「昭和」

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由緒正しい城下町で昭和の横丁へ紛れ込む(松本市/ナワテ横丁)

由緒正しい城下町で昭和の横丁へ紛れ込む(松本市/ナワテ横丁)

信州を代表する城下町・松本は、歴史好きにとって散策が楽しいまちです。五重の天守が北アルプスの山並みに映える松本城だけでなく、城の守りを固めるために道路をずらして交差させたり、鍵の手やT字路にした城下の名残が今も残っているからです。そんな城下町風情をスケッチしようと、中心部を流れる女鳥羽川沿いを物色しながら歩きます。

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難波里奈さん「純喫茶の似合うまち」

難波里奈さん「純喫茶の似合うまち」

いわゆる「純喫茶」と呼ばれる昔ながらの喫茶店が好きで、夢中になってから十数年が経ちました。きっかけは昭和の時代に着用されていた古着のワンピースの可愛らしさに惹かれたこと。レトロな魅力のとりこになり、次第に自分の身の回りにある雑貨や家具も、懐かしい形や色をしたものが増えていきました。

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ジャス、ケッタマシン、ラーフル、ジャミジャミ...知ってた?「昭和四大方言」

ジャス、ケッタマシン、ラーフル、ジャミジャミ…知ってた?「昭和四大方言」

日本には「昭和四大方言」なるものが存在しているらしい。選ばれているのは、仙台の「ジャス」、鹿児島の「ラーフル」、名古屋の「ケッタマシン」、福井の「ジャミジャミ」だ。それぞれの言葉について詳しく見ていこう。

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五月女 寛さん「古家礼讃」

五月女 寛さん「古家礼讃」

「築65年木造2階建て9部屋」。こんなチラシを不動産屋さんの掲示板で見つけ、「9部屋ってどんな屋敷だろう?」と、はやる気持ちを抑え興味津々で見に行くと、目の前には元下宿屋の古家があった。昔ながらの家並みが残る豊島区雑司が谷の中にあっても、「古色蒼然の木塀に杉板張り」というひと際年季の入った構え。格子の引き戸を開けて室内に進むと中央に階段。それを囲むように襖で仕切られた小さな畳部屋が田の字に並ぶ。

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