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EVを蓄電池として使用、年間CO2排出量ゼロを達成/積水ハウス

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「スマートエネルギーハウス」外観

「スマートエネルギーハウス」外観

 

積水ハウス(株)は14日、大阪ガス(株)と共同で実施している「スマートエネルギーハウス」(奈良県北葛飾郡、軽量鉄骨造2階建て)の居住実験結果を発表した。実験期間は2011年2月〜14年5月。

実証実験では、蓄電池に燃料電池を最大限に活用する独自の充放電制御技術を導入。居住者の快適性を損ねず利便性を高め、省エネ効果を最大化するための検証を重ねてきた。

11年2月〜13年3月は定置型蓄電池を、13年6月〜14年5月は電気自動車を蓄電池として使用した結果、1年間を通じてCO2排出量ゼロを達成した。3電池(燃料電池・太陽電池・蓄電池)を搭載しない場合と比較して、CO2排出量を定置型で106%、電気自動車で103%削減ができることを実証。さらに82%の節電、光熱費+車両燃料費合わせて31万円のメリットがあるという結果も得た。

また、居住者の快適性と省エネ性を長期間にわたり両立させる効果的なHEMS機能の実証と、電動シャッターや電動カーテン等の住宅設備の自動制御が居住者の利便性・快適性を向上させることも確認した。

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