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戸建て・マンション居住者約55%が温熱環境に満足せず/旭化成建材調査

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旭化成建材(株)は10日、首都圏における「住まいの温熱環境の実態と満足度」調査の結果を公表した。1月22日〜24日、首都圏(1都3県)在住の戸建て・マンションの持ち家居住者761人を対象に、ウェブアンケート方式で実施。

年間を通した家全体の温熱環境の満足度について聞いたところ、「たいへん満足」が11%、「やや満足」が34%で、満足しているという回答は計45%となった。一方で、「どちらともいえない」34%、「やや不満」16%、「たいへん不満」5%と、満足していないという回答が55%を占めた。マンションでは満足していないという回答が48%だったのに対して、戸建てでは62%に達している。

満足していないと回答した人に、温熱環境のいい家にできなかった、もしくは購入しなかった理由について聞くと、「意識・知識がなかったから」が36%で最多。続いて「温熱環境を重視していなかった」が30%となった。

「温熱性能」「温熱環境」という言葉の認知度についても、「聞いたことがあるが意味は知らない」「聞いたこともない」を合わせると、「温熱性能」が69%、「温熱環境」が72%と、約7割が認識していないという結果になった。

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