19歳のとき、人生で初めて訪れた海外のまちが上海だった。大阪を出港した国際客船は、ゆっくりと東シナ海を横断し、3日目の夕方、上海の港に接岸した。

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19歳のとき、人生で初めて訪れた海外のまちが上海だった。大阪を出港した国際客船は、ゆっくりと東シナ海を横断し、3日目の夕方、上海の港に接岸した。
いわゆる「純喫茶」と呼ばれる昔ながらの喫茶店が好きで、夢中になってから十数年が経ちました。きっかけは昭和の時代に着用されていた古着のワンピースの可愛らしさに惹かれたこと。レトロな魅力のとりこになり、次第に自分の身の回りにある雑貨や家具も、懐かしい形や色をしたものが増えていきました。
青森県弘前市は旧弘前藩の城下町であり、市内には旧第五十九銀行本館や旧弘前市立図書館など、明治大正期に造られた洋風建築が今も数多く残されている。そんな洋館のひとつが、スターバックスの店舗となり、話題となっている。
東京・三鷹にある、レトロ文具をメインに取り扱うセレクトショップ「山田文具店」。「どこか懐かしくて味のある、ストーリーを持つ文具たち」をコンセプトとしている。今回は実際にその店舗に赴き、思わず「懐かしい!」とうなってしまいそうな商品を探してみた。
カフェやシアトル系、サードウェーブの呼び名が定着して、「喫茶」という言葉が懐古的な響きを持つようになった昨今。だがそれだけに、時代の波を乗り越え生き残った“名店”は、喫茶店世代には、変わらない味を落ち着いて味わえる穴場になっていたりする。外観から味まで、そんな空気を楽しめる店を撮った写真集が1月16日(土)に刊行される。『美しい建築の写真集 喫茶編』(竹内 厚著、パイ インターナショナル)だ。 明治、大正の近代建築から、60〜70年代のモダニズム建築の美しい喫茶店・ホテルのラウンジを掲載。建物の内観と外観、さらに窓や柱・照明・家具など細部の見どころを、美しい写真とテキストで紹介している。北は北海道、南は長崎と日本全国の名建築の喫茶店、ホテルのラウンジを31件網羅。いずれも気持ちのいい空間、居心地のいい時間を味わえるお店ばかりだ。『美しい建築の写真集 喫茶編』著者:竹内 厚発行:パイ インターナショナル定価:本体1,800円(+税)
お菓子やパン作りに活躍するキッチンスケール。せいぜい1g単位のアナログなものより、0.1gの微量単位で計れるデジタルは便利だけど、レトロな雰囲気も捨てられない。