国土交通省は30日、2015年6月分の「不動産価格指数（住宅）」および「不動産取引件数・面積（住宅）」を公表した。不動産価格指数は10年度平均を100として算出している。
同月の住宅総合指数は103.2（前年同月比1.4％上昇）。住宅地は95.4（同1.8％減）、戸建住宅は98.3（同0.9％減）、マンションは119.2（同6.8％増）となった。マンションは28ヵ月連続の上昇。
都市圏別の指数は、南関東圏の住宅総合は104.6（同3.3％増）、住宅地は98.9（同変動なし）、戸建住宅は97.2（同0.8％増）、マンションは117.0（同6.7％増）。名古屋圏の住宅総合98.7（同2.6％増）、住宅地は90.8（同4.6％減）、戸建住宅は97.0（同2.6％増）、マンションは122.5（同16.5％増）となった。京阪神圏は住宅総合が99.5（同2.4％減）、住宅地は93.7（同5.9％減）、戸建住宅は93.0（同4.7％減）、マンションは115.2（同2.7％増）。
東京都の住宅総合は109.3（同6.0％増）、住宅地は100.1（同0.2％増）、戸建住宅は101.2（同3.9％増）、マンションは120.7（同9.3％増）だった。
東日本大震災の被災地である東北地方は、住宅総合が116.6（同2.9％増）、住宅地95.8（同1.2％減）、戸建住宅120.4（同2.9％増）、マンションは169.6（同5.5％増）となった。
不動産取引件数は、全国の戸建住宅取引件数が1万4,764件・取引面積は361万7,772平方メートル。マンションは取引件数1万4,615件・取引面積81万3,354平方メートルだった。
