「AVアンプ」

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デノンがAVアンプ2機種 DolbyAtmosやネットワーク、Wi-Fiなど機能充実

デノンがAVアンプ2機種 DolbyAtmosやネットワーク、Wi-Fiなど機能充実

 オーディオ機器のデノン(DENON)ブランドは、7.2chサラウンド対応AVアンプ「AVR-X2200W」(85,000円・税抜)と「AVR-X1200W」(57,500円・税抜)を、8月下旬に発売する。 2機種ともに入門から中級価格帯のモデルながら、Dolby AtmosやDTS:X(無償アップデートで対応予定)、HDCP2.2など最新のサラウンド方式や規格に対応。DSDや192kHz/24bitなどハイレゾ音源の再生、Wi-FiやBluetoothなど最新のネットワーク機能を備えている。   AVR-A1200Wが175W×7ch、AVR-X2200Wが185W×7chのディスクリートで組んだパワーアンプを搭載。2倍速の高速動作でノイズを抑えたスイッチング電源や大容量カスタムコンデンサーなどで、高い駆動力が要求される定格値4Ωのスピーカーのドライブも保障している。 映像系では4K Ultra HDビデオ・バススルー、すべてのHDMI端子が衛星放送や配信の映画などに適用される著作権保護技術のHDCP2.2など、最新・最上位の映像の方式に対応。映像のダイナミックレンジを拡大するHDR、BT.2020のバススルーにも対応している。またX2200Wでは4Kアップスケーリング&ビデオコンバージョン機能で、従来映像も高精細に楽しめる。 ネットワーク再生では、従来のWAV、FLACに加えて、DSD2.8MHzとAIFF192/24bitにも対応。またこれらのギャップレス再生にも対応し、ライブやクラシックでの曲の途切れを解消している。また、USB端子を装備し、USBメモリーに収めたDSDやWAV、FLACなどのハイレゾ音源の再生も可能だ。 さらに最近、AVアンプの必須となりつつあるWi-Fi(IEEE802.11 b/g/n)に対応。有線LANがつなげない場所でも、ワイヤレスでネットワークに接続できるので設置が簡単になるほか、AVアンプの活用で必須となるスマートフォンなどで使う専用アプリがダイレクトにつなるほか、AirPlayなども楽しめる。また、Bluetooth機能の内蔵により、対応スマートフォンやタブレット端末の音楽コンテンツがワイヤレスで楽しめるほか、付属リモコンからの再生/一時停止、曲送りなどの操作ができる。  スピーカーなどの設定を用意にするガイド機能、自動音場補正などを装備。AVR-X220Wは8入力/1出力のHDMI端子を備え、消費電力500W、サイズ・重量は幅434×高さ167×奥行339mm・9.4kg。AVR-X1200WのHDMI端子は6入力/1出力、消費電力430W、サイズ・重量が幅434×高さ151×奥行339mm。

ヤマハがAVアンプ2機種 上位モデルとして機能を強化

ヤマハがAVアンプ2機種 上位モデルとして機能を強化

 ヤマハは、7.1ch対応AVサラウンドアンプ「RX-V779」(96,000円・税抜)を7月中旬に、「RX-A850」(110,000円・税抜)を8月上旬に発売する。RX-V779は、先に発表のRX-V379、V479、V579に続くAVアンプのシリーズ上位モデル、RX-A850は上級AVENTAGE(アベンタージュ)シリーズのベーシックモデルで、2機種ともに4K/60pとHDCP2.2対応やWi-Fi内蔵、Bluetoothなど、ホームオーディオのセンターシステムとして機能を高めている。 RX-A850は、音を周囲だけでなく頭上など高さ方向にも自由に定位、移動させられる3次元の音響効果をもつ新方式Dolby Atmos(ドルビー・アトモス)対応のデコーダーを搭載するのがRX-V779との主な違いとなる。  RX-A850、RX-V779ともに、新世代の高精細映像をフルに楽しめるように、著作権保護のHDCP2.2と4K/60pパススルー&4Kアップスケーリングに対応した8入力/2出力のHDMI端子も装備。高音質については、パワーアンプ部がパーツから回路を組み上げるフルディスクリート構成で出力130Wを獲得。電源部は、オーディオ、デジタル、アナログ映像、FLディスプレイの各回路で、相互の干渉や悪影響が出ないように、4回路分離パワーサプライとしている。また、専門メーカーと共同開発したオリジナルのコンデンサーなども使っている。 ネットワークオーディオ部では、従来のWAV・FLAC192kHz/24bit(最大)に加えて、DSD5.6MHzに対応。96kHz/24bitだったAIFFも192kHz/24bitまで対応するようになった。また高精度なクロックを内蔵した新しいネットワークモジュールにより、ネットワーク部をはじめUSBやBluetoothの再生も低ノイズ化を実現しているという。 Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)の内蔵によりワイヤレスでホームネットワークに接続できるようになり、設置場所の自由度が向上。また無線LAN環境になくとも専用のリモートコントロールアプリが使えたり、AirPlayなどのスマートフォンやタブレットの音楽をワイヤレス再生できる。 最近のワイヤレス再生のトレンドであるBluetooth機能も内蔵。伝送コーデックは標準のSBCのほかにAACにも対応していて、同じく対応のスマートフォンなどの音源のより高品位なワイヤレス再生が図れる。また圧縮された音源ファイルの音質を改善する独自のミュージックエンハンサー機能がBluetooth再生でも機能するようになった。

ヤマハが中核クラスAVアンプ2機種 Wi-FiやBluetoothなど機能が充実

ヤマハが中核クラスAVアンプ2機種 Wi-FiやBluetoothなど機能が充実

 ヤマハは、AVサラウンドアンプ「RX-V479」(61,000円・税抜)と「RX-V579」(72,000円・税抜)を7月中旬に発売する。先のベーシックモデルRX-V379(関連記事:http://www.pc-audio-fan.com/news/pc/20150520_73977/)に続く、新しいクラス分けの上位モデルとなり、4K/60pとHDCP2.2対応、Wi-Fi、Bluetoothなど、最新トレンドにしたがって機能を充実させている。 RX-V479が5.1ch、RX-V579が7.1chサラウンド対応アンプ。このクラスでは話題のDolby Atmosには対応していないが、新世代映像として注目を集める4K映像は4K60p 4:2:0のフルスペック、その著作権保護伝送のためのHDCP2.2に対応したHDMI入出力を装備。これからのAVソースも心おきなく楽しめる。 広帯域、高速伝送が行える規格のWi-Fiを内蔵。Wi-Fiルーターを通してワイヤレスで家庭内のネットワークにつながるので、ネットワークオーディオを楽しむのも簡単、アプリによる本体の操作をしたり、Wireless directによるAirPlayなどのストリーミング再生が直接楽しめる。 ネットワークオーディオでは、新たにAIFF192kHz/24bitとDSD2.8MHz/5.6MHzの音源ファイルの再生に対応(DSDはNASに依存)、またUSBメモリーでも再生できるようになった。回路では、低ノイズ化した新しいネットワークモジュールを採用。ネットワーク、Bluetooth、USB経由での再生を高品位化している。  Bluetoothは、標準コーデックのSBCのほか、より高速、高品位の伝送を行うAACもサポートして音質面に配慮。なお、圧縮音声で不足してしまう高音域、低音域を補うためのミュージックエンハンサーも新開発。同じBluetoothもより良い音で楽しめるようになっている。 このほかリモコンもデザインを一新して、ボタン類を大きくシンプルにして操作性を向上。スマートフォンやタブレットから快適に操作できるAV CONTROLLERと、設置や配線、動作設定などを画面でサポートするAV SET UP GUIDEの専用アプリを用意している。 RX-V479とV579の違いは前出のパワーアンプch数のほか、V579では一部パーツ類により高品位なものを使い、5.1chスピーカー構成で9.1chの仮想的な再生が可能なバーチャル処理機能を備えているところ。■リンクヤマハwebサイト・ニュースリリース  http://jp.yamaha.com/news_release/2015/15060901.html-

ソニーがAVアンプ「STR-DN1060」発表 ハイレゾ再生や4K伝送の機能を充実

ソニーがAVアンプ「STR-DN1060」発表 ハイレゾ再生や4K伝送の機能を充実

 ソニーは、中級クラスAVアンプSTR-DN1060を、7月21日(火)に発売する。ネットワーク機能ではDSD5.1chのマルチチャンネル再生に対応し、ビジュアルではHDCP2.2に準拠し、47K放送、4K配信動画サービスのチューナーからの伝送が可能になった。Wi-Fiも5GHz帯のIEEE802.11a/nに対応し、より高品位な再生も図る。価格は、72,000円(税抜)。 2chのDSDは5.6MHz再生対応へレベルアップ、また5.1ch再生でも、サラウンドの再生システムがそのまま生きるので、簡単にマルチチャンネル再生が楽しめる。またUSBメモリーでもDSDファイルの再生が可能になった。 BlutoothやWi-Fiなど最新のフィーチャーを取り込んでいるが、とくにBluetoothでは自社開発のコーデックLDACにより、同じく対応の同社ハイレゾウォークマンなどの音もより高品位なハイレゾレベルで楽しめる。  ホームネットワーク上の対応機器をさまざまに組み合わせて音楽再生ができる独自機能、ソングパル・リンク(Songpal Link)にも対応しており、さまざまに発展させた使い方ができる。■リンクソニーwebサイト・ニュースリリース  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201506/15-0610/ -

パイオニアのAVアンプ「VSA-830」「VSA-1130」 Wi-Fi内蔵やBluetoothなどでさらに進化

パイオニアのAVアンプ「VSA-830」「VSA-1130」 Wi-Fi内蔵やBluetoothなどでさらに進化

 オンキヨー&パイオニアはパイオニア(Pioneer)ブランドにて、5.2chAVアンプ「VSA-830」(60,000円・税抜)と7.2chの「VSA-1130」(92,000円・税抜)を5月下旬に発売する。「ひとつ上のクラスの実現」を目指し、Dolby Atmosを含むサラウンド再生能力やハイレゾファイル対応などのネットワーク機能についての強化、HDCP2.2対応やWi-Fi内蔵、Bluetooth対応などAVアンプの最新の流れを広く取り入れている。 サラウンド再生については、VSA-1130では、従来、上位モデルのSC-LXシリーズで使われてきた音場補正技術MCACC Proを搭載するのが大きな特徴。スピーカー設置に合わせた音響的な最適化や部屋の特性に合わせた調整などに加えて、サブウーファーを含む全帯域において全スピーカーの位相をそろえるフルバンドフェイズコントロールまで全項目の調整で、Dolby Atmosなどのサラウンド再生のさらに高精度、リアルな再生を図る。 VSA-830では、従来のVSAシリーズ最上位モデルと同じAdavamced MCACCとして、基本の調整に加えて低音のズレや部屋の定在波の制御など補正項目を大幅に拡大している。  効果的なサラウンド再生を含みアンプの要は音ということから音質の強化も怠りはない。VSA-1130では電源部が、SC-LXシリーズと同様、銅箔シールドにより磁束の漏れを大幅に抑えた電源トランスを使って電磁ノイズを低減し、また基板類にもノイズ対策を施している。デジタル/アナログ回路は独立して供給し、低ノイズ化を図っている。内部についても、各回路の配置や基板の回路パターンなどを見直し、見た目でも美しく、かつ回路間の干渉を抑た、情報量が多く、スムーズなサウンドになっているという。 パーツ類についても、DACチップには高S/Nで定評あるESSテクノロジー社製ES9006Sやすでに同社オーディオ機器で実績のある専門メーカーのルビコン社と共同開発したオーディオ専用のPML MUコンデンサー(薄膜高分子積層コンデンサー)などを投入。また、内部の空洞共振を発生しない特殊形状インシュレーターなど、電気的、物理的を問わず、徹底したノイズの低減を図っている。 VSA-1130、VSA-830はともに同社AVアンプとしては初めてWi-Fi、Blutoothにも対応。Wi-Fi内蔵によりダイレクトにスマートフォンやタブレットと接続できるので、自宅が無線LAN環境でなくともアプリからのコントロールができたり、AirPlayやPUSH Playerも楽しめる。Wi-Fiについては8011a/nを含む5GHzと2.4GHzのデュアルバンドに対応し、ハイレゾファイルを含むより高品位なネットワーク再生が可能だ。またWi-FiやBluetoothがOFFできるので、使わないときのノイズの影響も抑えられる。 ハイレゾファイルの再生については、PCM・192kHz/24bitやDSD5.6MHz(VSA-1130のみでPCM変換。2.8MHzはダイレクト)に対して、Wi-Fi、有線、またUSBとすべてのメディアとの接続で対応している。 映像系では、先のBDP-LXプレーヤーで開発した4K映像へのアップコンバート技術Super Resolutionを投入。従来の1080pも画像解析を行った処理で、より緻密で自然な映像が得られるようにしている。前記のとおりメディアなどの著作権保護技術HDCP2.2にも対応し、将来についても安心して楽しめる。 ユーザーインターフェースについてもきめ細かく改良を加え使い勝手を向上。画面も文字主体で項目を読まないとわからなかったものがグラフィックスを使って項目を分類し、設定画面に直感的にアクセスできるようになった。さらに新しいアプリStart-up Naviを用意。Wi-Fiを利用して、スマートフォンやタブレットでアプリを起動してその問いかけにしたがって答え選んでいけば数分えネットワーク設定が完了、さらに周辺機器との接続に進むと、本体に内蔵のAVナビゲーターが起動し、引き続き画面との対話形式でスピーカーなどとの接続と設定が行える。AV機器に詳しくなくても、取り扱い説明書と首引きで何時間も接続に格闘するということが解消される。  ■リンクPioneer・webサイト・トップページ  http://pioneer.jp/-

オンキヨーが入門クラスのAVアンプ「TX-SR343」 4K/60PやHDCP2.2にも対応

オンキヨーが入門クラスのAVアンプ「TX-SR343」 4K/60PやHDCP2.2にも対応

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、オンキヨー・ブランドにて同社AVアンプのベーシックモデルとなるTX-SR343を、4月下旬に発売する。これからますます高まる4K映像を中心とした対応を充実させている。価格は、48,000円(税抜)。 TX-SR343は、定格65W(8Ω)×5出力をもつ5.1chAVアンプ。HDMI入出力は最新規格に準拠しており、4K/60P映像の伝送にもボトルネックとなることがない。また、ハリウッドメジャーが推進する4Kの著作権保護技術HDCP2.2に準拠しているので、衛星放送やデジタルチューナーからの4K放送も通すことができる。 新たにBluetoothに対応。スマートフォンやタブレット端末の音楽コンテンスをワイヤレスで再生が可能で、これらの圧縮音源のよりよい音の再生が図れる機能を内蔵している。 伝統のオーディオ技術も投入。回路は独自技術で広帯域化を図るとともに低音の増強を図り、またDAC部にはバーブラウン製の192kHz/24bitDACを搭載した高音質設計としている。ネットワーク機能は非搭載。主な仕様●HDMI端子 入力:4 出力:1●映像入力端子 入力:コンポジット×3(リア×2、フロント×1)、コンポーネント×2●音声入出力端子 入力:デジタル×3(光×2、同軸×1)、アナログ×7(リア×6、フロント×1)●出力:サブウーファー×1●最大外形寸法 幅435×高さ160×奥行328mm●質量 7.8kg■リンクオンキヨーwebサイト・ニュースリリース http://www.jp.onkyo.com/news/newproducts/audio/txsr343/index.htm-

マランツがAVプリアンプ「AV8802A」発表 HDCP2.2対応にアップグレード

マランツがAVプリアンプ「AV8802A」発表 HDCP2.2対応にアップグレード

 マランツはAVプリアンプAV8802Aを、6月下旬に発売する。この2月に発売したAV8802(関連記事:http://www.pc-audio-fan.com/news/pc/20141219_69751/)のアップグレードモデルで、4K映像コンテンツの著作権保護技術であるHDCP2.2に対応し、これから普及が予想される衛星放送などの4K映像がフルに楽しめるようになっている。価格は455,000円(税抜)。これに伴い従来AV8802については、無償アップグレードが実施される。 HDCP2.2は4K放送に適用される著作権保護規格で、AVプリアンプでも非対応であるとTVチューナーからの4K映像が通らず、フルグレードでは楽しめなくなる。AV8802Aは8入力/3出力のHDMI端子すべてをHDCP2.2対応として、ソースに関わらず4K/60Pの映像をパススルーできるほか、SD/HD画像の4Kアップスケーリングも行える。なお、音声関係については、先にDTSから発表された最新サラウンドフォーマットDTS:Xへの対応予定であることもアナウンスされている。 また、AV8802の無償アップグレードは、6月4日(木)より受付が開始となり、6月18日(木)より実施の予定。概要は下記リンクまで。■リンクマランツwebサイト・ニュースリリース(製品)http://www.marantz.jp/jp/News/Pages/PressReleaseDetails.aspx?PRID=234マランツwebサイト・ニュースリリース(アップグレードサービス)http://www.marantz.jp/jp/News/Pages/PressReleaseDetails.aspx?PRID=233-