[めんたいワイド- 福岡放送] 2016年4月28日放送の「特報THEスライドショー・赤版」のコーナーで、熊本地震で実際にあったSNSの活躍について取り上げました。熊本・大分地震の被災地では、大きな避難所と公民館などの非避難所での情報格差が問題となっています。実際にSNSを使って救済を求めたパターンがあり、益城町で家族7人が生き埋めになった時にSNSで「埋もれた。助けて!住所は...」と掲載したところ、1時間後に家族全員が救助されたそうです。画像はイメージです(Jeff Turnerさん撮影、Flickrより)今回の熊本・大分での地震では、無事を知らせるためにSNSを使ったという人も多く、SNSを活用した情報というのが役立ちました。非避難所の場合は、支援物資が届かないため「○○が足りません」とSNSに記載することで物資が届くこともあり、大きな避難所に逃げられなかった人にはとても便利なツールとなりました。SNS活用ができないと死活問題? 情報が届かなくて困る世代もある今回、SNSで支援物資が届かないことを知らせたり、営業しているスーパーや配給している場所を拡散し、SNS利用者はすぐに行動ができたのですが、SNSを利用していない人や年配の人は情報が入るのが遅くなり、ここで情報格差が生まれました。東日本大震災の時は、その格差をなくすために早急に臨時のFMが開設されラジオで細かい情報が発表されていました。被害の大きかった益城町も早急にFMを開設して情報を流しているそうです。実際、福岡でも話を聞くと震災時の情報についていくつかの意見がありました。・SNSは便利だがデマ情報もあるので見分けが難しい・スマホは電気を使うので、停電していると継続して使うのが難しい・祖母や祖父といった年配者だけの避難は情報が入るのか不安実際、ラジオで情報をといいますが、年配者の場合はFMが分からないという人もいます。なので、ラジオがあるからといって細かい情報が得られるか不安なようです。私は福岡西方沖地震を経験しましたが、この時救いだったのはライフラインが止まらなかったことです。そのため、すぐに情報を得ることができました。SNSは便利ですが、若い世代でも利用してない人は多く、SNSで情報を得るというのは少し難しいのかもしれません。今後のことを考えて、自分が何で情報を得るのかを考えておかないと、情報格差に巻き込まれるかもしれません。(ライター:ぴよこ)

新入社員を飲みに誘っちゃダメ? 福岡のある企業の方針が話題

新入社員を飲みに誘っちゃダメ? 福岡のある企業の方針が話題

[めんたいワイド- 福岡放送] 2016年5月3日放送の「特報THEスライドショー」のコーナーで、2016年度入社の新入社員の意識調査について紹介しました。2016年のマイナビ新入社員意識調査で、「仕事」と「プライベート」どちらを優先するかという質問に対し、プライベートと答えたのは56.5%と調査を始めて1番の数字になりました。また、「アフター5の過ごし方」についての調査では、会社以外の人と過ごしたいと答えたのは78.5%とかなり高い数字になりました。画像はイメージです(Jun OHWADAさん撮影、Flickrより)実際、昔もアフター5は友人と過ごしたいという人も多かったようですが、仕事や会社に早く解け込むために、先輩や上司と食事に行くという人が多かったそうです。今の新入社員はプライベートを優先することで、仕事終わりの先輩の話などもあまり聞かなくなってきたという現状もあるようです。仕事終わりの付き合い方について通達を出す企業も!アフター5の食事などについて、福岡のある企業が驚きの通達を出したそうです。その理由について人事担当者の方はこう説明をしています。仕事終わりの飲み会が嫌で辞めてしまう新人がいた。なので、会社では「試用期間中(3ヶ月)はあまり飲みに誘わないで」と社員にお願いをしている。その他の企業でも、時々はいいけれど、頻繁には誘わないようにというお願いをしているところもあり、新入社員のために気を使っている先輩が多いそうです。私が以前働いていた会社も、最初の3ヶ月は上司ではなく年齢の近い先輩が食事に誘うことはありました。上司を含めた食事会というのは、その後だったような気がします。仕事のことをアフター5で学ぶべきか、息抜きで友人と過ごすべきか悩むところです。(ライター:ぴよこ)

福岡に津波が来たら...東区は7分、博多区には35分で到達する

福岡に津波が来たら…東区は7分、博多区には35分で到達する

[めんたいワイド- 福岡放送] 2016年4月26日放送の「特報THEスライドショー」のコーナーで、福岡市の地震についてについて取り上げました。熊本・大分で起きた大規模な地震。福岡でもかなり揺れましたし、地震に備えて準備をする人が増えてきました。福岡市では自治体が発行する「揺れやすさマップ」というものがあります。警固断層南東部の地震(マグニチュード7.2)を想定して作られたものです。このマップには地震が起きた時の予想震度だけではなく、自宅の全壊率を調べることができます。区分は、「昭和35年以前の木造建築物」「昭和35〜55年の木造建築物」「昭和56年以降の木造建築物」の3つで、震度によっての全壊率が記されています。震度6を超える地震が来た場合、昭和35年以前の木造建築物の全壊率は80%近くなっており、福岡市では耐震化をするよう呼び掛けています。最大級の津波はどこまで浸水するのか? 福岡県がシミュレーションを実施 今年の2月、福岡県が「津波浸水想定」を発表し、国が検討した津波を起こす断層から福岡県に到達する最大クラスの津波がどの地域にどの程度、発生から最速何分後に到達するかを発表しました。関門大橋(Takuma Kimuraさん撮影、Flickrより)福岡市でも海沿いは津波の浸水が想定され、津波影響までの最短時間は西区20分、早良区30分、中央区32分、博多区35分、東区7分となっています。福岡市は最大1メートル未満の津波浸水とされていますが、柳川市の場合は2メートル以上が想定されている地域もあり、広い範囲で津波浸水が想定されています。津波影響までの最短時間は62分になっています。今回の熊本・大分の地震は、「九州は地震がほとんど起こらない」という先入観を覆しました。地震や津波については、最低限自分の地域がどういう被害を受けるのかを知るだけでも準備になるのかもしれません。(ライター:ぴよこ)