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ヤマハが中核クラスAVアンプ2機種 Wi-FiやBluetoothなど機能が充実

ヤマハが中核クラスAVアンプ2機種 Wi-FiやBluetoothなど機能が充実

 ヤマハは、AVサラウンドアンプ「RX-V479」(61,000円・税抜)と「RX-V579」(72,000円・税抜)を7月中旬に発売する。先のベーシックモデルRX-V379(関連記事:http://www.pc-audio-fan.com/news/pc/20150520_73977/)に続く、新しいクラス分けの上位モデルとなり、4K/60pとHDCP2.2対応、Wi-Fi、Bluetoothなど、最新トレンドにしたがって機能を充実させている。 RX-V479が5.1ch、RX-V579が7.1chサラウンド対応アンプ。このクラスでは話題のDolby Atmosには対応していないが、新世代映像として注目を集める4K映像は4K60p 4:2:0のフルスペック、その著作権保護伝送のためのHDCP2.2に対応したHDMI入出力を装備。これからのAVソースも心おきなく楽しめる。 広帯域、高速伝送が行える規格のWi-Fiを内蔵。Wi-Fiルーターを通してワイヤレスで家庭内のネットワークにつながるので、ネットワークオーディオを楽しむのも簡単、アプリによる本体の操作をしたり、Wireless directによるAirPlayなどのストリーミング再生が直接楽しめる。 ネットワークオーディオでは、新たにAIFF192kHz/24bitとDSD2.8MHz/5.6MHzの音源ファイルの再生に対応(DSDはNASに依存)、またUSBメモリーでも再生できるようになった。回路では、低ノイズ化した新しいネットワークモジュールを採用。ネットワーク、Bluetooth、USB経由での再生を高品位化している。  Bluetoothは、標準コーデックのSBCのほか、より高速、高品位の伝送を行うAACもサポートして音質面に配慮。なお、圧縮音声で不足してしまう高音域、低音域を補うためのミュージックエンハンサーも新開発。同じBluetoothもより良い音で楽しめるようになっている。 このほかリモコンもデザインを一新して、ボタン類を大きくシンプルにして操作性を向上。スマートフォンやタブレットから快適に操作できるAV CONTROLLERと、設置や配線、動作設定などを画面でサポートするAV SET UP GUIDEの専用アプリを用意している。 RX-V479とV579の違いは前出のパワーアンプch数のほか、V579では一部パーツ類により高品位なものを使い、5.1chスピーカー構成で9.1chの仮想的な再生が可能なバーチャル処理機能を備えているところ。■リンクヤマハwebサイト・ニュースリリース  http://jp.yamaha.com/news_release/2015/15060901.html-

ハイレゾで聴けたキース・ジャレットの奥深い魅力  ◎文・和田博巳

ハイレゾで聴けたキース・ジャレットの奥深い魅力  ◎文・和田博巳

ハイレゾで聴けたキース・ジャレットの奥深い魅力◎文・和田博巳 以前も、このGaudio+PCオーディオfam.comでECMのハイレゾ作品を紹介させていただいた。その時は、キース・ジャレットの作品は故チャーリー・ヘイデンとのデュオ『LAST DANCE』を紹介したが、もっと多くのキース・ジャレットの演奏をハイレゾで聴きたいと思った人は多かったと思う。かく言う私もそのひとりだ。すると嬉しいことにe-onkyo musicからこのたびキース・ジャレットのアルバムが16タイトル一度に登場した。 内容は新旧取り混ぜてバラエティに富んだものだが、嬉しいのはECM作品だけでなく、インパルス時代(1973年〜1977年)のアメリカン・カルテットによる5タイトル(『Fort Yawuh(フォート・ヤウー)』、『Mysteries(ミステリーズ)』、『SHADES(シェイズ)』、『Byablue(バイアブルー)』、『Bop-Be(バップ・ビー)』)が含まれていることだ。さらに往年の名盤以外に、今年の5月にECMからリリースされたばかりの最新作『Creation(クリエイション)』も含まれている。『クリエイション』はソロピアノ作品なので、ちょうど40年前の1975年にリリースされてキース・ジャレットの人気を決定づけた『ザ・ケルン・コンサート』と聴き比べるのも面白いと思う。当時30歳のキース・ジャレットと現在70歳のキース・ジャレットの変わらないところ、変わったところ。あるいはアナログ録音とデジタル録音の音質の違い。そしてコンサート会場ごとに変わる空気感の違いなど、ハイレゾで聴くと音質的な向上に加えてニュアンスの違いまでいっそうよく感じられるはずである。アメリカン・カルテット5作品『Fort Yawuh』/『Mysteries』/『SHADES』  『Byablue』/『Bop-Be』 (次ページへ続く)  - ソロで聴ける情感に満ち溢れた独自の境地『Creation[Live]』 では、キース・ジャレットの主要アルバムを見てゆこう。まずは最新作『Creation[Live](クリエイション)』である。このアルバムはキース・ジャレットが今年70歳となることを記念して制作されたアルバムで、キースの代名詞ともいえる完全即興ソロピアノ演奏集となっている。2014年に行ったワールドツアー(東京、トロント、パリ、ローマに於ける計6回の公演)から厳選した9曲を収録しているが、その収録日時をチェックしていたら、ローマで演奏された3曲の日付が2014年7月11日とあった。 この日付に何となく見覚えがあったので調べてみると、その日はチャーリー・ヘイデンの命日だった。“チャーリー・ヘイデン危篤”の報はローマのキース・ジャレットのところにも届いていたのだろう。その日披露された即興曲3曲は、深い悲しみを湛えた演奏と聴こえる。ピアノを通してチャーリー・ヘイデンに静かに語りかけるキースの姿がここには奇跡的に記録されている。『The K?ln Concert[Live]』 次にずっと昔の録音『ザ・ケルン・コンサート』を聴くと、こちらの演奏はファンならよくご存知と思うが、ピアノの音色は驚くほど瑞々しく、そして演奏は若々しい。ちなみに『クリエイション』(48kHz/24bit)は最新のデジタル録音らしく極めて澄みきったピアノの音が、空気中にスーッと溶けてゆく様子がよく分かる。対する『The K?ln Concert[Live](ザ・ケルン・コンサート)』だが、今回新たにECMのアナログ録音は、オリジナルアナログマスターから96kHz/24bitでハイレゾファイル化されている。したがって本作でもその艶やかで凛としてニュアンス豊かなピアノの音色は、聴いた誰もが魅力十分と分かるはずである。『Fort Yawuh[Live]』 70年代のキース・ジャレットは、ソロ演奏、トリオ編成、そしてアメリカン・カルテットとヨーロピアン・カルテットという二つの異なるクァルテットを率いて八面六臂の活躍を繰り広げていた。そのうちアメリカン・クァルテットは本稿の最初のほうでも挙げたが5タイトルがリリースされている。チャーリー・ヘイデン、ポール・モチアン・デューイ・レッドマンを擁したアメリカン・カルテットの特徴は、熱いマグマが噴出するが如くフリーキーで、いや『Fort Yawuh[Live](フォート・ヤウー)』のようなライヴ録音を聴くと、まぎれもなくこの時期のアメリカン・カルテットはフリージャズに超接近した演奏をしている。 極めて濃密でスリリングで、かつ不思議なことに官能的と言うかエロチックに傾く瞬間も多々訪れるという、ひじょうに魅力溢れるフリーインプロビゼーションが、狭いジャズクラブの聴衆の眼前で繰り広げられる。だからアメリカン・カルテットでどれか1枚と言われたら、私は真っ先に1973年にヴィレッジ・ヴァンガードでライヴ録音された『フォート・ヤウー』を挙げたい。(次ページへ続く) -ハイレゾはアーティストと血の通った付き合いができる ヨーロピアン・カルテットはメンバーにヤン・ガルバレク、パレ・ダニエルソン、ヨン・クリステンセンを擁している。ヨーロピアンジャズを牽引するECMらしい布陣と言えるが、キース・ジャレットがこの北欧の新進ジャズレーベルと契約したことで、ヨーロッパにも驚くべき才能を持ったジャズミュージシャンがいることを、アメリカや日本のジャズファンは驚きと共に知ることとなったわけだ。アメリカン・カルテットに比べるとヨーロピアン・カルテットは各ミュージシャンの発する音がキース・ジャレットも含めて際立って澄みきって美しい。ジャズだから決して冷徹ということはないのだが、青白い炎がチロチロと燃えているようなクールなエモーションは、この時代かなりユニークで、この音に痺れまくったジャズファンは、私も含めて多かったと思う。 今こうやって聴き返しても、最新のハイレゾ・マスタリングの恩恵も大とは思うが、昔聴いていたイメージよりもいっそう思索的で、いっそう清澄で、時に妖艶ですらある。まさに当時ECMが謳っていたクリスタルサウンドを実感する。もちろんこれはハイレゾで聴いての印象だが、ハイレゾで聴くことで、キース・ジャレットは全く異なる二つの世界(アメリカと北欧)を行き来していたことがよく理解できる。そこにソロピアノ演奏を加えた大きく3つの世界を自由自在に行き来することで、溢れんばかりの才能とジャズの衝動を発散させていたのだろう。与えられた字数が尽きてきたので、まだまだ取りあげるべきアルバムはある、いや全てのアルバムについてその魅力をお伝えしたいが、とにかくキース・ジャレットのファンは各人の愛聴盤を改めてハイレゾで聴き返して欲しい。 キース・ジャレットが、何故かは分からないがまるで古い友人のように親密な印象でそこでピアノを弾いていると感じられると思う。ハイレゾで音楽を聴くということは、つまりアーティストと血の通った付き合いができるということに他ならない。キース・ジャレットそのほかの作品『Standards, Vol. 1』 / 『Standards, Vol. 2』 / 『Facing You』  『My Song』 / 『Belonging』 / 『The Survivors' Suite』   『Eyes Of The Heart[Live]』 / 『Changes』 / 『Arbour Zena』  『Hamburg '72[Live]』   -

ソニーがBDプレーヤー2機種 より使いやすくなって機能も強化

ソニーがBDプレーヤー2機種 より使いやすくなって機能も強化

 ソニーはBD(Bluray Disc)プレーヤー「BDP-S6500」(市場価格20,000円前後・税抜)、「BDP-S1500」(市場価格12,000円前後・税抜)を6月20日(土)に発売する。本体の小型化や新GUI(グラフィックユーザーインターフェース)、YouTubeやNETFLIXなどのインターネット動画サービスへの対応などで、より使いやすく、また高画質化のための機能強化を行っている。 本体はBDP-S6500で従来モデルの36cmに対して25.5cm、同様にBDP-S1500では26.5cmから23cmと大幅に小型化。従来よりの1秒以下の高速起動に加えて、ローディング時間もソフトウェアの最適化でさらに短縮。出画まで待たされることのない、快適な鑑賞ができる。   新GUIは、おすすめアプリとマイアプリを一覧で表示、ホーム画面で見たいソースへすばやくアクセスするために、メディア/USB/スクリーンミラーリングのダイレクトアイコンを置いたり、マイアプリは簡単に登録、カスタマイズができる。 インターネットの動画配信サービス、YouTubeや今秋に開始予定の話題の新サービスNETFLIXにも対応。USBメモリー、ネットワークプレーヤー機能などとともに、BD以外の多様なソースが楽しめる。 上位モデルS6500では、4Kアップコンバートの対応コンテンツの拡大、ネットワーク機能でのDSD5.6MHzファイルへの対応、内蔵Wi-Fiの受信感度の向上によるより安定した無線LANでのインターネット動画の鑑賞など、従来モデルより機能を強化している。■リンクソニーwebサイト・プレスリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201506/15-0603/ -

オーディオテクニカがオーバーイヤー型ヘッドフォン2シリーズ5機種を発売

オーディオテクニカがオーバーイヤー型ヘッドフォン2シリーズ5機種を発売

 音響機器のオーディオテクニカは、オーソドックスなオーバーバンドタイプのヘッドフォン「ATH-AVC500/ATH-AVC300/ATH-AVC200」と「ATH-AVA500/ATH-AVA300」を、6月19日(金)に発売する。部屋でのリスニングに向けた高音質設計や長時間リスニングのための快適な装着性などが考えられている。ATH-AVC500(市場価格7,000円前後)/ATH-AVC300(3,000円前後)/ATH-AVC200 (2,000円前後) 密閉ダイナミック型が共通の特徴。最上位のATH-AVC500は、53?径のCCAW(銅クラッドアルミ線)ボビン巻きボイスコイルドライバーを搭載。ハウジングは共振を抑えるアルミ材、ヘッドバンド部も頭に掛けるだけで最適にフィットする方式などを採用する。イヤパッドも耳にやさしい低反発素材だ。インピーダンス40Ω、出力音圧レベル106dB/mW、最大入力1800mW、重量は約270g。  ATH-AVC300は、CCAWボイスコイルのドライバー口径が40?となり、ヘッドバンド部は大型バンド内側の調整用サポートで装着するデザイン。イヤパッドは高い密閉性を維持しながらソフトな耳あたりとしている。インピーダンス40Ω、出力音圧レベル104dB/mW、最大入力500mW、重量は約230g。ベーシックモデルのATH-AVC200は、同じ40?口径でボイスコイルが標準タイプとなる。ヘッドバンド部やイヤーパッドはAVC300と同様。主な仕様は、AVC300と共通で、重量が約210gとなる。ATH-AVA500(市場価格7,000円前後)/ATH-AVA300(4,000円前後) AVCシリーズの密閉型に対して、AVAシリーズはアルミハウジング部外側をパンチングメタルとしたオープンエアのダイナミック型。ATH-AV500はドライバーにCCAWボイスコイルの53mmドライバーを採用。ヘッドバンドはATH-AVC500と同様のフリーアジャストヘッドサポートとしている。イヤパッドは通気性を持たせたベルベット調のイヤパッドとしている。インピーダンス35Ω、出力音圧レベル96dB/mW、最大入力700mW、重量は約275g。 ATH-AVA300もアウターパネルをパンチングメタルとしており、ドライバーは専用設計の40?径となる。ヘッドバンドはATH-AVC300と同様のアジャスタブルヘッドサポートを採用、イヤパッドは布製。インピーダンス34Ω、出力音圧レベル94dB/mW、最大入力300mW、重量は約230g。■リンクオーディオテクニカ・ニュースリリースhttp://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=117http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=119-

AyreがX-5シリーズ・アンプに20周年記念モデル 「KX-5 Twenty」「VX-5 Twenty」「AX-5 Twenty」登場

AyreがX-5シリーズ・アンプに20周年記念モデル 「KX-5 Twenty」「VX-5 Twenty」「AX-5 Twenty」登場

 輸入オーディオ機器のアクシスは、米国Ayre(エアー)社製のプリアンプ「KX-5 Twenty」(1,450,000円・税抜)、ステレオパワーアンプ「VX-5 Twenty」(1,450,000円・税抜)、プリメインアンプ「AX-5 Twenty」(2,100,000円・税抜)を、6月に発売すると発表した。先の上位リファレンスシリーズVX-R Twentyで完了したアニバーサリーモデルへのグレードアップ(関連記事:http://www.pc-audio-fan.com/news/audio/20150527_74184/)を受け継ぐ形となる。  新ダイヤモンド出力回路と名づけた完全バランスの出力段ときわめて応答と供給能力を大幅に高めた、新AyreLockリニア・パワーサプライを軸に、各モデルに応じたパーツや回路で機器としての最適化を実施。伝統のディスクリートで組んだゼロフィードバック・フルバランス構成の回路、プリアンプ、パワーアンプそれぞれに適したゲイン回路を構築している。■リンクアクシスwebサイト・ニュースページ   http://www.axiss.co.jp/news/product-news/ayre-x-5-twenty_series/-

TDK Life on Recordがワイヤレスヘッドフォン「WR680」 小型・軽量のオーバーヘッドバンド型

TDK Life on Recordがワイヤレスヘッドフォン「WR680」 小型・軽量のオーバーヘッドバンド型

 記録メディアのイメーションは、TDK Life on RecordブランドにてBluetoothヘッドフォンWR680を、6月12日(金)に発売する。オンイヤーのオーバーバンド型で、イヤカップ部が回転してフラットに折り畳め、軽量220gの本体は持ち歩きにも便利。黒、白の本体に赤をあしらったしゃれたデザインも特徴だ。オープン価格で、店頭等では6,800円前後(税抜)となる見込み。 高磁力ネオジムマグネットのφ40mmドライバーを搭載。Bluetoothにより手元で音楽の再生/停止や音量調整が行え、音楽を聴いていてもハンズフリー通話に切り替えられるので、着信応答や通話も簡単にできる。 NFC機能によりBluetooth接続はワンタッチ、内蔵充電池により最大8時間の連続再生が可能(充電はUSB)。バッテリー切れのときも付属のリモコン付きケーブルにより、ふつうのワイヤードヘッドフォンとして音楽が楽しめる。サイズは189W×187H×75Dmm、重量220g。■リンクブランドwebサイト・製品ページ    http://www.tdk-media.jp/audio/headphones/wr680/index.html-

DynamicMotionのイヤフォン「DM100」 “バランスド・ダイナミック・ドライバー”を搭載

DynamicMotionのイヤフォン「DM100」 “バランスド・ダイナミック・ドライバー”を搭載

 オーディオケーブルや関連機器のサエクコマースは、輸入取り扱いのDynamic Motion(ダイナミック・モーション)ブランドのカナル・イヤフォンDM100を、6月6日(土)に発売する。BA(バランスドアーマチュア)型とダイナミック型、それぞれの長所を取り入れたという特許技術のBalanced Dynamic Driverが注目ポイント。価格は、17,500円(税抜)。 新ドライバーは、BA振動素子の繊細で伸びやかな高域とダイナミック型の自然で広帯域なバランスのよい音を両立。波紋のような形状のサスペンションを組み込んで剛性をアップした振動板が、ロスや歪みを抑えたクリアなサウンドを再現するという。ハウジングはピアノブラックを基調にゴールドのアルミリングを配した上質のデザインで、背面部にはコンピューターシミュレーションにより空気の流れを解析した、ドライバーの動きを最適化するエアフローも設けている。主な仕様は、インピーダンス24Ω、重量14g。■リンクサエクコマースwebサイト・トップページ  http://www.saec-com.co.jp/-

フォステクスがパワードモニター「PM0.4d」「PM0.5d」 リアバスレフ、デジタルアンプ内蔵

フォステクスがパワードモニター「PM0.4d」「PM0.5d」 リアバスレフ、デジタルアンプ内蔵

 音響機器のフォステクスカンパニーは、パワーアンプを内蔵したアクティブスピーカーPM0.4d(1台12,800円・税抜)とPM0.5d(1台18,800円・税抜)を6月上旬に発売する。 新設計のリアバスレフ・エンクロージャーにデジタルアンプを内蔵。ウーファー・ユニットは大入力に強いアップロールラバーエッジを採用する。木製エンクロージャーによる自然な響きとバスレフによる低音を強化した音作りで、宅録やDTM、オーディオインターフェースを通したAVサラウンド用などさまざまな使い方が可能。   PM4.0dは100mmウーファー/19mmソフトドーム・トゥイーターの2ウェイ構成。それぞれ出力25W/16Wのデジタルアンプで駆動する。入力はRCAピンとフォーンの2種を装備。仕上げはブラック、ホワイトの2色を用意する。サイズは130W×220H×169Dmm、重量2.8kg。 PM5.0dは、ウーファーが130mmにサイズアップ、アンプもウーファー35W、トウィーター23Wにハイパワー化。入力がRCAピンとXLR/TSフォーンのコンボ型となる。仕上げはブラックのみ。サイズと重量は、165W×270H×215Dmm・4.5kg。 なお、同社では今夏にフロントバスレフエンクロージャーとアナログアンプを採用したアクティブスピーカーシステムPM0.4n(予価16,800円)とPM0.5n(予価22,800円)を発売予定であることもアナウンスしている。■リンクフォステクスカンパニーwebサイト・ニュースリリース  http://www.fostex.jp/20150528/6629/

タンノイが小型スピーカー「Revolution XT Mini」など6月発売

タンノイが小型スピーカー「Revolution XT Mini」など6月発売

エソテリックは、英国タンノイ(TANNOY)のスピーカーシステムRevolution XT Mini(96,000円/ペア・税抜)、Revolution XT C(95,000円/1台・税抜)を6月10日(水)に発売する。従来Revolution XTシリーズに連なるモデルで、XT Miniはエントリークラスの小型ブックシェルフ、XTCはマルチチャンネルのセンタースピーカーとなり、同社伝統の同軸型ユニットの最新版を搭載する。   Revolution XT Cシリーズの特徴がオムニマグネット・デュアルコンセントリック・ドライバーと名付けられた最新の同軸型ユニット。トゥイーター部のリング型振動板と弾頭型フェイズプラグを組み合わせた新設計で、従来型よりトゥイーターを前方に配置できることから、ウーファーとトウィーターを一つのマグネットで駆動し、位相特性や時間軸をさらに最適化している。   また高域のホーン効果を持つウーファーコーンも浅くなったことで、よりスムーズかつハイスピードで同軸型ならではの優れた音像定位と音場の広がりを得ているという。XT mini、XT Cともに、トゥイーターが20?(従来は25?)、ウーファーが100mm(4インチ)の新サイズとなった。内部に並行面を持たず定在波の発生を抑える台形を基調としたエンクロージャーは上位を継承。バスレフポートは一般的なリアバスレフポートとなる。■リンクエソテリックwebサイト・製品ページ  http://www.esoteric.jp/products/tannoy/revolution_xt/index-

デノンが小型CDコンポ「D-M40」シリーズ USBメモリー再生に対応

デノンが小型CDコンポ「D-M40」シリーズ USBメモリー再生に対応

 デノンはコンパクトなCDコンポシステム“D-M40シリーズ”(CDレシーバーRCD-M40/スピーカーSC-M40)を、6月上旬に発売する。CDやFM/AMやUSBメモリーの音楽ファイルの再生が楽しめ、テレビなどともつなげるデジタル光入力も装備したオールインワンシステムで、リビングなどでいつも音楽を流して楽しむのにも好適。価格(税抜)は、RCD-M40が42,800円(シルバー、ブラック)、SC-M40が17,800円(ペア。チェリー、ブラック)。  RCD-M40は、フロントパネルにUSB端子を備え、MP3、WMA、AACなどの圧縮ファイルやFLAC、WAVの48kHz/32bitの音楽ファイルの再生が可能。またiPod/iPhoneのデジタル接続や充電もできる。CDプレーヤー部には振動に強い低重心メカニズムを採用。CDのほかにCD-R/RWのMP3やWMAファイルの再生が可能だ。 出力30W+30W(6Ω)のパワーアンプを内蔵。電源部はトランス巻き線をアナログ、デジタルで分けて相互の干渉を排除。基板にも音質的に優れた材質のものを使っているという。また電源ラインは短く太くレイアウトして、安定した高速の電源供給を図り、また左右チャンネル回路は対称にレイアウトして最短化。約8dBもノイズ特性を改善している。ヘッドフォンアンプは電圧増幅段がオペアンプ、出力段がディスクリートという本格的な専用アンプを設けて、よりよい音で楽しめるようになっている。 スピーカーSC-M40は、小型2ウェイ・バスレフシステム。2.5cmソフトドーム・トゥイーターは振動板エッジ部構造の見直し、磁気回路へのアルミショートリングの追加による低歪み化。12cmペーパーコーン・ウーファーもサスペンション形状の見直し、ダストキャップ形状の最適化で、それぞれ音質の向上を図っている。エンクロージャーも接合部を補強などで高剛性化、自然な響きの木質系15mmMDFを使っている。■リンクデノンブランド・webサイト・トップページ  http://www.denon.jp/jp/news/news-

ヤマハがサブウーファー「NS-SW1000」 1kWデジタルアンプと新形状バスポート搭載

ヤマハがサブウーファー「NS-SW1000」 1kWデジタルアンプと新形状バスポート搭載

 ヤマハはサブウーファーの最上位モデルNS-SW1000を、6月中旬に発売する。定評ある独自の低音技術A-YST II方式を継承しつつ、より高音質を追求した新形状ポートや1kWの大出力デジタルアンプを搭載する。価格は、200,000円。 NS-SW1000は、AVサラウンドシステムだけでなく小型スピーカーと組む2.1chシステムやオーディオマルチチャンネル再生などでも使えるようにとオーソドックスな音質追求したモデル。バスレフ方式をベースに、空気そのものを振動板として利用するA-YST II方式では、空気の流れをスムーズにするかがポイントとなるが、開いた朝顔をひねったような開口部をもつ独自のツイステッドフレアポートを採用。空気の乱れを抑え、バスレフポート両端で生じる風切りノイズを抑えている。 重低音再現に不可欠となるハイパワーに対して、ドライブ段にヤマハオリジナルのデジタルアンプデバイス、出力段を大電流MOS-FETによるディスクリート構成のプッシュプル動作として出力1kW(4Ω、100Hz)の大出力を確保。電源部はサブウーファーで一般的なスイッチング電源ではなく、あえて質量約10kgのEIコアトランスと大型の電解コンデンサーで構築したアナログ電源として音質へこだわっている。 もうひとつのキーとなるドライバーは30cmコーン・ウーファーユニットを採用。こちらも重低音のしっかりした再現に向けた専用設計となっていて、振動板にはペーパーコーンにケブラーを配合して剛性をアップ。磁気回路は2枚の大型フェライトマグネットを重ねたダブルフェライトマグネットとグラスファイバーボビンの4層巻きボイスコイル、背圧をスムーズに逃がし振動板の動作を確実に制御するエアベント付きダブルダンパーなどで、ロングストロークのパワフルな振幅を確保している。また、フロントファイヤリング(前面放射)式のエンクロージャーは、25mm厚(バッフル面36mm厚)の木質系材を使った重量級。くさびの原理を応用した同社ならではの総三方留め構造で強固に組み上げており、本体の不要共振を抑え、高品位でレスポンスの良い重低音再現を図る。 ソースに合わせて低音の特性をMOVIEとMUSICの2種で切り替えられるBASSモードスイッチも装備。入力はアンプのスピーカー出力から受けるINPUT1と、ラインレベル入力のINPUT2、3(ともにRCA)、消費電力160W、サイズは443W×463H×522Dmm、重量42.6kg。■リンクヤマハwebサイト・ニュースリリース  http://jp.yamaha.com/news_release/-

ニュープライムが小型DAC/アンプ「μDSD」 DSD256&PCM384kHz/24bitのハイレゾ対応

ニュープライムが小型DAC/アンプ「μDSD」 DSD256&PCM384kHz/24bitのハイレゾ対応

 輸入オーディオ機器のフューレンコーディネートは、ニュープライム(NUPRiME)社製のUSB DAC/ヘッドフォンアンプμDSDを、5月25日(月)より発売する。価格は、26,000円(税抜)。 本体は高剛性アルミボディ製。バスパワー駆動の小型サイズながら、先のデジタルプリメインアンプIDA-16と同じX-MOSのUSBレシーバーとver3.2ドライバーにより、DSD256(11.2MHz)とPCM384kHz/24bitのネイティブ再生に対応。ヘッドフォン出力は140mW/32Ωで、さまざまなヘッドフォンを十全に鳴らすことができる。  USB入力はType-B。ヘッドフォン出力(3.5mmステレオミニ)、ライン出力(RCA)のほかデジタル出力(RCA同軸)も装備する。サイズは57W×23H×101Dmm、重量151g。■リンクフューレンコーディネートwebサイト・製品ページ  http://www.nuforce.jp/nuprime/udsd.html-

デノンがCDプレーヤー「DCD-50」 幅20cmのコンパクトサイズ

デノンがCDプレーヤー「DCD-50」 幅20cmのコンパクトサイズ

 オーディオ機器のデノンは、CDプレーヤーDCD-50を6月上旬に発売する。同社“デザイン”シリーズのデジタルアンプPMA-50とも合わせたコンパクトなサイズに独自のデジタル技術を投入している。価格は50,000円(税抜)。 DCD-50はスロットローディングのCDメカニズムを使い、縦置き使用にも対応。開口部から回転音がもれないように特殊素材でカバーを施している。192kHz/32bit処理のDACチップを使用。デジタル出力も装備しておりPMA-50とデジタル接続すれば信号ピックアップから増幅までフルデジタル処理で行われ、伝送時の劣化を抑えた再生が可能だ。またこのとき、PMA-50搭載の独自のアナログ波形再現技術で、DCD-50からのデジタルデータ(CDグレード)をハイビット、ハイサンプリング化して、より微細で滑らか、自然なサウンドを楽しむこともできる。 CD-R、CD-RWディスクのMP3ファイルの再生が可能。電源ケーブルは着脱式なので、ケーブルを交換してグレードアップを図れる。PMA-50も操作できるリモコンも付属。  ■リンクデノンブランド・webサイト http://www.denon.jp/※本製品の情報は未掲載です。(2015.05.14)-

米国の新ブランドCampfire Audioのイヤフォン「Lyra」「Jupiter」「Orion」登場

米国の新ブランドCampfire Audioのイヤフォン「Lyra」「Jupiter」「Orion」登場

 輸入音楽制作ソフト、オーディオ機器を取り扱うミックスウェーブは、Campfire Audio(キャンプファイヤー オーディオ アメリカ)社製品の取り扱いを開始。カナル型イヤフォン3モデルを6月以降に順次、発売すると発表した。Campfire Audioは、ヘッドフォン交換ケーブルやポータブルアンプで知られるALO Audio社のCEO、Ken Ball氏が創設し、イヤフォンとヘッドフォンを中心としている。発売予定とされている3機種の概要は以下のとおりで、実勢価格などは未定。 Lyraは共振をほとんど発しないセラミックハウジングに8.5mmベリリウム・ダイナミックドライバーをマウントしたカナル型。17Ωのインピーダンスと110dBの高感度で鳴らしやすく、遮音性も−26dBに達する。コネクター部はMMCXで着脱可能で、交換ケーブルでグレードアップが楽しめる。重量11.8g。 Jupiterはニッケルプレーティングのアルミハウジングで4基(低域×2、高域×2)のBA(バランスドアーマチュア)で広帯域化を図る。スペックの詳細は不明。ネジを露出させたエッジのあるハードなハウジングはひとつのスタイルになっている。MMCXコネクター採用。 Orionは1基のBAドライバーでハウジングは表面をアルマイト処理したアルミとなるJupiterの姉妹機的な存在で、デザインもほぼ共通。コネクターもMMCXとしている。■リンクミックスウェーブwebサイト・ニュースリリース  http://www.mixwave.co.jp/c_audio/c_news/caudio_news150514_01.html-

パイオニアのAVアンプ「VSA-830」「VSA-1130」 Wi-Fi内蔵やBluetoothなどでさらに進化

パイオニアのAVアンプ「VSA-830」「VSA-1130」 Wi-Fi内蔵やBluetoothなどでさらに進化

 オンキヨー&パイオニアはパイオニア(Pioneer)ブランドにて、5.2chAVアンプ「VSA-830」(60,000円・税抜)と7.2chの「VSA-1130」(92,000円・税抜)を5月下旬に発売する。「ひとつ上のクラスの実現」を目指し、Dolby Atmosを含むサラウンド再生能力やハイレゾファイル対応などのネットワーク機能についての強化、HDCP2.2対応やWi-Fi内蔵、Bluetooth対応などAVアンプの最新の流れを広く取り入れている。 サラウンド再生については、VSA-1130では、従来、上位モデルのSC-LXシリーズで使われてきた音場補正技術MCACC Proを搭載するのが大きな特徴。スピーカー設置に合わせた音響的な最適化や部屋の特性に合わせた調整などに加えて、サブウーファーを含む全帯域において全スピーカーの位相をそろえるフルバンドフェイズコントロールまで全項目の調整で、Dolby Atmosなどのサラウンド再生のさらに高精度、リアルな再生を図る。 VSA-830では、従来のVSAシリーズ最上位モデルと同じAdavamced MCACCとして、基本の調整に加えて低音のズレや部屋の定在波の制御など補正項目を大幅に拡大している。  効果的なサラウンド再生を含みアンプの要は音ということから音質の強化も怠りはない。VSA-1130では電源部が、SC-LXシリーズと同様、銅箔シールドにより磁束の漏れを大幅に抑えた電源トランスを使って電磁ノイズを低減し、また基板類にもノイズ対策を施している。デジタル/アナログ回路は独立して供給し、低ノイズ化を図っている。内部についても、各回路の配置や基板の回路パターンなどを見直し、見た目でも美しく、かつ回路間の干渉を抑た、情報量が多く、スムーズなサウンドになっているという。 パーツ類についても、DACチップには高S/Nで定評あるESSテクノロジー社製ES9006Sやすでに同社オーディオ機器で実績のある専門メーカーのルビコン社と共同開発したオーディオ専用のPML MUコンデンサー(薄膜高分子積層コンデンサー)などを投入。また、内部の空洞共振を発生しない特殊形状インシュレーターなど、電気的、物理的を問わず、徹底したノイズの低減を図っている。 VSA-1130、VSA-830はともに同社AVアンプとしては初めてWi-Fi、Blutoothにも対応。Wi-Fi内蔵によりダイレクトにスマートフォンやタブレットと接続できるので、自宅が無線LAN環境でなくともアプリからのコントロールができたり、AirPlayやPUSH Playerも楽しめる。Wi-Fiについては8011a/nを含む5GHzと2.4GHzのデュアルバンドに対応し、ハイレゾファイルを含むより高品位なネットワーク再生が可能だ。またWi-FiやBluetoothがOFFできるので、使わないときのノイズの影響も抑えられる。 ハイレゾファイルの再生については、PCM・192kHz/24bitやDSD5.6MHz(VSA-1130のみでPCM変換。2.8MHzはダイレクト)に対して、Wi-Fi、有線、またUSBとすべてのメディアとの接続で対応している。 映像系では、先のBDP-LXプレーヤーで開発した4K映像へのアップコンバート技術Super Resolutionを投入。従来の1080pも画像解析を行った処理で、より緻密で自然な映像が得られるようにしている。前記のとおりメディアなどの著作権保護技術HDCP2.2にも対応し、将来についても安心して楽しめる。 ユーザーインターフェースについてもきめ細かく改良を加え使い勝手を向上。画面も文字主体で項目を読まないとわからなかったものがグラフィックスを使って項目を分類し、設定画面に直感的にアクセスできるようになった。さらに新しいアプリStart-up Naviを用意。Wi-Fiを利用して、スマートフォンやタブレットでアプリを起動してその問いかけにしたがって答え選んでいけば数分えネットワーク設定が完了、さらに周辺機器との接続に進むと、本体に内蔵のAVナビゲーターが起動し、引き続き画面との対話形式でスピーカーなどとの接続と設定が行える。AV機器に詳しくなくても、取り扱い説明書と首引きで何時間も接続に格闘するということが解消される。  ■リンクPioneer・webサイト・トップページ  http://pioneer.jp/-

フィリップスの“フィデリオ”ヘッドフォン3機種 ハイレゾ音源対応やDAC/アンプ内蔵型ほか

フィリップスの“フィデリオ”ヘッドフォン3機種 ハイレゾ音源対応やDAC/アンプ内蔵型ほか

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズはフィリップス(PHILIPS オランダ)ブランドの“フィデリオ”ヘッドフォンシリーズとして「F1」(市場想定価格22,000円前後・税込)、「M2L」(同43,000円前後)、「M2BT」(同29,000円前後)を5月下旬に発売する。 F1は40mmネオジムドライバーを使い、低音強化のバスレフ構造とともに広帯域化。40kHzまでの再生周波数帯域を獲得し、ハイレゾ音源対応を謳う。低反発フォームイヤパッドやアルミニウム・ハウジング、レザー・ヘッドバンドなど高級感ある仕上げで、接続したスマートフォンの通話もできるマイク/リモコン付き。インピーダンス16Ω、感度107dB。 M2LはiOSデバイス対応のライトニング端子を装備したDAC/アンプ内蔵のヘッドフォン。iPhone/iPad/iPodとのデジタル接続により、伝送ロスやクロストークの発生を押さえ込んだより高品位な再生が楽しめる。再生は48kKz/24bit。40mmネオジムドライバーは、不要な共振を排除し密閉度を高めたハウジングにマウントしている。アップルのMFi認証取得済み。 M2BTはBluetoothによるワイヤレスモデル。コーデックはAACおよびApt-Xとして、より高品位な再生を図る。NFC機能でソース機器とはワンタッチでペアリング、約10時間のワイヤレス再生が楽しめる。音楽の再生/停止や曲送りや音量、通話の切り替えなどは、ハウジング部に設けたコントローラーで操作が可能。■リンクオンキヨーwebサイト・トップページ  http://www.jp.onkyo.com/-

英国ミルティー社製の定番レコードアクセサリー発売

英国ミルティー社製の定番レコードアクセサリー発売

 輸入オーディオ機器のナスペックは、英国ミルティ(MILTY)社のレコードアクセサリー各種を、5月15日(金)に発売する。同社製品はアナログレコード全盛期より、レコードファンの高い支持を得てきたもの。レコード熱の再燃とともに、そのメンテナンスについても注目されており、アナログレコードユーザーにはうれしいニュースとなる。発売されるのは以下の各機種で、昔からおなじみだった洗浄スプレーのPermacleanのみ今夏の発売予定。Zerostat 3(18,000円・税抜) ユニークなピストル形の静電除去器。引き金を引いて戻すと、(+)(−)イオンを発生しレコード表面の静電気を中和し、ホコリを取れやすくする。またクリーニング後に使うとホコリの再付着を抑えることができる。電源は不要で約50,000回使える。CDやDVDなど光ディスクにも使用可能。 Duopad(3,500円・税抜) 片面が乾式ブラシ、片面がクリーニング液を使う湿式クリーナー・塗布用となった両面クリーニングパッド。目的に応じた使い分けできる。Record Brush(3,500円・税抜) カーボンファイバーのブラシは帯電防止効果があり、レコード表面を拭うと静電気を除去し、細かいホコリも除去できる。Super Exstatic Disc Cleaner(7,500円・税抜) ベルベットのパッドの両側にカーボンファイバーブラシを配したクリーニングパッド+ブラシ。レコードの汚れ、ホコリ、静電気を効果的に除去できる。Permaclean(2015年夏発売。5,500円・税抜 Duopadとのセット8,000円・税抜) 定番のクリーナー。本体はスプレーボトルになっていて、表面に軽く吹きつけて指紋などの汚れやホコリを除去できる。CDなどに使うことも可能。■リンクナスペックwebサイト・トップページ  http://naspecaudio.com/-

ズームがオーディオインターフェース「UAC-8」 USB3.0対応のスタジオ仕様

ズームがオーディオインターフェース「UAC-8」 USB3.0対応のスタジオ仕様

 電子楽器や録音機器開発のズーム(ZOOM)は、USB3.0規格のオーディオインターフェースUAC-8を、5月下旬に発売する。1Uラックマウントでスタジオ用途にも対応し、192kHz/24bitの録音再生が行える。オープン価格。 USB3.0により2.0に比べ約10倍の伝送速度と2.0msの超低レイテンシのフォーマンスで、DAWによる高品位で効率的なスタジオワークが実現。Windows/Mac OSが使えるのはもちろん、iPadが直接つなげるクラスコンプライント・モードも備える。 伝送はアシンクロナス、AD変換にはAKM(旭化成マテリアル)社のAK5388、DA変換には同じくAK4413チップを採用。そして、アナログ8入力にはHi-Z入力にも対応、ファンタム電源も供給するマイクプリアンプを備える。MIDI IN/OUTも装備し、専用ミキサーアプリケーションUAC-8 MixEfxを用意。 対応OSはWindows7/8/8.1(32bit、64bit)またはMac OS X 10.8.5以降。録音再生チャンネル数は録音12チャンネル/再生14チャンネル(192kHz/24bit、スタンドアロンモード、最大)。サイズは157.65mm(D) x 482.6mm(W) x46.03mm(H)、質量2.02kg。■リンクZOOM・webサイト  http://www.zoom.co.jp/※本情報は未掲載です。(2015.05.12)-

パイオニアが高級モデルのヘッドフォン「SE-MASTER1」 想定価格が250,000円前後

パイオニアが高級モデルのヘッドフォン「SE-MASTER1」 想定価格が250,000円前後

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、パイオニア(Pioneer)ブランドにてヘッドフォンSE-MASTER1を、5月15日(金)に発売する。同社のヘッドフォン、スピーカー作りの技術とノウハウをフルに注ぎ込んだ最上位モデルとなり、一台ごとにシリアルナンバーが入る。市場想定価格は250,000円前後(税別)。 オーバーバンド/オーバーイヤーのオープンバック(背面開放)型ダイナミックヘッドフォンで、新開発の表面にセラミック処理をした50mm口径、25μm厚のアルミ振動板を搭載。高分子素材PEEK複合フィルムのタンジェリン形状エッジとともにコンピューター解析で不要共振や分割振動を抑え、85kHzというへッドフォンとして図抜けた高域特性を確保。それでいてインピーダンス45Ω、感度94dBと、格別に鳴らすのがむずかしくはなさそうだ。  アルミ合金のハウジングに加えてドライバーユニットを金属部に強固に固定するマウント方法と各連結部にゴムブッシュを使ったフローティング構造により、ドライバーの振動がハウジングにつたわりにくくして、ステレオ再現性を高めている。 イヤーパッドは低反発ウレタンフォームを使い、またフィット性を高めるために3次元形状も採用。クッションはスエード調の人工皮革を使い、ヘッドバンドとハンガー部は航空機レベルの超ジュラルミンで、高級モデルにふさわしく、安定した快適な装着を維持する。    ケーブルにも手抜きはなく、ノイズ対策として布巻きと無鉛PCVによる被覆とアルミ削り出しプラグケースを採用。本体はMMCXコネクターで着脱式としてさまざまな交換ケーブルが使える。オプションとしてOFCリッツ線を導体としたXLRバランスケーブル(30,000前後・税別)も用意。主な仕様●型式:オープンエアー型ダイナミック (前面密閉/背開放型ダイナミック)●使用ユニット:φ50 mm (ネオジウムマグネット)●出力音圧レベル:94dB●再生周波数帯域:5 Hz 〜 85,000 Hz●最大入力:1,500 mW (JEITA)●インピーダンス:45 Ω●接続コード:3.0m(OFCリッツ線)●プラグ:φ6.3 mm ステレオ標準プラグ(金メッキ)●質量:460 g (コード、テンションロッド含まず)■リンクパイオニア・ヘッドフォンwebサイト・製品ページ  http://pioneer-headphones.com/japanese/se-master1/-