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プレミアムフライデーがもうすぐ導入1年 各方面の思惑通りには・・・

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(OVO オーヴォより)

昨年2月に鳴り物入りでスタートしたプレミアムフライデー。始まってからもうすぐ1年となるが、DeNAトラベル(東京)が20歳以上の男女1,297人を対象に実施した「プレミアムフライデーの振り返り」に関する調査によると、今ひとつ盛り上がりを欠くようだ。

まず、企業に勤めている人を対象に、「勤め先で『プレミアムフライデー』は導入されたか」を聞くと、導入されたと答えたのは1割強にとどまった。中には、導入したものの、結果的には中止になった例もあるが、今後も継続するか否かを聞くと、継続予定としたのは回答の約3分の2程度だった。

導入された企業(異なる条件での導入も含む)に勤務する人に、プレミアムフライデーは「誰」と一緒に過ごすことが多かったかを聞くと「一人」が4割強で他を引き離しトップに。昨年、「導入されたらアフター3は誰と過ごしたいか」という質問で5割を超えていた「パートナー」が2割弱に後退する一方、「仕事関係の人」(12.1%)、「実際は休めなかった」(8.1%)という人も少なからずいた。

プレミアムフライデーは「何をして」過ごしたか?という質問には、1位は「自宅でゆっくり」(41.4%)。昨年の調査では、約7割が「旅行に行きたい」と回答していたものの、実際に行った人はたった1割強にとどまった。レジャー産業や旅行業界が期待したほど経済効果も大きくはなかった模様だ。

最後に、導入後の働き方について聞くと、約6割が「変わらず」と回答し、「良い方に変わった」が約2割、「悪い方に変わった」が約1割。必ずしも期待されていたようにはなっていないようだ。

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