暮らしのコト

どんどん変化していく子育ての課題 葛藤する親たちの思いとは?

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(OVO オーヴォより)

「2016 年を家族でどのように過ごしたいか、漢字一文字で回答してください」

時には子どもにきつい態度を取ってしまって落ち込み、そして、笑顔あふれる楽しい家族にしたいと反省する。子育てはこの繰り返しかもしれない。子どもとおでかけ情報サイト「いこーよ」が0歳〜9歳までの子どもを持つ全国の親を対象に行ったアンケートでも、そんな親たちの思いが浮かび上がった。

「2016年を家族でどのように過ごしたいか、漢字一文字で回答してください」という問いに対し、一番人気だった漢字は「笑」(13.5%)。次いで「楽」(10.7%)、「絆」(5.6%)という順だった。「笑」を選んだ理由としては、「どんな辛い事があっても笑って頑張りたい。怒ってるより泣いてるより笑ってれば福が来るから」「いつも笑顔を絶やさず明るい家庭にしたい。イライラした時も一瞬こらえて笑顔で、仲直りする時も笑顔で。そのように振る舞えば周りを笑顔にできると思う」などのコメントが寄せられた。

子どもに対してとってしまったネガティブな態度についても聞いた。昨年、子どもに対して「否定」する態度を取ってしまったことがある親は92%、他の子どもと「比較」する態度については71%、物事を「強要」する態度については75%で、特に頻度が高かったのが子どもを「否定」する態度だった。これらのネガティブな態度を取ってしまった理由として最も多いのが「子どもの行動・態度を黙って見過ごすことができなかった」であり、しつけに悩んだり、子どもを思っての気持ちが高じてきつい言動に出てしまう親たちの葛藤が、非常によくわかり胸がチクチクする。

そして2016年の子育てにおいては、「ダメ!とよく言ってしまうので、良いところを見るようにしたい」「人と比べるのは、子ども自身を見ていない証拠だと思うから」「親の意見を押し付けるのではなく、自分で考えて行動できる子に育ってほしい」など、否定・比較・強要をしないように努力し、その子自身を受け止めていきたいというコメントが多く寄せられた。

子どもの成長と共に子育ての課題や悩みもどんどん変化していく。悩みは無くなりはしないかもしれないけれど、親子、家族の絆も深まっていくはず。そこに笑顔があれば!

【アンケート概要】
■実施方法 「いこーよ」サイト上で実施
■実施期間 2015年12月1日〜2016年1月4日
■回答数 220名
■回答者 0歳〜9歳までの子どもを持つ全国の親

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