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「西鉄柳川」駅周辺での景観まちづくりが国土交通大臣賞を受賞/西日本鉄道

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リニューアル後の「西鉄柳川」駅

リニューアル後の「西鉄柳川」駅

西日本鉄道(株)は26日、「西鉄柳川駅周辺に於ける市民・事業者・行政・専門家による景観まちづくりの取り組み」が、「平成28年度都市景観大賞(景観まちづくり活動・教育部門)」の大賞(国土交通大臣賞)を受賞したと発表した。

都市景観大賞は、「都市景観の日」実行委員会が主催となり、良好な都市景観を生み出す優れた事例を選定、その実現に貢献した関係者を表彰するもの。1991年より実施されている。今回の取り組みは、柳川市、西日本鉄道、西鉄柳川駅周辺地区デザイン検討会議、柳川市立藤吉小学校育友会父親委員会の4団体による連名で応募した。

同プロジェクトでは、「西鉄柳川」駅のリニューアルを実施。平屋建て駅舎を2階建て全面ガラス貼りの駅舎に建て替え、駅機能(改札口、駅務室など)を2階に移設。明るく開放的な待合スペースを設けた。柳川市によって新設された自由通路と2階を結ぶことで、駅東側からも改札口へアクセスすることが可能に。エレベーター・エスカレーターの設置により段差を解消したほか、駅舎内のすべての照明をLED化、複層ガラスや節水型トイレを採用するなど、環境・省エネ機能にも優れた駅舎とした。
また、地元小学校の親子によるベンチ・フェンス等の製作・設置や、専門学校と連携して開催したイベントなど、駅前利活用や活性化へ向けた新たな景観まちづくりの取り組みも評価された。

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