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働く女性の乾燥シーズンの必需品は目薬だった! おすすめは「人工涙液」。って何?

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(OVO オーヴォより)

秋・冬は乾燥の季節。毎日のケアを怠ると、お肌はカサカサ、ネイルは割れるし、髪だってまとまらない。加えてパソコンで仕事をしていると、乾燥は目までやってくる。どうしたらいいの? トレンド総研では、20代から40代の女性会社員500人に乾燥のお悩みをアンケートで調査し、専門医師におすすめの乾燥対策を聞いている。

まず「仕事中に乾燥を感じる身体の部位」では、全体の74%が「目」を選び、ダントツ1位。2位が「唇」、3位は「肌」。「仕事の際にバッグに入れている乾燥対策グッズ」の上位3アイテムは、リップクリームとハンドクリーム、そして目薬だ。コンタクトレンズやパソコンなどの液晶ディスプレイの利用で話題になっているドライアイ。「仕事に集中するあまりドライアイに。その後は頭痛もおこる」など深刻な悩みも聞かれる。実際「目の乾燥により、仕事の効率が下がってしまうことはありますか?」との問いに、83%が「ある」と答えている。

南青山アイクリニック東京の院長、戸田郁子眼科医は、目の乾燥は「涙液が不足している状態」と説明する。涙液には、「ピントを合わせるレンズの役割」、「感染予防」、「酸素や栄養素を角膜に供給」という3つの働きがあるが、目が乾燥していると、これらの機能が低下するという。戸田院長は、乾燥対策のひとつとして、「こまめに目薬をさして涙液を補う必要がある」とアドバイスする。

アンケート調査で仕事中に目薬を使う頻度を聞いてみたところでも、約半数が「毎日1回以上」使うと答えており、中には30分に1回、1日20回という人もいた。最も一般的な乾燥対策といえる目薬だけに、その選び方も重要になってくる。たとえば目薬に含まれる防腐剤は、「適量以上に利用すれば毒性を発揮」する。特にコンタクトレンズユーザーは、「コンタクトに付着してしまう防腐剤が入っていない目薬を選ばなければなりません」と戸田院長。できるだけ涙に近い目薬、例えば、生理食塩水に近い成分で涙液を補充できる「人工涙液」などがおすすめだそうだ。ただし、防腐剤が入っていない目薬を使う際は使用期限のチェックもお忘れなく。

目の乾きによる症状が深刻になってくると、「症状に応じて処方薬を利用したり、自身の血液から作る最も涙に近い自己血清点眼などの特別な治療が必要なケース」もあるという。市販の目薬で改善しない場合は、やはり眼科医の診察を受けるのが一番だ。

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