ヤマハがAVアンプ2機種 上位モデルとして機能を強化

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(OVO オーヴォより)

ヤマハは、7.1ch対応AVサラウンドアンプ「RX-V779」(96,000円・税抜)を7月中旬に、「RX-A850」(110,000円・税抜)を8月上旬に発売する。RX-V779は、先に発表のRX-V379、V479、V579に続くAVアンプのシリーズ上位モデル、RX-A850は上級AVENTAGE(アベンタージュ)シリーズのベーシックモデルで、2機種ともに4K/60pとHDCP2.2対応やWi-Fi内蔵、Bluetoothなど、ホームオーディオのセンターシステムとして機能を高めている。

RX-A850は、音を周囲だけでなく頭上など高さ方向にも自由に定位、移動させられる3次元の音響効果をもつ新方式Dolby Atmos(ドルビー・アトモス)対応のデコーダーを搭載するのがRX-V779との主な違いとなる。

RX-A850、RX-V779ともに、新世代の高精細映像をフルに楽しめるように、著作権保護のHDCP2.2と4K/60pパススルー&4Kアップスケーリングに対応した8入力/2出力のHDMI端子も装備。高音質については、パワーアンプ部がパーツから回路を組み上げるフルディスクリート構成で出力130Wを獲得。電源部は、オーディオ、デジタル、アナログ映像、FLディスプレイの各回路で、相互の干渉や悪影響が出ないように、4回路分離パワーサプライとしている。また、専門メーカーと共同開発したオリジナルのコンデンサーなども使っている。

ネットワークオーディオ部では、従来のWAV・FLAC192kHz/24bit(最大)に加えて、DSD5.6MHzに対応。96kHz/24bitだったAIFFも192kHz/24bitまで対応するようになった。また高精度なクロックを内蔵した新しいネットワークモジュールにより、ネットワーク部をはじめUSBやBluetoothの再生も低ノイズ化を実現しているという。

Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)の内蔵によりワイヤレスでホームネットワークに接続できるようになり、設置場所の自由度が向上。また無線LAN環境になくとも専用のリモートコントロールアプリが使えたり、AirPlayなどのスマートフォンやタブレットの音楽をワイヤレス再生できる。

最近のワイヤレス再生のトレンドであるBluetooth機能も内蔵。伝送コーデックは標準のSBCのほかにAACにも対応していて、同じく対応のスマートフォンなどの音源のより高品位なワイヤレス再生が図れる。また圧縮された音源ファイルの音質を改善する独自のミュージックエンハンサー機能がBluetooth再生でも機能するようになった。

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