新高岡駅の発車メロディーにも…「おりん」の音に癒される

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(Jタウンネットより)

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年4月12日放送の「旅とも」のコーナーで、高岡の伝統工芸「鋳物」に触れる旅をしていました。

北陸新幹線開業から1年。駅のある高岡も注目を浴びる観光都市になりつつあります。

「おりん」がいたるところで鳴り響く

JR新高岡駅の発車メロディーは、仏壇の前で鳴らす「おりん(鈴)」の音。高岡では、「おりん」などの仏具が9割以上作られている鋳物の街で、高岡駅には自由に鳴らせるおりんも設置しています。

新高岡駅(inazakiraさん撮影、Flickrより)

新高岡駅

高岡市では、学校のチャイムもおりん。街中におりんの音色が鳴り響いています。

おりんを仏具の枠をこえてメロディーとして広めたのが「山口久乗」です。そして、音の違うおりんを連ねた楽器「久乗編鐘」は、18年目に生み出され高岡を代表する楽器です。

他にもおりんをドアベルなどとして使う商品なども開発されています。

さて、この高岡市の金屋町は加賀藩主前田利長が7人の鋳物師を集めて鍋などの鉄器を作らせたのが始まりです。石畳には銅板がはめられており、ハート型・星型などもあり散策にぴったりです。

ここにある高岡市鋳物資料館では、実際に鋳物を作る工程に触れることもできます。また大寺幸八郎商店では、手軽に金属を加工してアクセサリーを作る体験もできます。

新幹線開業で、魅力を再確認できそうな町ですね。(ライター:りえ160)

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