(OVO オーヴォより)

来年の年男、年女に当たる未(ひつじ)年生まれの2015年の目標は男性では「ダイエット・体づくり」、女性は「貯蓄」が最も多い―。こんなデータが東和薬品(本社・大阪府門真市)の実施したアンケートで明らかになっている。また未年生まれは他の干支よりもなぜかチャレンジに意欲的という結果も出ているという。
調査は未年生まれの20代〜50代の男女各150人合計300人を対象に11月にインターネットを使ってアンケート。各年代がほぼ均等になるようにそろえた。その結果、2015年に挑戦したいことを尋ねたところ、複数回答で男性では「ダイエット・体づくり」が23・3%と最も多く、続いて「語学の勉強」(22・7%)、「貯蓄」(21・3%)の順番だった。一方、女性は「貯蓄」が46・7%と最も多く、次いで「健康のためのケア」(44・7%)、「節約」(43・3%)と続いた。
年代別で見ると、男性の50代では「語学の勉強」が1位、女性では20代は「貯蓄」、30代は「節約」が最も多く、40代〜50代になると「健康のためのケア」に移っていく。全体的には女性は男性よりも「貯蓄」や「節約」などに力を入れる傾向が高い一方で、男性は「語学の勉強」や「ダイエット・体づくり」など自分磨きにチャレンジしたい傾向が挙げられるという。
同時に実施した20代〜60代の男女各5千人合計1万人を対象にした調査では、「2015年に新しいことに挑戦したい」と回答したのは未年生まれが73・0%と最も多く、最も少ないのは64・2%の亥年生まれだった。未年生まれが意欲的なのは、年男、年女を自覚したためかもしれない。