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観光局も参戦! 仏のファストフード広告合戦

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(OVO オーヴォより)

フランスで、マクドナルドがバーガーキングより店舗数の多いことを比較広告に使ったら、バーガーキングがこれを利用した広告をうって話題になったが、これに観光局が参戦、ユーモア合戦が再燃している。

先鞭をつけたのはマクドナルドで、仏南東部の一本道に「ここから5キロ」という自社店舗の看板を立て、隣に“バーガーキングは「ここから258キロ」”というパネルを立てたCMを作成。これを利用してバーガーキングは、近くのマクドナルドでコーヒーを買った客の目的は、実は遠くのバーガーキングを目指す旅だった、という“反撃”のCMを作った。

そして今回これらを利用したのが、看板が立った地元ローヌ・アルプのオート・ロワール観光局。この「5キロ」「258キロ」という二つの看板の隣に、更に観光局の看板を立てた。地元のチーズやはちみつ、豚肉加工品や果物などの写真の下に、「あちこちにあります」の文字。地産品が手に入る場所を示した写真に、「オート・ロワールにバーガーキングはありませんが、熱烈な生産者がいます」「400の生産者と、540のレストラン」と入れ、この広告をツイッターやFacebookにアップした。旅行者にとっては、どこでも食べられるファストフードより魅力的な地産品。マクドナルドもバーガーキングも、観光局に一本とられた格好だ。

Le Progres

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