ニュース

社長になりたい人はどれくらい? 「出世」希望調査で女性の○人に1人が“出世拒否”

この「記事」が気に入ったらみんなにシェアしよう!

みんなにシェアしよう!

(OVO オーヴォより)

日々会社などの組織で働いていて、出世して待遇を良くしたい、あるいは事業をけん引したい、などと考える人はどれくらいいるのだろうか? そんな「出世」に関するアンケート調査をオウチーノ(東京)が、首都圏に住んでいる20歳〜39歳の公務員または会社員男女554人に行った。

最初に、ズバリ「あなたは将来、どこまで出世したいですか?」と聞いたところ、「社長まで出世したい」が16.4%、「役員クラスまで出世したい」が13.9%と社長や役員クラスになりたいと思っている人は約3割! 以下、役職順に「部長クラスまで」が10.8%、「次長クラスまで」が4.3%、「課長クラスまで」が9.9%、「係長クラスまで」が7.0%、「主任クラスまで」が16.8%となった。

「出世したくない」は18.2%。諦めているのか、それとも、自分の価値観からなのか、およそ5人に1人は職場での役職にこだわっていない。そして、これを男女別にみると、はっきりした差が出る。男性が10.5%だったのに対して女性は25.6%と実に4人に1人! 出世を拒む女性に理由を聞くと、「責任が重くなるのが嫌」(35歳/女性)、「面倒な仕事が増えそう」(30歳/女性)、「興味がない」(29歳/女性)、「結婚したいから」(27歳/女性)、「自分には向いていない」(32歳/女性)などの声がある。

「社長もしくは役員クラスまで出世したい」についても、男性は43.0%と4割を超えたものの、女性は17.7%と2割に満たない。この4月から、女性活躍推進法が施行されたのに、これではもったいない気がしてくるのだが・・・。

さて、出世したいと思っている人に理由を聞いてみる(複数回答)と、「給与・年収を上げたいから」が38.5%でトップとなり、2位の「経験を積みたいから」(13.8%)、3位の「自分の裁量で組織を動かしたいから」(13.2%)を大きく引き離している。“稼ぐために出世を目指す”人が多いようだ。そのためには、まず“自己投資”ということで、「資格の勉強をしている」、「ビジネス本を購読している」、「人脈づくりをしている」、「知識を高めるために独学で勉強している」など、6割以上の人が出世のために自己投資をしていることがわかった。

この「記事」が気に入ったら
みんなにシェアしよう!

MATOME