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政府・経済界が構想する「プレミアムフライデー」  金曜日に早く帰れたらどうする?

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(OVO オーヴォより)

政府と経団連が検討している「プレミアムフライデー」。月末の金曜日は15時で仕事を終え、買い物や旅行などに充てることで低迷する個人消費を喚起するのが狙いのようだ。2017年2月24日から開始して4月以降からは毎月実施する計画を11月にも発表するという報道があった。インターネット上では批判意見が多い。そこでOVO編集部は「もし、金曜日に仕事から早く帰れたらどのように時間を使う?」という調査をしてみた。

この調査は、ジュピターテレコム(J:COM)「インタラクTV」の投票機能を使って9月に実施したもので、753人から回答を得た。

トップは「買い物をする」で26%。とはいえ収入が増えない現在は消費額もたかが知れており、家計の消費支出は期待できないとの意見も多い。そして僅差で2位になったのは「家族や恋人と過ごす」で24%。こちらも早帰りで「家族や恋人と外食へ」といければ良いのだが、プレミアムフライデーに似た取り組みの「ノー残業デー」のように制度定着に期待をしたい。続いて「明るい時間から飲みに行く」15%、「旅行をする」6%、「習い事に時間をあてる」6%、「スポーツに時間を使う」6%、「副業をする」5%、「さらに仕事を続ける」5%、「親孝行をする」4%、「ボランティア活動をする」1%という結果になった。

「プレミアムフライデー」は月に一度だが月末の金曜が企業の締め日に重なるなど現実的には難しいという声も上がる一方、早く実現してほしいとの声も上がっている。早帰りをするために残業が増えるなどの懸念もあるが回答の下位にランクされた「親孝行」や「ボランティア活動」にあてる時間が増えるなど社会構造や意識変化のきっかけとしても期待したいところだ。

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