腕利きDIYクリエイターたちが、バラエティ豊かなDIYアイテムを毎週お届けする、この連載。
夏といえばアウトドア! 今回スプンクさんが紹介してくれたのは、キャンプをイメージした「テント風ランタン」。レジャーシーズンにぴったりのアイテムです!

スプンクさん「亜鉛版を折り曲げるだけでできる、お手軽ランタン。揺れるLEDキャンドルの灯りが、日々の疲れを癒してくれるはず!」
■用意するもの
亜鉛板(9cmx35.5cm、厚さ0.27mm)
針金(約25cm)
LEDキャンドル
ヒトデ形の小物
転写シール
スプンクさん「今回は、仕上げの仕方をちょっと変えて、サビをつけたものとつるつるしたものの二種類を作ってみました。好みで選んでくださいね」
■テント風ランタンの主な作業工程
1.亜鉛板に穴をあけて折り曲げる
2.三角形に折り曲げ、金属用接着剤で接着する
3.持ち手を作り、取り付ける
4.好みで転写シールをはり、ヒトデをつける
5.(サビ加工をする場合)台所用漂白剤をかけてラップで覆い、3〜4日おく
それでは、スプンクさんナビゲートのもと作業スタートです!
1.亜鉛板に穴をあけて折り曲げる

スプンクさん「写真の4か所に鉛筆などで印をつけます。電動ドリルドライバーを使い、①と②の間に、LEDキャンドルの光を通すための穴をあけていきます」

スプンクさん「穴をあける部分の周りをマスキングテープなどで印をしておくと、作業しやすいですよ。穴の位置や数は好みで調節してください」

スプンクさん「穴をあけたら、最初につけた①~④の印に沿って折り曲げていきます。テーブルの端に置いて…」

スプンクさん「板で抑え、上から均等に力を加えると、簡単に折り曲げることができます。曲げにくい場合は、カッターで2、3回切り込みを入れておくといいですよ」
2.三角形に折り曲げ、金属用接着剤で接着する

スプンクさん「底の部分に金属用接着剤をつけます」

スプンクさん「写真のように乾くまで洗濯バサミなどで固定しておきましょう」
3.持ち手を作り、取り付ける

スプンクさん「接着剤を乾かしている間に、持ち手を作ります。写真のように針金をラジオペンチなどで折り曲げ、セロテープで亜鉛版の裏側に貼り付けます」
4.好みで転写シールをはり、ヒトデをつける

スプンクさん「中にLEDキャンドルを入れたら、つるつるしたタイプのランタンは完成です!」
5.(サビ加工をする場合)台所用漂白剤をかけてラップで覆い、3〜4日おく

スプンクさん「台所用漂白剤をかけてラップで覆い、3〜4日放置しておくとサビがついてザラザラの質感になります。今回は台所用漂白剤をスプレーする前に、少しだけ白ペンキを飛ばしてみました」
三角テントの形とヒトデのモチーフが、夏らしいデザイン。火を使わないので、小さいお子さんにも安心ですね。ベランダや庭でランタンを灯して、ご自宅でもアウトドア気分を味わってみてください!
作品考案・制作・解説:スプンク
スプンクです。インテリアやガーデングッズなどが得意です。
好きな素材は、木のモノ、紙のモノ、拾ってきたモノ、異素材を組み合わせたモノなど。
素材を本来とは違う用途で使う方法を考えるのも好き。
その辺に転がっているような何でもないようなモノを組み合わせて、何とかかわいいモノが作れないか?と実験しています。
HP:http://erisuke.wix.com/spnk