(ライター:村上 健)

商店街の南を流れる大橋川沿いに足を延ばせば、特産のシジミ漁の様子を間近に眺めることもでき、高層ビルに囲まれた大都会の路地とは一味違うのどかな散歩が楽しめます。
そういえば、松江を愛した作家の小泉八雲は、木橋だった松江大橋でカラコロと響くゲタの音に魅せられたというエピソードもあります。一度あなたも松江をカラコロと歩いてみてはいかが。
村上 健 Ken Murakami
編集者の仕事の傍ら、各地の風景を描く。著書に『昭和に出合える鉄道スケッチ散歩』『怪しい駅 懐かしい駅』がある。

月刊不動産流通2017年4月号掲載