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夏からレジのポリ袋禁止 仏の環境対策

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(OVO オーヴォより)

スーパーなどのレジで、ポリ袋が有料になっているところは多い。無料でも手持ちの袋を使えば、何円か引かれたり、ポイントがたまったり。だが、フランスでは今年7月1日から、レジでポリ袋を使うこと自体が禁止される。エネルギー・トランジション(転換)法に基づくもの。

フランス・ブルーなど現地メディアによると、50マイクロメートル(0.05ミリ)以下の薄さのポリ袋をレジに置くことは、全面的に禁止される。どうしても必要な場合、消費者は紙袋か再利用可能な袋を買うことになる。廃棄物が自然にかえるまでの長さを比べると、紙なら1年、缶は50年、だが、ポリ袋は450年。仏環境大臣セゴレーヌ・ロワイヤル氏は「“転換”が必要な時だ」としている。

現在もフランスでは、買い物袋を持参するのが普通で、忘れるとレジで有料の袋を買わねばならないところがほとんど。スーパーでお菓子などを買う日本人観光客は多く、袋が提供されず困惑している人を時折見かけるが、この夏からはさらに徹底されるから、スーパーに行くなら、買い物袋を忘れずに。

France Bleu

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