
めまぐるしく変わる京阪神の街を知りたいなら、
街のプロ=不動産店へ急ぐべし!4人のプロに聞いたわが街ええとこ
ランキングを手に、ミーツ編集部が”住む”気で巡る街案内。
撮影/明地清恵 取材/福山嵩郎 イラスト/ヤマザキタツヤ


岸和田城 | 五風荘 | ||
だんじり祭 | 岸和田カンカン&ベイサイドモール | ||
包近のモモ | ミートときわ | ||
蜻蛉池公園 | 星野亭 | ||
レストラン・シャンソニエ | 花は野に |
「岸和田市」をご案内いただく
「街のプロ」のみなさん
岸和田市であらゆる人々の「住まい探し」を
サポートしてきた、いわば「このエリアを知り尽くす」
プロ中のプロ。
※左から、小渕 恭子さん、綱井 貴大さん、関 康弘さん、加賀利 友弘さん

今回巡る「岸和田市」ってこんなところ!
泉南エリアに位置し、和歌山県に隣接。岸和田藩の城下町を中心に発展。毎年秋に行われる岸和田だんじり祭りは市民の一大イベントで、就活の面接時に、だんじりの時期はあらかじめ「休みます」と宣言する若者がいるほど。そして、岸和田市周辺には”岸カジ”と呼ばれる独自のストリート系ファッション文化が存在する。
岸和田城
「春は桜が咲き乱れて、秋はだんじりが境内に集結。冬は岸城神社で十日戎もあります」とYSホームの関さん。フランホームの綱井さんは「岸和田城も素敵ですし、城のそばを通る紀州街道には趣きがあって、近くに岸和田市立図書館もある」と。街に不可欠な存在のよう。




他人をほったらかさへん街やね
会社の裏手にある自家製手打ち麺のうどん屋[茂凡]。細麺のカレーうどんが最高で、昼どきは行列が出来てます。僕はいつもカレーうどんと唐揚げ、白ご飯が付く日替わりのAランチがお決まり。
[情報提供]
YSホーム
関 康弘さん
だんじり祭
文句ナシのランクイン。サイズ建設の加賀利さんの同級生は、岸和田で唯一のだんじりの彫りもんを手削りする専門店をされているそう。一方、だんじりの話になると熱くなる地元の方が多く、「商談には向かない話題(笑)」という意見も。納得。
包近のモモ
泉州といえば、水ナスやタマネギを連想する人が多いですが、包近町で生産されるモモは糖度の高い、知る人ぞ知る特産物。7〜8月が旬。近隣のパティスリーではケーキの具材にも使われています。「そのままでも甘いし、ヨーグルトと一緒も抜群」とサイズ建設の加賀利さん。
蜻蛉池公園
岸和田市の山奥にある地元では有名な総合公園。とっても広い敷地内にはアヒルや鴨が放し飼いされた池や子供が一日中遊べる遊具がたっぷり揃う憩いの場所。八木ホームの小渕さんイチオシ遊具はゴムボール。一方、サイズ建設の加賀利さんのイチオシはすべり台。




泉州の中でも個性がバツグン!
ガーデニングショップ[リルシュル・ラ・リング]は行きつけのお店。昼休みにも綺麗な花を見て癒やされています。スーパーで300円のキャベツは買えないけど、ココの500円の苗を買っちゃいます!
[情報提供]
八木ホーム
小渕 恭子さん
レストラン・
シャンソニエ
八木ホームの小渕さんが、子供の頃からお祝いごとがあるたびに訪れるフレンチ。フランスの古城を思わせる外観、広い店内は、家族連れでプチ贅沢を味わうのにぴったりの空間。「今は旦那様に内緒で、お友達とランチに行ったり(笑)」。
五風荘
回遊式日本庭園を備える近代和風建築。現在は、大手飲食チェーン[がんこ]が2,400坪超の屋敷をレストランとして活用。リュクスでゆったりした空間ゆえ、「法事のときに」「宅建協会の集まりで」と、皆さんもフォーマルなシチュエーションで利用されるそう。




血が騒ぐ人情の街だんじりの街
妻が友達とよく行く、和泉中央寄りのカフェと雑貨の店[Rustica]は毎日マダムで満席。新鮮な野菜を使った創作料理が美味しくて、豊富な総菜などを選べるランチもお薦めですよ。
[情報提供]
サイズ建設
加賀利 友弘さん
岸和田カンカン&
ベイサイドモール
「どの街にも地元の人が行くショッピングモールってあるでしょ?岸和田ではココです」とサイズ建設の加賀利さん。国内外ブランドのアウトレットや巨大シネコンを完備。中でも、加賀利さんはインド料理[アサ]の焼きたてプレーンナンがお気に入り。
ミートときわ
地元代表のコロッケを決めるのは、どこの街でも難易度の高い問題。サイズ建設の加賀利さんは小学生の頃から愛する[ミートときわ]のビーフコロッケ。「ラードで甘く揚がっていて6個はいけます」。一方、YSホームの関さんは「肉汁がジュワッと」な[ますや]のミンチコロッケを1位に推す。
星野亭
ランチでのグルメリサーチを欠かさないフランホームの綱井さんが、イマ最もプッシュするのが和泉大宮にあるこちらの創作割烹。「旬野菜にひと手間加えた料理が美味しくて、ランチは昼過ぎに売り切れの場合もあるので、お早めにどうぞ」とのこと。




住めば自然と人と繋がります
薄く延ばした生地にキャベツの千切りとミンチをのせて鉄板で焼く、岸和田っ子のおやつと言えば…かしみん焼き。浜手の大北町辺りにお店が多いですよね。近くに来られたときには、ぜひ!
[情報提供]
フランホーム
綱井 貴大さん
花は野に
YSホームが入るビルの1階にある鉄板バル。「岸和田に系列店が3つあって、どこも女性に人気」と関さん。タパス皿からステーキまでメニューは自在。「こんなん食べたいなぁ」という客からのリクエストにも可能な範囲で応えてもらえる懐深さが魅力だとか。
岸和田市にすむなら…「お薦め物件”妄想”訪問!」
間取りが教えてくれる健やかな暮らし方。
【“妄想”物件データ】
物件A[岸和田市] 一戸建て 92.56平米
1,290万円〜(建物参考価格)
※協力/フランホーム
新築一戸建てに住むなら一生暮らせる家を!自転車が置ける土間や寝室に書斎コーナー、二分割できる子供部屋など、生活動線や未来を考えた間取りで、心まで穏やかになりそう。


本記事は、
京阪エルマガジン社発行
[ミーツ・リージョナル
(Meets Regional)]
2015年8月号に掲載の情報です。