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古いスマホの写真どうしてる? 意外に多い眠ったままの写真や動画

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(OVO オーヴォより)

写真もビデオも、これを記録するメディアはどんどん進化する。フィルムを現像してアルバムに貼っていた時代から、デジタルカメラ、スマホと機器が変わるにしたがって、データそのものの保存の仕方が変わり、結果として撮ったものを見返す機会が減ってきているようだ。NECパーソナルコンピュータの調査で、4割の人が古い記録媒体にデータを保存、“思い出”を眠らせている人が多い実態が明らかになった。

20〜50代の男女800人を対象に実施した「記録媒体に関するアンケート調査」。それによると、20代・30代の約40%が、紙の写真やビデオテープなど、古い記録媒体をそのまま保存している一方で、30%の人が、SNSの普及でそれらを見返したくなる機会が増えたと答えている。

では、見返しているかというと、そうでもない。紙の写真は、約40%の人が全く、またはほとんど見返さないとしている。理由は「実家など離れた場所に保管しているため」、「保管している場所を忘れた」など。ビデオテープについても、75%以上の人がほとんど見返していないことが分かった。主な理由はやはり、保存している媒体が古いことだ。

では、以前使用していたスマホなどはどうだろう? こちらも約半数の人が見返していない。端末を取り出したり、セットアップすることが面倒というのが理由。技術の進歩が、思い出を振り返る機会を少々奪っている形だ。

一方で、ハードディスク、パソコンで写真などのデータを保存している人に関しては、70%以上の人が見返していることが分かった。パソコンやハードディスクなどの周辺機器ストレージは、保存したデータに気軽にアクセスでき、デジタルコンテンツのメインの保管場所として重要な役目を担っているといえそうだ。

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