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とろろ昆布とおぼろ昆布の違い、あなたは説明できますか?

とろろ昆布とおぼろ昆布の違い、あなたは説明できますか?

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年4月27日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「とろろ昆布とおぼろ昆布は違うの?」ということについて調べていました。石川県は昆布文化が浸透している地域。とろろ昆布のおにぎりをコンビニが売られているのは全国でも一部の地域だそうです。しかし、とろろ昆布とおぼろ昆布の違いについては知らない人がほとんどです。どこが違うのでしょうか?作る工程、見た目も違う!昆布が石川県に根付いている理由は、明治時代に北海道から北前船で運ばれてきたからで、その寄港地ごとに昆布屋ができました。石川県もそのひとつということです。明治6年に創業した七尾市の「昆布海産物處 しら井七尾店」では、昆布じめ用の広昆布、出汁を取るための利尻昆布などたくさんの昆布を扱っています。そして、利尻昆布を包丁で削りおぼろ昆布をつくる、職人による実演もおこなっています。そうです。おぼろ昆布は人の手で昆布を削ったものを指します。職人の技による厚さ0.1mmの昆布です。一方でとろろ昆布は、おぼろ昆布を削ってできた昆布の芯の部分をブロック状にしてプレスして機械で削ったものを指します。昆布を無駄なく使い切るためにできたものです。こちらは「とろろ昆布」(Hiroshi Ishiiさん撮影、Flickrより)おぼろ昆布は表面が黒っぽく、とろろ昆布は、昆布の芯の部分なので白っぽいことが多いです。また、おぼろ昆布でも芯に近いものを削ったものは白く、これは太白おぼろ昆布と言われています。これからは、「とろろ」か「おぼろ」か、注目してみたいですね。(ライター:りえ160)

ブランド物のダウンジャケット、クリーニング屋に持ち込んだら断られた...そんな人が全国から集まるお店が石川県にあった

ブランド物のダウンジャケット、クリーニング屋に持ち込んだら断られた…そんな人が全国から集まるお店が石川県にあった

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年4月13日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、高級ブランドのクリーニングで注目を集める店が野々市市にあることを紹介していました。        そのお店は「Hanakoya(はなこや)」。主にルイヴィトン、シェネル、エルメスなどの高級ブランドの壊れたバッグや財布などを修理してくれるお店なのだそうですが、一番依頼の多いのがダウンジャケットのクリーニングなのです。まさにブランド品の駆け込み寺特に多いのがブランド「モンクレール」のダウンジャケット。年間5000着もが、全国から集まってきます。買うと30〜40万円もするこのダウンジャケットは、普通のクリーニング店では断られることが多いそうです。そのクリーニング方法は、まず、部分的にブラシで洗います。丁寧な手作業でしっかりと汚れを落としてくれます。そして、その後はドライクリーニングでななくウェットクリーニングで洗います。この工程は企業秘密なのですが、驚きはその仕上がりです。ピカピカと光沢があり、ふわふわふっくらボリュームのある新品のような仕上がりになります。秘密は洗剤で、洗剤メーカーと協力しダウンジャケット専用のものを開発したのです。この仕上がりが口コミで広がり、全国から注文が殺到している状態なのです。そして、全国でも珍しいダウンジャケットの染め替えもおこなっています。変色したダウンも新品のようになり、また気分も一新できると評判です。思い入れのあるダウンジャケットを大切に使い続けたい人には、おすすめのサービスですね。クリーニングは7000円〜、染め替えは15000円〜で行っているそうです。(ライター:りえ160)

新高岡駅の発車メロディーにも...「おりん」の音に癒される

新高岡駅の発車メロディーにも…「おりん」の音に癒される

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年4月12日放送の「旅とも」のコーナーで、高岡の伝統工芸「鋳物」に触れる旅をしていました。北陸新幹線開業から1年。駅のある高岡も注目を浴びる観光都市になりつつあります。「おりん」がいたるところで鳴り響くJR新高岡駅の発車メロディーは、仏壇の前で鳴らす「おりん(鈴)」の音。高岡では、「おりん」などの仏具が9割以上作られている鋳物の街で、高岡駅には自由に鳴らせるおりんも設置しています。新高岡駅(inazakiraさん撮影、Flickrより)高岡市では、学校のチャイムもおりん。街中におりんの音色が鳴り響いています。おりんを仏具の枠をこえてメロディーとして広めたのが「山口久乗」です。そして、音の違うおりんを連ねた楽器「久乗編鐘」は、18年目に生み出され高岡を代表する楽器です。他にもおりんをドアベルなどとして使う商品なども開発されています。さて、この高岡市の金屋町は加賀藩主前田利長が7人の鋳物師を集めて鍋などの鉄器を作らせたのが始まりです。石畳には銅板がはめられており、ハート型・星型などもあり散策にぴったりです。ここにある高岡市鋳物資料館では、実際に鋳物を作る工程に触れることもできます。また大寺幸八郎商店では、手軽に金属を加工してアクセサリーを作る体験もできます。新幹線開業で、魅力を再確認できそうな町ですね。(ライター:りえ160)

樹齢500年! 石川県「最高齢」の桜は能登町に

樹齢500年! 石川県「最高齢」の桜は能登町に

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年4月6日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「石川県で一番樹齢の高い桜」について調べていました。金沢では今年、平年よりも6日早く春爛漫となりました。例年咲き始めが3月20日頃なのですが、今年は暖冬の影響で2月20日と約1ヶ月ほど早かったということです。画像はイメージです(iyoupapaさん撮影、Flickrより)さて、石川には桜の名所がいくつもありますが、最も樹齢の高い桜はどこなのでしょうか?能登里山を彩る知る人ぞ知る桜の名所 桜の名所の一つ、白山市の林業試験場・樹木公園には800品種、約15000本の木があり、まさに樹木の博物館となっています。もちろん桜もたくさん植えられており、変わった品種も見ることができ、遅咲きの桜もあるため5月上旬まで楽しめるそうです。林業試験場の職員さんの話では、植物は生育環境で成長が異なるために、どの桜が樹齢が高いのかは判断しかねるそうですが、元林業試験場館長の「かがのと巨樹名木探訪」という書物によると、旧柳田村(現能登町)の「天狗平の御所桜」が最も樹齢が高いとか。その樹齢は約500年で、見事な枝ぶりです。残念ながら遅咲きのためまだ咲いておらず、例年4月20日ころだそうです。遠くからの観光客も訪れる知る人ぞ知る観光名所なんだとか。これは、満開の頃にぜひ行きたいですね。(ライター:りえ160)

電気代「節約したい」多いけど...「それくらいなら働いて稼ぐ」?

電気代「節約したい」多いけど…「それくらいなら働いて稼ぐ」?

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年4月5日放送の「主婦のホンネ」のコーナーで「光熱費、節約できてる?」という話題での座談会を行っていました。画像はイメージです(ume-yさん撮影、Flickrより)電力の自由化が最近の話題ですが、電気代はもちろんガス代、水道代などの各家庭の事情はどうなのでしょうか?パパの後のお風呂はイヤオール電化の家庭では、安い夜間電力を利用して節約に励む家庭が多いようです。しかし、いくら妻が頑張っても夫が自分の便利な時間帯に使ってしまい協力が得られないなどの不満もあるようです。また、タオルを干すパネルヒーターを使うとそれだけで月に1万を越える家庭、ガスコンロを良いものに変えたらガス料理が大好きになりガス代だけで月28000円ほどかかる家庭、お風呂に入る時間がバラバラで風呂を沸かし直す必要のある家庭もありました。ウーマンスタイル調べによる石川県在住の20〜60代の女性100人に聞いた「1ヶ月の平均光熱費は?」という質問に「1万円未満」が5%、「1〜2万円」が45%、「2〜3万円」が33%、「3〜4万円」が9%、それ以上や把握していない家庭もあるという結果でした。「光熱費の中で最もかかるものは?」の質問では、電気が78%、ガスが18%、オール電化の家庭が多いため圧倒的に電気代のかかる家庭が多いという結果でした。炊飯器を変えたら炊飯器の電気代が表示されるようになり節約意識がでてきた、電気代が気になってちょくちょくメーターを見に行く、それぞれ電気代がどれくらいかかるのかを確かめるためにその都度メーターを見て確認する、などという意見もありました。「最も節約したいものは?」という質問では、やはり1位が電気代で、その後通信費、食費と続きます。プランを見直してみる、家族全員で同じ部屋で過ごす、という意見の他にも「雨水を溜めて洗車や水やりをする」という雨の多い石川県らしい解答もありました。と、言っても冬は寒く、夏は蒸し暑い石川県。暑さ寒さは我慢せず、その分仕事で稼ごうと思う人も多いようです。「働き者」な県民性といわれる石川県民らしいといえばらしいですが......。(ライター:りえ160)

2016秋、東急ハンズが北陸初出店!「金沢店」オープン

2016秋、東急ハンズが北陸初出店!「金沢店」オープン

2016年秋、石川県金沢市の香林坊東急スクエアに「東急ハンズ金沢店(仮称)」の出店が決定したことを、東急ハンズが2016年4月11日に発表した。北陸エリア初の出店となる。      東急ハンズ金沢店(仮称)のイメージ図  東急ハンズはハウスウェア、ヘルス&ビューティ、ステーショナリーなど幅広い商品を扱う総合専門小売業者だ。多様な品ぞろえのほか、スタッフによる実演販売「ヒント・ショー」を通して商品の楽しさや便利さを伝えたり、体験型の手づくりイベントを開催したりと、店頭で驚きや発見の提供もしている。「東急ハンズ金沢店(仮称)」は、北陸鉄道バス・西日本ジェイアールバス「香林坊」下車で徒歩1分。店舗面積は約1800平方メートルで、取扱商品カテゴリーやアイテム数は未定とのこと。

日本有数の寿司好き県・石川が生んだ、今や常識になった回転寿司用設備は?

日本有数の寿司好き県・石川が生んだ、今や常識になった回転寿司用設備は?

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年3月30日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、石川県の回転寿司事情について調べていました。外食でお寿司を食べる1世帯あたりの年間支出額が2万3248円と全国1位の金沢市。回転寿司でもいろいろなこだわりがあるようです。より新鮮なものをより早く食べられる最新型コンベア回転寿司のコンベア機を1000台以上も製作している白山市の石野製作所松任工場は、自動給茶装置つき寿司コンベアを日本で始めて開発した工場です。今では当たり前の自動給茶ですが、初めて作られたのは石川県なのですね。画像はイメージです(Grey Worldさん撮影、Flickrより)そして、この工場は日本の寿司コンベアのシェア6割強を占めており、世界へも出荷しているそうです。一番シンプルなものは、おなじみのうろこのコンベアがついたチェーンタイプ、そのほかにもうろこのチェーンがなく、皿とレーンについた磁石で動くチェーンレスタイプもあります。しかし、最近は回っているお寿司を取らずオーダーしてお寿司を食べる人が多く、そこで開発されたのが注文品を運んでくれる装置、特急レーンつきコンベアです。子供が喜ぶ新幹線などの形をして、テーブル横でトレイがとまってくれて便利ですよね。そして、さらにパワーアップしたものが、いち早く「海天すし押越店」に導入されています。テーブルの目の前までレーンが延びお寿司を運んできてくれるコンベア。トレイを回収する手間も省け、お寿司も取りやすく、時間の短縮になっています。しかもレーンは2段式。上の通常レーンには一品料理やさしみなどが運ばれてきます。レーンが混み合う心配もなく、より便利に新鮮なお寿司が食べられるようになりました。寿司好きの県民性を理解して、コンベアもどんどん進化していますよね。(ライター:りえ160)

シャベルとスコップの違いは...石川県内のお店ではバラバラ

シャベルとスコップの違いは…石川県内のお店ではバラバラ

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年3月29日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「シャベルとスコップの違いは?」という話題について検証していました。どっちがシャベル?スコップ?(Koziro Hasegawaさん撮影、Flickrより)雪の多い石川県、雪かきには大活躍しましたがその役目も終え、春に向けての畑や園芸に使用する方も増えてきたのではないでしょうか?謎の地域差があるが確かな違いがあった県内、県外の方にインタビューすると、西日本は大きいものをシャベル、小さいものをスコップという人が多く、東日本はその逆という傾向がありました。また、どちらもスコップ、シャベルのみ、と言う人もおり、石川県はその混在型でした。実際に県内のホームセンターに行くとスコップのコーナー、シャベルのコーナーがありましたが、サイズはバラバラ。各メーカーの表記に従って販売しているそうで、その区別はわからないそうです。シャベルは英語、スコップはオランダ語、また広辞苑や大辞泉での説明にも違いがあり、はっきりとはわかりませんでした。しかし、JIS規格によると「足をかけられるような形がシャベル、それ以外がスコップ」なのだそうです。つまり、同じような大きさのものでも、四角い形がシャベル、なで肩の足がかけられないものはスコップ、となるのです。我が家の雪かき用にもシャベル、スコップ両方ありました。ぜひ今日から言い方に気をつけたいものです。(ライター:りえ160)

「Angel Beatsの聖地って金沢大学なんだ! 進学しよ!」→

「Angel Beatsの聖地って金沢大学なんだ! 進学しよ!」→

金沢大学(Genppyさん撮影、Wikimedia Commonsより)  入学時の金沢大学のイメージと実際の金沢大学――こんなツイートが2016年3月8日に投稿され、話題になっている。左:入学時の金沢大学のイメージ右:実際の金沢大学 pic.twitter.com/4tSQkxpye2- まつイカ (@matsu_iidx) 2016年3月8日これは、金沢大学の学生が投稿したツイートだ。1枚目の画像は、金沢大学を舞台のモデルとした「Angel Beats!」の一幕。ファンの中には、この作品に憧れてこの大学に進んだ人もいたかもしれない。だが実際の大学の様子は、学内を鹿が闊歩する、なんとものどかな(?)環境であった。確かにこれは、「聖地巡礼」気分で進学した学生はあ然とするかもしれない。それにしてもイメージとのギャップもそうだが、学内を鹿が歩いている大学というのもすごい......。(ライター:長谷川オルタ)

石川県内の校歌に、一番登場するスポットはどこ?

石川県内の校歌に、一番登場するスポットはどこ?

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年3月21日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、石川県の小中学校で歌われる校歌によく出てくるシンボル的な言葉について調べていました。卒業シーズン真っ只中。今年度は県内の小中学校で2万603人が卒業を迎えます。卒業式でも歌われる校歌には、土地名であったり周辺の場所名が必ず登場しますよね。地域の誇りと成長を願う石川県内の公立小中学校302校の校歌について、市町村名を除き場所名などをカウントすると、第5位が「浅野川」「医王山」の15校、第4位が「手取川」の21校、第3位が「加賀平野」の25校、第2位が「日本海」の27校、そしてダントツ1位が「白山」の96校という結果でした。白山(tsudaさん撮影、Flickrより)やはり標高2702mというその雄大な姿が見守られているという存在感があり、歌われている理由でしょうか。そして、「白山」が歌われている学校で一番遠いところが志賀町の志加浦小学校でした。歌詞に出てくるということは、実際に見えるのかというと、天気の良い日にはしっかりと拝むことが出来るそうです。そして、白山からもこちらを見てもらい守ってもらおうという想いも込められているそうです。残念ながらこの小学校は今年度で閉校となり、最も遠いのは羽咋市の粟ノ保小学校となります。地域の誇りや成長を願う思いが詰められた校歌、学校だけでなく校歌もなくなってしまうのは寂しいですね。(ライター:りえ160)

あなたは物置に何を入れている?

あなたは物置に何を入れている?

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年3月15日放送の「主婦のホンネ」のコーナーで物置についての座談会が繰り広げられていました。画像はイメージです(yamauchiさん撮影、Flickrより)物置に入れているものや、物置の不満などいろいろな意見が出されていました。足りないくらいがちょうど良いかもウーマンスタイル調べによる石川県在住の20〜60代の女性102人に聞いた「自宅に物置がありますか?」という質問には「ある」が77%、「ない」が23%という解答でした。最近はアパートなどにも物置が設置してある場合が多く、タイヤなどを入れられるスペースが各部屋分確保されていることが多いそうです。「何を入れていますか?」の質問には「タイヤ」が61人、「雪かき道具」が61人、「アウトドア用品」が36人、「工具・DIY用品」が33人、「自転車」30人、「スノボ・スキー」が24人でした。上位二つは、雪国らしい答えですね。また、屋根裏物置が子供の部屋になっているという家庭もありました。「物置の不満」としては、「せまい、足りない」が34人、「出し入れしづらい」が28人、「汚れやすい」が20人、「物が劣化しやすい」が15人、「ニオイが気になる」が6人でした。しかし、入れるところがあると思うと物がどんどん増えていきますので、足りないくらいが物を管理するうえでちょうど良いのかもしれませんね。(ライター:りえ160)

見附島のてっぺんに生える緑...なぜ枯れないの?

見附島のてっぺんに生える緑…なぜ枯れないの?

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年3月15日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「見附島の植物はなぜ枯れないの?」という疑問を解決していました。能登の先端にある高さ28m・周囲400mの見附島、名前の由来は、空海(弘法太師)が帰郷のため佐渡ヶ島から能登に渡るときに一番最初に目に付いた島だったからだそうです。その形から軍艦島とも言われています。珪藻土によって元気に育っているさてその見附島、国定公園に指定されており上陸できないのですが、緑が結構生い茂っています。海岸から見ると前の方に見えるのは、竹、真ん中で盛り上がっているのは、タブノキ、椿などです。見附島(Haya_BSさん撮影、Flickrより)椿は春になると花が咲き見頃を迎えます。また、鳥とっても楽園であり、カラス、ウミウ、サギなどが飛んでいます。これらの植物が枯れないのは、鳥のフンなどで土地が栄養満点だということもありますが、島全体が珪藻土で出来ていることにあります。実は珠洲市は、珪藻土の埋蔵量が日本一です。どこを掘っても珪藻土がでてくる土地なのです。この珪藻土は、土の中に水を蓄える力に優れており、土の重さと同じくらいの水を保つことができます。植物はこの珪藻土の割れ目に根を張って育ちます。最近は、珪藻土に植えられた観葉植物なども売られているほどで、植物の生育によい環境なのです。気にしたことはありませんでしたが、いつも緑いっぱいの見附島にはこんな理由があったのですね。(ライター:りえ160)

金沢の「男川」と「女川」、その違いを徹底比較

金沢の「男川」と「女川」、その違いを徹底比較

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年3月8日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「男川と女川はどこが違う?」かを検証していました。言うまでもなく男川は犀川、女川は浅野川。しかしこれは、いつ誰が言い始めたのでしょうか?流れの速さだけではない観光ボランティア・まいどさんによると、犀川の流れは水量豊かで勢いがある、浅野川は歩いて渡れそうなくらい水の流れが緩やかとのこと。浅野川(uemuraさん撮影、Flickrより)犀川(nekotricolorさん撮影、Flickrより)実際にゴムボールを50m流してみると犀川は44秒、浅野川は1分18秒かかり、やはり犀川の方が流れが速かったです。実際に浅野川を「女川」と表現したのは、泉鏡花で大正8年に発表した「由縁の女」で書いています。しかし、男川は金沢の三文豪(徳田秋声、泉鏡花、室生犀星)の作品には見当たらず、鏡花は犀川を「熊川」と表現しています。たしかに勇壮なイメージがありますよね。とすると、女川との比較から「男川」と呼ばれるようになったのでしょうか。金沢で婚礼写真を撮影しているカメラマンさんの話では、ロケーション撮影をする際に浅野川は和装、犀川は洋装が多いとのことです。たしかに、浅野川は曲線的で、近くにはお茶屋街があり、ゆっくりと歩く人がおおく和装のイメージ、一方犀川は直線的でジョギングや運動をしている人が多く力強いイメージですよね。流れの速さだけでなく、周りの雰囲気なども浅野川は女らしく、犀川は男らしいのかもしれません。(ライター:りえ160)

銭湯料金で楽しめる! 石川県は「街の温泉」がいっぱい

銭湯料金で楽しめる! 石川県は「街の温泉」がいっぱい

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年2月29日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「〇〇温泉という名の銭湯は紛らわしくないのか?」という話題がのぼっていました。画像はイメージです(Moto Club4AG Miwaさん撮影、Flickrより)銭湯は料金をとって入浴できる公衆浴場のことです。なのに「〇〇温泉」という名前をつけるのは紛らわしいのでは、ということなのです。石川県には〇〇温泉という名の銭湯が14か所もあります。富山は6、福井は2か所なので石川県はとても多いのです。銭湯であり温泉でもあった!温泉は、地熱のために平均気温以上に熱せられて湧き出る泉、またこれを利用した浴場のことです。金沢市東山にある大和温泉の方によると、ここは所属は銭湯でありながら温泉でもありました。地下から組み上げたお湯を使い、お湯の成分分析表や効能効果ををお客さんにみえるところに明記すれば、〇〇温泉と看板を掲げることができるそうです。温泉といえば温泉地のイメージが強いですが、石川県には銭湯料金でたのしめる温泉が街のあちこちにあるのです。そうとわかれば、これからは通いたくなりますね。(ライター:りえ160)

自動車教習所のこと、「車校」って言う?

自動車教習所のこと、「車校」って言う?

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年3月2日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、自動車学校のことを何というか話題に上っていました。言い方には地域差があるようで、石川県では「車校」と言うのですが、大阪では「教習」、富山では「自校」、新潟では「車学」、他にも「自車学」「自車校」という地域もありました。「車校」は、石川県だけじゃない「車校」という言い方は、オーソドックスな略し方で、石川県だけでなく、福井県や東北、九州地方、中国地方などにも広く使われていました。普通、文字を略すときは、例えば「就職活動」なら「就活」、「取扱説明書」なら「取説」と文字の最初をとるのが一般的ですが、「車校」は、例外。しかし、「自動車」+「学校」の文字を合わせた時に、「車校」が一番文字的に意味がわかりやすいので、こう呼ばれるようになったと言われています。      過去にJタウンネットで行った調査の結果。無色の県は票が割れるなどして、トップを決められなかったもの  それでも、必ずしも「車校」という呼び方は全国的なものではありません。浸透しなかった地域があるのはなぜでしょう。その一つの理由が、自動車学校の名前です。石川県では、「××自動車学校」が一般的な名称ですが、関東の都市部などでは、「××自動車教習所」「××ドライビングスクール」などの看板を掲げているところが多いのです。ですので、車校という略し方はでてこないのですね。(ライター:りえ160)

石川県で「若者の『だら』離れ」が深刻化...10代「あほ」派が上回る

石川県で「若者の『だら』離れ」が深刻化…10代「あほ」派が上回る

画像はイメージです(Thomas Auさん撮影、Flickrより) [となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年3月1日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、石川県の方言「だら」についての話題が取り上げられていました。「だら」と言えば金沢方言の横綱格。好きな金沢言葉アンケートでも、「しまっし」「あんやと」に続いて第3位にランクインしています。「ばか」よりもマイルドで愛情のこもった表現ですよね。ルーツは京都からこの「だら」のルーツは、関西で「知恵が足りない」という意味の「たらず」が変化して「だらず」⇒「だら」になったと言われています。実際に鳥取や島根では「だらず」、新潟の一部では「たらず」という方言があり、富山でも「だら」は使われています。京都から金沢間約250kmを1年に1kmペース、250年かけて金沢まで伝わったと言われているのです。なんとも歴史ある言葉ですね。しかし、若者たちの間では「だら」離れが進んでいます。実際に10代の子供たちでは「あほ派」が「だら派」を上回ったという結果が出ています。しつけの中で、つねに親から言われてきた「だら」、ぜひ受け継いで行ってもらいたいものですが。(ライター:りえ160)

石川県民はタラコを「もみじこ」と呼ぶ! そのルーツが意外

石川県民はタラコを「もみじこ」と呼ぶ! そのルーツが意外

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年2月24日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「石川県はタラコのことをもみじこというのは何故?」という疑問を解決していました。県内のスーパーでも「もみじこ」と表記しているところもあり、すっかり浸透しています。画像はイメージです(yuko_photonoteさん撮影、Flickrより)意外な地域から伝わってきた!タラコは、スケトウダラの卵巣を塩漬けにしたものです。石川県の料理研究家の方によると、石川県ではよくタラを食べるために「マダラの子(真子)」と「スケトウダラの子」を区別するため、また後者はもみじのような小さい手の大きさであることから大きさを気別するために、あえて「もみじこ」と呼んでいるのではないか、ということでした。しかし、調べていくと北海道の岩内町でも「もみじこ」という言葉がありました。岩内町ではタラコの高級品を「紅葉子」と呼んでいるそうです。岩内町は、明治36年日本で初めてタラコの塩漬けをつくったタラコ発祥の地。ですので、この地域の「もみじこ」という言葉が、県内につたわったものと考えられます。実は、北前船が始まる以前、加賀藩の士族が岩内町付近の開拓を行い「前田村」を作っているのです。この開拓を行っていた士族から伝わってきたと考えられています。「もみじこ」は石川県発祥の言葉ではなかったのですね。(ライター:りえ160)

石川県にはなぜか「一文字」の名字が多い 東さん、上さん、表さん、裏さん...

石川県にはなぜか「一文字」の名字が多い 東さん、上さん、表さん、裏さん…

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年2月23日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「石川県は一文字の名字が多いのではないか?」という他県の人からの疑問について検証していました。画像はイメージです(mliu92さん撮影、Flickrより)金沢のはんこ店に伺うと、7560種類のはんこのうち一文字の名字は145種類。他にも注文の多い一文字名字はあるそうですが、これだけでは謎は解決しません。ここにも石川県民らしい奥ゆかしさが各都道府県の名字ランキングベスト20に、一文字名字が入っているのは全部で19カ所。そのうち3つ入っている県が最も多く、石川県、滋賀県、鹿児島県でした。さらに、名字ベスト20の人数のうちの名字ベスト20のうち一文字名字の人数の割合をしらべると、第1位が鹿児島県の13.3%、第2位が石川県の12.9%でした。石川県は、鹿児島県についで一文字名字が多いようです。石川県の一文字名字の特徴としては、東・西・南・北、上・中・下、表・裏などの方向や高さを使う名字が多いです。さらにそれに「出」を付ける東出、西出さんなどの名字も多いのです。これらの名字はどうして生まれたのでしょうか。実は、明治8年に平民名字必称義務令が出されて、武士でなくとも名字をつけることになった際、まだまだ武家社会の影響が大きかった石川では、武士の名字にかぶらないように配慮してつけたのだと言われています。こんなところにも石川県民の奥ゆかしさが出ているのですね。(ライター:りえ160)

「どちらにしようかな、天の神様の言うとおり...」→続きは?

「どちらにしようかな、天の神様の言うとおり…」→続きは?

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年2月17日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、モノを選ぶときに使う「どちらにしようかな?神様の言うとおり」の続きはどう言うか、地域ごとに検証していました。街頭インタビューでは、神奈川県の方が「なのなのな」、新潟県の方が「ピッピッチャーのピッピッチャ」、静岡の方が「べべべのべ」などユニークな文句がたくさん紹介されていました。石川県は関東圏と同じ石川県に多かったのが、「鉄砲撃ってバンバンバン」です。これは、関東の都市部でよく使われているフレーズで、都市部から中核都市の金沢に広まっていったと考えられています。画像はイメージです(Otota DANAさん撮影、Flickrより)しかし、そのあとのフレーズがバラバラで、「赤とんぼ」、「白トンボ」、「柿の種」、「もいちどおまけにバンバンバン」などさまざまです。しかも同じ小学校の同じ学年でもバラバラで、ごく狭い範囲の子供たちだけに同じフレーズを使っているようです。しかし、これらの言葉に共通するのは、すべて文字数が奇数であること、奇数であることにより、二つのうちで自分の選びたくないものを指した時に次は違う方を選択できるのです。奇数の言葉を連ね、違う方を選ぶ。まさに神様の言うとおりでなく、神様は自分であったのです。(ライター:りえ160)