(OVO オーヴォより)
お正月料理は「おせち」よりも「お雑煮」を食べる人が多い―。JA全中がインターネットを使って実施した「正月料理と和食に関する意識調査」で、こんなデータが出ている。また、正月に飲むお酒は、日本酒が一番人気という。
調査は１０月中旬から下旬にかけて実施、２０代〜６０代の男女１０００人のデータを分析した。すると、年末年始に食べるものを聞いた結果では、第１位は「年越しそば」と８０％が回答。正月に食べるものの中では、「雑煮」が７５％で最も多く、次いで「餅」が６５％、「おせち」が６４％の順番で、「おせち」よりも「雑煮」の方が多いという結果になった。
普段から「餅」を食べることがあるかを尋ねたところ、「よく食べる」が１０％、「たまに食べる」が５５％いて、正月と同様に６割以上が「餅」を食べていることが分かった。「餅」の食べ方は「磯辺焼き」が６０％、次いで「安倍川餅」が４４％で、「餅」を食べる理由は、「手軽に食べられる」が６０％、「味が好き」が５１％だった。
「おせち」は和食を代表する料理だと思うかを聞いたところ、７６％が「そう思う」と回答。正月に飲みたくなる酒としては、「日本酒」が４５％と最も多く、次いで「ビール」（２９％）、「シャンパンやスパークリングワイン」（１０％）の順番だった。
