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今年の決断ランキング “働き方改革”は意外にできた!?

今年の決断ランキング “働き方改革”は意外にできた!?

 仕事でも私生活でも、人は毎日大小さまざまな「決断」をしながら生きている。多くの人が直面した今年 の決断はどんなものだったのか、総合情報サイト・All About「国民の決断アワード 2017」(オールアバウ ト・東京)が発表された。1 位は「意外にできた“働き方改革” 定時に帰る決断」だった。 首都圏に住む 20〜50 代までの会社員男女を対象に、オールアバウトが 11 月に行ったインターネット リサーチによると、「働き方改革」という言葉の認知度は 8 割強におよび、うち 9 割がこの言葉を好意的に とらえていた。「働き方改革」を実施した人、また検討している人も半数に及び、具体的に実施したこと、 あるいは検討していることは、「定時退社(残業をさける)」が最多。働き方を見直す理由は、「仕事効率 化・無駄な仕事の整理」、「余暇時間の向上」、「健康管理」で、「会社からの指示」と回答した人は 2割 に留まった。 2 位の決断は、「ネット情報への接し方を考えるようになった」こと。オールアバウトが 20 代以上の男女 を対象に行ったインターネットリサーチ(有効回答 553 人)によると、昨年のキュレーションサイトや医療 系サイトの事件について知っていた人のうち約 9 割が、「この事件をきっかけに情報収集の方法に気をつけ るようになった」と答えている。3 位は「現金で払わない」決断。電子マネー、クレジットカードなどの現金以 外を主な決済手段としている人は 46%で、現金を使わない理由は、「ポイントなどの特典が得られない」 (55%)が最多。「電子マネー、クレジットカードが使える場所が増えた」「現金を持ち歩きたくない」などが 続いた。それ以外の決断や詳しい情報は、「国民の決断アワード 2017」の特設サイトへ。

ニュース
海外旅行先からのSNS投稿は好評 ・・・だけど“あなたが写った写真”は人気ないかも

海外旅行先からのSNS投稿は好評 ・・・だけど“あなたが写った写真”は人気ないかも

 海外の旅行先からSNSに投稿される、ものすごぉ〜く楽しそうな写真。うらやましいと思う? DeNAトラベルが10代〜60代の男女93人に聞いた「海外旅行先でのSNS投稿」に関する調査によると・・・。  SNSのアカウントを所有している人のうち、旅行先の出来事をSNSにいつも投稿するのは63.4%、たまにするのは31.2%で、ほぼ大半の人が投稿している。投稿するSNSは写真のクオリティーが重視されやすい「Instagram」が全体でトップとなっているが、男性に限ると1位は「Facebook」だった。「Facebook」は一度にたくさんの写真が投稿できるわけだが、男性は投稿写真について質より量と捉えている傾向があるようだ。 では、友人・知人など旅先でのSNS投稿を見た時のリアクションはどうかというと、「いいね!を押したり、コメントを書く」(89.2%)が最も多いが、男女別でみると「投稿者に会ったときに話題にする」の割合が、男性は37.0%なのに対し女性が64.6%に、さらに「自分の次の旅行の参考にするため、お気に入りに保存する」が男性の18.5%に対し女性が38.5%と差が生じるなど、女性の方が旅の情報取得にSNSを活用している様子がうかがえる。 他方、友人・知人の旅行先でのSNS投稿を見た時の気持ちを聞くと、「自分の次の旅行の参考にしようと思う」(50.6%)、「旅行していて羨ましいと思う」(39.8%)の順に。「特に何も思わない」を挙げた人はわずか7.2%、「見るのが面倒くさい」、「自慢されているような気になる」という回答は、今回の調査ではゼロ! 旅先からのSNS投稿に大しては、ネガティブな感想を持たないようだ。 さらに、友人・知人の旅先のSNS投稿で「いいね!」を押したくなるものを聞くと、「風景」が9割近くでトップ! 「旅行先で立ち寄ったお店の写真」は男性の33.3%に対し、女性は61.5%とここでも、女性が旅行の情報をSNSから集める傾向が示された。ちなみに、「友人や知人が写った写真」は人気が今イチとなっている。実際、「いいね!」を押したくない投稿は何かとの質問で、「友人・知人が写った写真」(22.6%)はトップの「特になし」(25.8%)に次いで2位だった。

ニュース
売却時の不動産会社選択理由に、「信頼できる担当」「地元不動産事情に詳しい」がトップ/シースタイル調査

売却時の不動産会社選択理由に、「信頼できる担当」「地元不動産事情に詳しい」がトップ/シースタイル調査

 (株)シースタイル(東京都中央区、代表取締役:川合大無氏)は13日、「不動産売却のパートナー選び」についての調査結果を発表した。  調査対象は、全国の不動産売却の経験・意思がある30〜60歳代の500人。

ニュース
15周年を迎えたウィキペディアが、地域振興の主役になるかもしれない(後編)

15周年を迎えたウィキペディアが、地域振興の主役になるかもしれない(後編)

ウィキペディアタウン二子玉川プロジェクトでは、今は再開発などで消えてしまった街並みや当時の文化や習慣をうかがわせる写真を発掘し、ウィキメディア・コモンズにアップロードするという取り組みを、地域の商店街振興組合などと連携しながら続けている。

街のコト
15周年を迎えたウィキペディアが、地域振興の主役になるかもしれない(前編)

15周年を迎えたウィキペディアが、地域振興の主役になるかもしれない(前編)

ネットの百科事典であるウィキペディアはこのほど誕生から15周年を迎えた。ウィキペディアは今、現実社会に飛び出して(あるいは現実社会を取り込んで)、「便利な調べ物サイト」に留まらない、新たな役割を見つけようとしている。

街のコト
誹謗・中傷はSNSが6割  ルールやマナーは教わらず

誹謗・中傷はSNSが6割  ルールやマナーは教わらず

 交流のツールとしてかなり便利なSNS。だが、生の相手と対面していないという微妙な“距離”が、安易な誹謗、中傷の言葉を生んでいるのも確かだ。「ネットおよび携帯電話/スマホのマナーに関する調査」(MMD研究所)で、ネット上で自身や知人の誹謗・中傷をみたことがある人のうち、約6割は、「SNS」上で、最多だったことが分かった。 「小・中・高校生のころ、自分自身や友人・知人がネット上で誹謗・中傷されているのを見たことがある」のは、10代で30.7%、20代22.7%、30代4.9%。だが、ネット利用のルールやマナーについて、10代の23.6%、20代の28.3%、30代の47.1%は「特に誰からも教わらなかった」と回答している。その結果、多くの人が、ネットやスマホのルールは小学生の時から必要だと考えていることも分かった。 もっとも、ネット上であれ対面であれ、“対人”コミュニケーションであることに変わりはない。ネット特有のプライバシー管理等は新しい“教育”が必要なところだが、相手にかける“言葉”の判断は、ツールや場所に関わらない。楽しいコミュニケーションの場を維持できる、節度を持ちたいものだ。

ヤマハが中核クラスAVアンプ2機種 Wi-FiやBluetoothなど機能が充実

ヤマハが中核クラスAVアンプ2機種 Wi-FiやBluetoothなど機能が充実

 ヤマハは、AVサラウンドアンプ「RX-V479」(61,000円・税抜)と「RX-V579」(72,000円・税抜)を7月中旬に発売する。先のベーシックモデルRX-V379(関連記事:http://www.pc-audio-fan.com/news/pc/20150520_73977/)に続く、新しいクラス分けの上位モデルとなり、4K/60pとHDCP2.2対応、Wi-Fi、Bluetoothなど、最新トレンドにしたがって機能を充実させている。 RX-V479が5.1ch、RX-V579が7.1chサラウンド対応アンプ。このクラスでは話題のDolby Atmosには対応していないが、新世代映像として注目を集める4K映像は4K60p 4:2:0のフルスペック、その著作権保護伝送のためのHDCP2.2に対応したHDMI入出力を装備。これからのAVソースも心おきなく楽しめる。 広帯域、高速伝送が行える規格のWi-Fiを内蔵。Wi-Fiルーターを通してワイヤレスで家庭内のネットワークにつながるので、ネットワークオーディオを楽しむのも簡単、アプリによる本体の操作をしたり、Wireless directによるAirPlayなどのストリーミング再生が直接楽しめる。 ネットワークオーディオでは、新たにAIFF192kHz/24bitとDSD2.8MHz/5.6MHzの音源ファイルの再生に対応(DSDはNASに依存)、またUSBメモリーでも再生できるようになった。回路では、低ノイズ化した新しいネットワークモジュールを採用。ネットワーク、Bluetooth、USB経由での再生を高品位化している。  Bluetoothは、標準コーデックのSBCのほか、より高速、高品位の伝送を行うAACもサポートして音質面に配慮。なお、圧縮音声で不足してしまう高音域、低音域を補うためのミュージックエンハンサーも新開発。同じBluetoothもより良い音で楽しめるようになっている。 このほかリモコンもデザインを一新して、ボタン類を大きくシンプルにして操作性を向上。スマートフォンやタブレットから快適に操作できるAV CONTROLLERと、設置や配線、動作設定などを画面でサポートするAV SET UP GUIDEの専用アプリを用意している。 RX-V479とV579の違いは前出のパワーアンプch数のほか、V579では一部パーツ類により高品位なものを使い、5.1chスピーカー構成で9.1chの仮想的な再生が可能なバーチャル処理機能を備えているところ。■リンクヤマハwebサイト・ニュースリリース  http://jp.yamaha.com/news_release/2015/15060901.html-

ソニーがBDプレーヤー2機種 より使いやすくなって機能も強化

ソニーがBDプレーヤー2機種 より使いやすくなって機能も強化

 ソニーはBD(Bluray Disc)プレーヤー「BDP-S6500」(市場価格20,000円前後・税抜)、「BDP-S1500」(市場価格12,000円前後・税抜)を6月20日(土)に発売する。本体の小型化や新GUI(グラフィックユーザーインターフェース)、YouTubeやNETFLIXなどのインターネット動画サービスへの対応などで、より使いやすく、また高画質化のための機能強化を行っている。 本体はBDP-S6500で従来モデルの36cmに対して25.5cm、同様にBDP-S1500では26.5cmから23cmと大幅に小型化。従来よりの1秒以下の高速起動に加えて、ローディング時間もソフトウェアの最適化でさらに短縮。出画まで待たされることのない、快適な鑑賞ができる。   新GUIは、おすすめアプリとマイアプリを一覧で表示、ホーム画面で見たいソースへすばやくアクセスするために、メディア/USB/スクリーンミラーリングのダイレクトアイコンを置いたり、マイアプリは簡単に登録、カスタマイズができる。 インターネットの動画配信サービス、YouTubeや今秋に開始予定の話題の新サービスNETFLIXにも対応。USBメモリー、ネットワークプレーヤー機能などとともに、BD以外の多様なソースが楽しめる。 上位モデルS6500では、4Kアップコンバートの対応コンテンツの拡大、ネットワーク機能でのDSD5.6MHzファイルへの対応、内蔵Wi-Fiの受信感度の向上によるより安定した無線LANでのインターネット動画の鑑賞など、従来モデルより機能を強化している。■リンクソニーwebサイト・プレスリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201506/15-0603/ -

TDK Life on Recordがワイヤレスヘッドフォン「WR680」 小型・軽量のオーバーヘッドバンド型

TDK Life on Recordがワイヤレスヘッドフォン「WR680」 小型・軽量のオーバーヘッドバンド型

 記録メディアのイメーションは、TDK Life on RecordブランドにてBluetoothヘッドフォンWR680を、6月12日(金)に発売する。オンイヤーのオーバーバンド型で、イヤカップ部が回転してフラットに折り畳め、軽量220gの本体は持ち歩きにも便利。黒、白の本体に赤をあしらったしゃれたデザインも特徴だ。オープン価格で、店頭等では6,800円前後(税抜)となる見込み。 高磁力ネオジムマグネットのφ40mmドライバーを搭載。Bluetoothにより手元で音楽の再生/停止や音量調整が行え、音楽を聴いていてもハンズフリー通話に切り替えられるので、着信応答や通話も簡単にできる。 NFC機能によりBluetooth接続はワンタッチ、内蔵充電池により最大8時間の連続再生が可能(充電はUSB)。バッテリー切れのときも付属のリモコン付きケーブルにより、ふつうのワイヤードヘッドフォンとして音楽が楽しめる。サイズは189W×187H×75Dmm、重量220g。■リンクブランドwebサイト・製品ページ    http://www.tdk-media.jp/audio/headphones/wr680/index.html-

タンノイが小型スピーカー「Revolution XT Mini」など6月発売

タンノイが小型スピーカー「Revolution XT Mini」など6月発売

エソテリックは、英国タンノイ(TANNOY)のスピーカーシステムRevolution XT Mini(96,000円/ペア・税抜)、Revolution XT C(95,000円/1台・税抜)を6月10日(水)に発売する。従来Revolution XTシリーズに連なるモデルで、XT Miniはエントリークラスの小型ブックシェルフ、XTCはマルチチャンネルのセンタースピーカーとなり、同社伝統の同軸型ユニットの最新版を搭載する。   Revolution XT Cシリーズの特徴がオムニマグネット・デュアルコンセントリック・ドライバーと名付けられた最新の同軸型ユニット。トゥイーター部のリング型振動板と弾頭型フェイズプラグを組み合わせた新設計で、従来型よりトゥイーターを前方に配置できることから、ウーファーとトウィーターを一つのマグネットで駆動し、位相特性や時間軸をさらに最適化している。   また高域のホーン効果を持つウーファーコーンも浅くなったことで、よりスムーズかつハイスピードで同軸型ならではの優れた音像定位と音場の広がりを得ているという。XT mini、XT Cともに、トゥイーターが20?(従来は25?)、ウーファーが100mm(4インチ)の新サイズとなった。内部に並行面を持たず定在波の発生を抑える台形を基調としたエンクロージャーは上位を継承。バスレフポートは一般的なリアバスレフポートとなる。■リンクエソテリックwebサイト・製品ページ  http://www.esoteric.jp/products/tannoy/revolution_xt/index-

ヤマハがサブウーファー「NS-SW1000」 1kWデジタルアンプと新形状バスポート搭載

ヤマハがサブウーファー「NS-SW1000」 1kWデジタルアンプと新形状バスポート搭載

 ヤマハはサブウーファーの最上位モデルNS-SW1000を、6月中旬に発売する。定評ある独自の低音技術A-YST II方式を継承しつつ、より高音質を追求した新形状ポートや1kWの大出力デジタルアンプを搭載する。価格は、200,000円。 NS-SW1000は、AVサラウンドシステムだけでなく小型スピーカーと組む2.1chシステムやオーディオマルチチャンネル再生などでも使えるようにとオーソドックスな音質追求したモデル。バスレフ方式をベースに、空気そのものを振動板として利用するA-YST II方式では、空気の流れをスムーズにするかがポイントとなるが、開いた朝顔をひねったような開口部をもつ独自のツイステッドフレアポートを採用。空気の乱れを抑え、バスレフポート両端で生じる風切りノイズを抑えている。 重低音再現に不可欠となるハイパワーに対して、ドライブ段にヤマハオリジナルのデジタルアンプデバイス、出力段を大電流MOS-FETによるディスクリート構成のプッシュプル動作として出力1kW(4Ω、100Hz)の大出力を確保。電源部はサブウーファーで一般的なスイッチング電源ではなく、あえて質量約10kgのEIコアトランスと大型の電解コンデンサーで構築したアナログ電源として音質へこだわっている。 もうひとつのキーとなるドライバーは30cmコーン・ウーファーユニットを採用。こちらも重低音のしっかりした再現に向けた専用設計となっていて、振動板にはペーパーコーンにケブラーを配合して剛性をアップ。磁気回路は2枚の大型フェライトマグネットを重ねたダブルフェライトマグネットとグラスファイバーボビンの4層巻きボイスコイル、背圧をスムーズに逃がし振動板の動作を確実に制御するエアベント付きダブルダンパーなどで、ロングストロークのパワフルな振幅を確保している。また、フロントファイヤリング(前面放射)式のエンクロージャーは、25mm厚(バッフル面36mm厚)の木質系材を使った重量級。くさびの原理を応用した同社ならではの総三方留め構造で強固に組み上げており、本体の不要共振を抑え、高品位でレスポンスの良い重低音再現を図る。 ソースに合わせて低音の特性をMOVIEとMUSICの2種で切り替えられるBASSモードスイッチも装備。入力はアンプのスピーカー出力から受けるINPUT1と、ラインレベル入力のINPUT2、3(ともにRCA)、消費電力160W、サイズは443W×463H×522Dmm、重量42.6kg。■リンクヤマハwebサイト・ニュースリリース  http://jp.yamaha.com/news_release/-

Astell&KernがDAPの新フラグシップ「AK380」 384kHz/32bitとDSD5.6MHzをネイティブ再生

Astell&KernがDAPの新フラグシップ「AK380」 384kHz/32bitとDSD5.6MHzをネイティブ再生

 デジタルミュージックプレーヤー(DMP)のAstell&Kernブランドなどを取り扱うアユートは、その新しい最上位モデルAK380を発表した。30万円近いプライスながら大ヒットしたAK240に代わるもので、価格、発売日などは未定。 DAC部はAKM(旭化成エレクトロニクス) AK4490を2基で構成し、PCM384kHz/32bitとDSD5.6MHzのネイティブ再生が可能という。クロックは0.2psの高精度VCXOを搭載。DNLA機能も強化しており、専用アプリによるスマートフォンやタブレットからのリモートコントロールしてネットワーク内のNASやパソコンの音楽コンテンツを再生できる。パラメトリックEQやおなじみ2.5mm4極バランス出力をと装備。 内蔵メモリーは256GB、microSDカードスロットによる最大128GBの拡張も可能。ハイレゾで増大するファイル容量に対応している。出力端子は、アナログが3.5mmステレオミニと2.5mm4極バランスで3.5mmミニの光デジタル出力も備える。サイズは79.8×112.4×17.5mm、重量218g。■リンクiriver・webサイト・ブランドトップページ http://www.iriver.jp/ -

パイオニアのAVアンプ「VSA-830」「VSA-1130」 Wi-Fi内蔵やBluetoothなどでさらに進化

パイオニアのAVアンプ「VSA-830」「VSA-1130」 Wi-Fi内蔵やBluetoothなどでさらに進化

 オンキヨー&パイオニアはパイオニア(Pioneer)ブランドにて、5.2chAVアンプ「VSA-830」(60,000円・税抜)と7.2chの「VSA-1130」(92,000円・税抜)を5月下旬に発売する。「ひとつ上のクラスの実現」を目指し、Dolby Atmosを含むサラウンド再生能力やハイレゾファイル対応などのネットワーク機能についての強化、HDCP2.2対応やWi-Fi内蔵、Bluetooth対応などAVアンプの最新の流れを広く取り入れている。 サラウンド再生については、VSA-1130では、従来、上位モデルのSC-LXシリーズで使われてきた音場補正技術MCACC Proを搭載するのが大きな特徴。スピーカー設置に合わせた音響的な最適化や部屋の特性に合わせた調整などに加えて、サブウーファーを含む全帯域において全スピーカーの位相をそろえるフルバンドフェイズコントロールまで全項目の調整で、Dolby Atmosなどのサラウンド再生のさらに高精度、リアルな再生を図る。 VSA-830では、従来のVSAシリーズ最上位モデルと同じAdavamced MCACCとして、基本の調整に加えて低音のズレや部屋の定在波の制御など補正項目を大幅に拡大している。  効果的なサラウンド再生を含みアンプの要は音ということから音質の強化も怠りはない。VSA-1130では電源部が、SC-LXシリーズと同様、銅箔シールドにより磁束の漏れを大幅に抑えた電源トランスを使って電磁ノイズを低減し、また基板類にもノイズ対策を施している。デジタル/アナログ回路は独立して供給し、低ノイズ化を図っている。内部についても、各回路の配置や基板の回路パターンなどを見直し、見た目でも美しく、かつ回路間の干渉を抑た、情報量が多く、スムーズなサウンドになっているという。 パーツ類についても、DACチップには高S/Nで定評あるESSテクノロジー社製ES9006Sやすでに同社オーディオ機器で実績のある専門メーカーのルビコン社と共同開発したオーディオ専用のPML MUコンデンサー(薄膜高分子積層コンデンサー)などを投入。また、内部の空洞共振を発生しない特殊形状インシュレーターなど、電気的、物理的を問わず、徹底したノイズの低減を図っている。 VSA-1130、VSA-830はともに同社AVアンプとしては初めてWi-Fi、Blutoothにも対応。Wi-Fi内蔵によりダイレクトにスマートフォンやタブレットと接続できるので、自宅が無線LAN環境でなくともアプリからのコントロールができたり、AirPlayやPUSH Playerも楽しめる。Wi-Fiについては8011a/nを含む5GHzと2.4GHzのデュアルバンドに対応し、ハイレゾファイルを含むより高品位なネットワーク再生が可能だ。またWi-FiやBluetoothがOFFできるので、使わないときのノイズの影響も抑えられる。 ハイレゾファイルの再生については、PCM・192kHz/24bitやDSD5.6MHz(VSA-1130のみでPCM変換。2.8MHzはダイレクト)に対して、Wi-Fi、有線、またUSBとすべてのメディアとの接続で対応している。 映像系では、先のBDP-LXプレーヤーで開発した4K映像へのアップコンバート技術Super Resolutionを投入。従来の1080pも画像解析を行った処理で、より緻密で自然な映像が得られるようにしている。前記のとおりメディアなどの著作権保護技術HDCP2.2にも対応し、将来についても安心して楽しめる。 ユーザーインターフェースについてもきめ細かく改良を加え使い勝手を向上。画面も文字主体で項目を読まないとわからなかったものがグラフィックスを使って項目を分類し、設定画面に直感的にアクセスできるようになった。さらに新しいアプリStart-up Naviを用意。Wi-Fiを利用して、スマートフォンやタブレットでアプリを起動してその問いかけにしたがって答え選んでいけば数分えネットワーク設定が完了、さらに周辺機器との接続に進むと、本体に内蔵のAVナビゲーターが起動し、引き続き画面との対話形式でスピーカーなどとの接続と設定が行える。AV機器に詳しくなくても、取り扱い説明書と首引きで何時間も接続に格闘するということが解消される。  ■リンクPioneer・webサイト・トップページ  http://pioneer.jp/-

ソニーがワイヤレススピーカー3モデル 音と機能を強化

ソニーがワイヤレススピーカー3モデル 音と機能を強化

 ソニーはBluetoothワイヤレススピーカー「SRS-X99」(市場推定価格72,000円前後)、「SRS-X88」(同46,000円前後)、「SRS-X77」(同35,000円前後)を、5月23日(土)に発売する。SRS-X99とX77は、それぞれX9、X7の後継機、X88はX99をコンパクト化して新価格帯にラインアップしたモデルとなり、3機種ともに音質についてははもちろん、ユーザーから要望の多かったワイヤレス&ネットワーク機能の強化を図っている。  最上位モデルSRS-X99は、PCM192kHz/24bitとDSD2.8MHz(PCM変換)のハイレゾ再生(ネットワーク経由)や独自のフルデジタルアンプ、CDとMP3などの圧縮音源の192kHz/24bitへのアップスケーリング機能などを搭載。スーパートゥイーター4基を含む2.1ch7ユニットの構成。アンプ出力が154Wに強化。天板にとりつけられたスーパートゥイーターは、ホコリなどがたまりにくいようにリデザインされた。  SRS-X88は、X99のハイレゾ再生対応やデジタルアンプなどを受け継ぎつつ、新開発スピーカーユニットやスーパートゥイーター2基などによる2.1ch5ユニットで構成。アンプ出力が90Wとして本体も小型化したハイパフォーマンスモデルとなる。   また、SRS-X77はハイレゾには対応しないが、アンプ出力が前X7の32Wから40Wへ強化。2.1ch3ユニット構成はそのままに各ユニットを強化し、ボーカル再現や低音の質感を高め、大音量時の歪み感も抑えている。 前記のワイヤレス機能の強化については3機種に共通。Bluetoothでは、ソニーが推進する従来より約3倍の情報量を送ることができる新技術LDACに対応し、Bluetoothでのハイレゾ音源グレードでの再生が可能。またWi-Fi規格でもより高速でデータ量の多いIEEE802.11nに対応し、ハイレゾ音源をそのままでワイヤレスで受けられるパフォーマンスを確保している。 またネットワーク関連では、同社独自のSongPal Link対応がポイント。この機能はホームネットワークを利用して、SongPalアプリをインストールしたスマートフォンやタブレット端末(Andoroid/iOS)、パソコンやNAS内の音楽コンテンツを対応スピーカーで再生したり、一括管理するもので、複数のソース機器と対応スピーカーのグルーピングとソース機器、出力スピーカーの選択から、曲の選択や音量調整などを手元のスマートフォンなどで一括管理できる。対応スピーカーならば、家庭内のあちら、こちらに置いたソース機器、スピーカーを任意に選んで楽しめる。さらに、インターネットを利用するGoogle Castのミュージックサービスも、従来、Song Pal経由だったものが、直接、利用できるようになり、より使いやすくなった。なお、この場合も本体のアップスケーリング機能が働き、スマートフォン経由よりも、よりいい音で楽しめるとしている。■リンクソニーwebサイト・製品別トップページ  http://www.sony.jp/active-speaker/-

パイオニアが高級モデルのヘッドフォン「SE-MASTER1」 想定価格が250,000円前後

パイオニアが高級モデルのヘッドフォン「SE-MASTER1」 想定価格が250,000円前後

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、パイオニア(Pioneer)ブランドにてヘッドフォンSE-MASTER1を、5月15日(金)に発売する。同社のヘッドフォン、スピーカー作りの技術とノウハウをフルに注ぎ込んだ最上位モデルとなり、一台ごとにシリアルナンバーが入る。市場想定価格は250,000円前後(税別)。 オーバーバンド/オーバーイヤーのオープンバック(背面開放)型ダイナミックヘッドフォンで、新開発の表面にセラミック処理をした50mm口径、25μm厚のアルミ振動板を搭載。高分子素材PEEK複合フィルムのタンジェリン形状エッジとともにコンピューター解析で不要共振や分割振動を抑え、85kHzというへッドフォンとして図抜けた高域特性を確保。それでいてインピーダンス45Ω、感度94dBと、格別に鳴らすのがむずかしくはなさそうだ。  アルミ合金のハウジングに加えてドライバーユニットを金属部に強固に固定するマウント方法と各連結部にゴムブッシュを使ったフローティング構造により、ドライバーの振動がハウジングにつたわりにくくして、ステレオ再現性を高めている。 イヤーパッドは低反発ウレタンフォームを使い、またフィット性を高めるために3次元形状も採用。クッションはスエード調の人工皮革を使い、ヘッドバンドとハンガー部は航空機レベルの超ジュラルミンで、高級モデルにふさわしく、安定した快適な装着を維持する。    ケーブルにも手抜きはなく、ノイズ対策として布巻きと無鉛PCVによる被覆とアルミ削り出しプラグケースを採用。本体はMMCXコネクターで着脱式としてさまざまな交換ケーブルが使える。オプションとしてOFCリッツ線を導体としたXLRバランスケーブル(30,000前後・税別)も用意。主な仕様●型式:オープンエアー型ダイナミック (前面密閉/背開放型ダイナミック)●使用ユニット:φ50 mm (ネオジウムマグネット)●出力音圧レベル:94dB●再生周波数帯域:5 Hz 〜 85,000 Hz●最大入力:1,500 mW (JEITA)●インピーダンス:45 Ω●接続コード:3.0m(OFCリッツ線)●プラグ:φ6.3 mm ステレオ標準プラグ(金メッキ)●質量:460 g (コード、テンションロッド含まず)■リンクパイオニア・ヘッドフォンwebサイト・製品ページ  http://pioneer-headphones.com/japanese/se-master1/-

オーディオプロセッサー「mini DSP」シリーズ オーディオ信号を自在にカスタマイズ

オーディオプロセッサー「mini DSP」シリーズ オーディオ信号を自在にカスタマイズ

 オーディオ機器開発販売のJ.TESORI(ジェイテゾーリ)は、香港のminiDSP社製のオーディオプロセッサーminiDSP 2x4、miniDSP Balanced 2x4、OpenDRC-ANを発売した。オーディオ信号をさまざまに加工、処理できるDSPユニットで、各機能のプログラムは別売の専用プラグインソフトをインストールしたPCから行う。オンライン直販ショップでの販売で、価格(税込)はminiDSP 2x4が16,200円、miniDSP Balanced 2x4が21,600円、OpenDRC-ANが48,600円。  プリアンプからのオーディオ信号(アナログ)を、96kHzまたは48kHz/24bitのデジタル信号に変換、パソコンの機能別プラグインソフトから操作(設定)をする。プライブインソフトには、2ch→4chのディバイディングネットワークサブウーファー(センターモノ)やリア/センターch出力の生成、2ch→4chのミキシング、31バンド・グラフィックイコライザー、4バンドぱラメトリックイコライザー、さらにOpenDRC-ANはリスニングルーム補正やFIRフィルターなど、各種が用意されており、プロ的な従来にないオーディオでの使い方ができる。 miniDSP2x4は入力RCA×2と出力RCA×4のベーシックモデル、miniDSP Balanced 2x4は入出力がXLRバランスとなり、OpenDRC-ANはDSPにアナログデバイスのSHARC ADSP21369を使い32bit浮動演算処理を行う高機能モデルとなる。■リンクJ.TESORI・製品ページ http://jtesori.com/miniDSP/-

アユートが新ブランド「DITA」のイヤフォンを発売

アユートが新ブランド「DITA」のイヤフォンを発売

 パソコン関連機器などのアユートは、DITA(ディータ シンガポール)社製品の取り扱いを開始。イヤフォン「Answer」「Answer Truth」などを発売予定であると発表した。  Answerはφ10?ダイナミックドライバーを使う密閉型(カナル型)。フルレンジ(シングル)で広帯域設計として、マルチウェイ化によるサイズの増大やネットワークの影響を避けている。ハウジングは剛性が高く共振の少ないアルミ材で音質への影響を排除。ケーブルは、イヤフォン用としての特質を考慮し、線材や撚り方、ケーブル被覆などを徹底して検証、音質だけでなく耐久性、耐候性についても満足できる独自開発としている。 プラグについても同様で、共振を抑え、非磁性で電磁ノイズを排除するカーボンファイバーをプラグのカバー部に使っている。インピーダンス16Ω、感度102dB。標準カラーはスモーキープラチナで、直販価格で72,800円(税込)。 Answer Truthはオランダのケーブルメーカー、ヴァン・デン・ハル社と共同開発したイヤフォンケーブルを使った特別仕様で、さらに音質の強化を図っている。カラーはサテンブラックとなり、直販価格は108,800円(税込)。なお、Answer Truthについては同社オンライン直販ショップと専門ショップの数量限定モデルとして、マットゴールド仕様(99,800円・税込)と、入力プラグが2.5?4極でAstell&Kern製プレーヤーのバランス出力に対応するAnswer Truth Balanced(サテンブラック145,000円・税込、マットゴールド149,800円・税込)も用意。■リンクアユートwebサイト・ブランドページ http://www.aiuto-jp.co.jp/dita/-

JVCがスポーツ用イヤフォン「HA-EXC25」 防滴仕様でイヤーフックを装備

JVCがスポーツ用イヤフォン「HA-EXC25」 防滴仕様でイヤーフックを装備

 JVCケンウッドは、JVCブランドにてスポーツをしているときも音楽を聴くことができるイヤフォンHA-EXC25を、5月中旬に発売する。汗や水しぶきにも安心の防滴性能をもち、身体の動きにも耳から外れにくい新デザインのイヤーフックを備えている。オープン価格で、店頭などでは2,300円前後(税抜)となる見込み。 本体はネオジムマグネットのダイナミックドライバーをもつ8.6gの軽量なカナル型。耳に沿うようにサポートするイヤーフックは、本体ハウジングを軸に動かせるようになっていて、ハウジングが耳にぴったりと収まり、さらに安定した装着で快適に使えるようになっている。アウトドアを含むスポーツ時のリスニングでの汗や雨などにも安心の、水しぶきがかかっても大丈夫なIPX2相当の防滴仕様とななっている。 感度は102dB/mW、インピーダンス16Ω。プラグは金メッキの3.5mmL型ステレオミニ。■リンクJVCブランドwebサイト・製品ページ  http://www3.jvckenwood.com/accessory/headphone/inner/ha-exc25/-