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2015年のダイエットは「食欲」の抑制がカギ? 米国で人気のサプリ“アフリカマンゴノキ”に注目!

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(OVO オーヴォより)

年末・年始につい食べ過ぎて、年明け早々、ダイエットを心に誓った女性も多いのでは。トレンド総研(東京)が、2014年度のダイエット事情に関する調査結果を発表したので、それを参考にダイエット計画を練ってみるのもいいかもしれない。

まず、20代〜40代の女性2,744人に事前調査の結果、2014年に「ダイエットを行った」人は41%、「行いたかったができなかった」と答えた人が26%だった。つまり67%の人がダイエットしたいと思っていたわけだ。そこで、同社では実際にダイエットに取り組んだ人の中から500人に詳しく質問を行った。

最初に、2014年にメディアで取り上げられることが多かった5つのダイエット方法の認知度と実施率を調べてみると、認知度では「ゆる断食」「白湯ダイエット」が各37%でトップ。以下、「ココナッツオイル」「ふくらはぎダイエット」「ジュースクレンズ」と続いた。しかし、実施度となるといずれも10%以下。どれも話題先行で終わったことがわかる。

では、実際に行われた方法は何かたずねたところ、「食事制限」(66%)、「有酸素運動」(35%)、「筋力トレーニング」(27%)、「サプリメントの利用」(21%)というオーソドックスな結果が。もちろん、複数のダイエットを組み合わせている人も多かったようだ。次に購入したダイエットアイテムをたずねると、「サプリメント」(27%)が最多。さらに「体重計」、「ダイエット用食品・食材」と続いた。

結果についてきくと、「成功した」人が53%、「失敗した」人が47%とほぼ半々。内容を比べると、両者で最も大きな違いがあったのは、「食事量の制限」「特定食品・食材の制限」をした人の割合で、成功グループは失敗グループより15%多くの人が食事量を制限していた。やはり食事の仕方は、ダイエットの成否において重要なカギを握っているようだ。ダイエットにおいて特に大変だと思うこととして、約7割が「食欲を抑えること」と答えていることからもそれがうかがえる。

2014年のダイエット事情から、サプリメントが人気なことや、「食欲のコントロール」が最大の課題であることがわかってきたが、医学博士の齋藤嘉美氏はダイエット向けのサプリメントについて次のようなアドバイスをしている。

「ダイエット向けに利用されるサプリメントは、①体内脂肪の燃焼を促すもの、②カロリーの吸収を抑制するもの、③体を太りにくい状態にするもの、と大きく3つに分類できます。それぞれに期待できる効果を知り、自身の目的に合わせて利用することで効果的なダイエットを行うことも可能です。

代表的なものとしては、①がカプサイシンやガルシニア、カテキン、オルニチン、カルニチン、α-リポ酸など。②は糖分の分解を抑制するギムネマ、サラシア、インゲン豆エキス、コレウスフォルスコリ、小麦アルブミンなどと、食事でとった脂肪の排出を促すキトサンやレシチンなどがあります。③は直接肥満に効くというより身体の状態を改善する働きをするもので、便通をよくするハネセンナや食物繊維、マグネシウム、食欲を抑制するカフェインやカプサイシンなどです」

さらに齋藤博士は、「食欲のコントロール」が期待される注目のサプリメントとして、聞き慣れない名前をあげた。

「肥満大国アメリカでいま人気を集めているのが、『アフリカマンゴノキ』というフルーツです。アフリカやインドなど熱帯地方に自生する高木で、マンゴーに似た果実をつけますが、この種子のエキスは、炭水化物の吸収を抑えたり、脂肪がつくのを抑制したりと、さまざまなダイエット効果が複合的に働くサプリメントとして期待されています。なかでも、このエキスは食欲を制御するレプチンをスムーズに働かせるので、結果的に食欲を抑えられるのです」

ダイエット最大の敵「食欲」を抑制するというサプリメント『アフリカマンゴノキ』、2015年は日本でも大きな注目を集めるのではないだろうか。

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