「積水ハウス」

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中野・江古田の複合開発PJ、来秋まちびらき

中野・江古田の複合開発PJ、来秋まちびらき

 (独)都市再生機構(UR都市機構)、積水ハウス(株)、医療法人財団健貢会総合東京病院は25日、共同で進めている住宅・医療・保育施設等の複合開発「江古田の杜プロジェクト」(東京都中野区)の概要説明会を開催した。  同プロジェクトは、3者が2015年4月に立ち上げた「江古田三丁目地区まちづくり協議会」が進めており、中野区、町会・商店会、小学校など行政・地域とも連携しながら推進している。昭和40年代に建てられた国家公務員宿舎の移転に伴い、跡地約4.4haをUR都市機構が08年3月に取得。中野区の要望や都市マスタープラン、地域の特性等を踏まえたまちづくりプランとし、公募で選定した積水ハウス、総合東京病院とともにプロジェクトを進めている。  開発地をA・B・C街区の3つに分け、A街区には積水ハウスによる分譲マンション「グランドメゾン江古田の杜」(総戸数531戸)を建築。専有面積は58.10〜90.75平方メートル、1LDK+S〜4LDKのプランを用意。竣工は19年2月、入居開始は同年3月の予定。 B街区には総合東京病院の新棟を建設。451床規模への増床となり、中野区で最も病床数の多い病院となっている。まちの完成に先駆け今年4月、中野区から要請のあった病児・病後児保育、小児初期救急診療などに対応する医療機関として開業した。 C街区も積水ハウスが手掛け、子育て世帯向けの賃貸マンション「プライムメゾン江古田の杜ウェスト・イースト」(ウェスト88戸、イースト175戸)、学生および医療従事者のための賃貸マンション「マストワン江古田の杜」(総戸数141戸)、サービス付き高齢者向け住宅「グランドマスト江古田の杜」(総戸数121戸)、介護付き有料老人ホーム(総戸数94戸)を建築。そのほか、まち全体のコミュニティ・防災拠点となる「リブインラボ」や、認可保育所・学童クラブ、薬局の機能を備えたコンビニエンスストアも設ける。  説明会の席上、UR都市機構東日本都市再生本部本部長の田中伸和氏は「まちびらきは18年秋に行なう予定。まちづくり協議会は19年8月をもって解散するが、まちびらきのタイミングで『リブインラボ協議会』を設立する。学生や子育て世代、高齢者世代など多様な世代が愛着を持って住み続けられるまちづくりのために活動していく」などと話した。

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暗闇を体験するエンタメ、防災をテーマに開催/積水ハウス

暗闇を体験するエンタメ、防災をテーマに開催/積水ハウス

積水ハウス(株)は、グランフロント大阪・ナレッジキャピタル内(大阪市北区)にある情報受発信拠点「SUMUFUMULAB(住ムフムラボ)」で定期開催しているダイアログ・イン・ザ・ダーク「対話のある家」で、2月21日〜4月13日まで防災をテーマにしたプログラムを開催する。

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豪州・シドニーの中心部の高層マンションが「Best Tall Bulding Worldwide」賞を受賞/積水ハウス

豪州・シドニーの中心部の高層マンションが「Best Tall Bulding Worldwide」賞を受賞/積水ハウス

積水ハウス(株)はこのほど、同社とフレイザーズ・センターポイント・リミテッド(本社:シンガポール、CEO:リム・エー・セン氏)の共同事業による豪州シドニー中心部での複合開発「セントラルパーク」の高層マンションの一つである「One Central Park」棟が6日に、世界的な建築賞「Best Tall Building」において、“世界一”の評価となる「Best Tall Building Worldwide(世界最高の高層ビル)」を受賞したと発表した。

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EVを蓄電池として使用、年間CO2排出量ゼロを達成/積水ハウス

EVを蓄電池として使用、年間CO2排出量ゼロを達成/積水ハウス

 積水ハウス(株)は14日、大阪ガス(株)と共同で実施している「スマートエネルギーハウス」(奈良県北葛飾郡、軽量鉄骨造2階建て)の居住実験結果を発表した。実験期間は2011年2月〜14年5月。  実証実験では、蓄電池に燃料電池を最大限に活用する独自の充放電制御技術を導入。居住者の快適性を損ねず利便性を高め、省エネ効果を最大化するための検証を重ねてきた。  11年2月〜13年3月は定置型蓄電池を、13年6月〜14年5月は電気自動車を蓄電池として使用した結果、1年間を通じてCO2排出量ゼロを達成した。3電池(燃料電池・太陽電池・蓄電池)を搭載しない場合と比較して、CO2排出量を定置型で106%、電気自動車で103%削減ができることを実証。さらに82%の節電、光熱費+車両燃料費合わせて31万円のメリットがあるという結果も得た。  また、居住者の快適性と省エネ性を長期間にわたり両立させる効果的なHEMS機能の実証と、電動シャッターや電動カーテン等の住宅設備の自動制御が居住者の利便性・快適性を向上させることも確認した。

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