暮らしのコト

“家事六月病”にならないために  できる家事を楽しくがポイント

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(OVO オーヴォより)

5月病はよく聞くけど、“家事六月病”って耳にしたことある? 雨が連日続く梅雨の時期は、それだけでも気分がぱっとしないが、湿気やカビと“戦う”主婦の87%が「梅雨の時期に家事が憂鬱(ゆううつ)だと感じることがある」ことがトレンド総研(東京)の調査で分かった。確かに一向に乾かない洗濯物を相手にしていると、イライラすることってあるよね。そういう家事を憂鬱に思う“家事六月病”が、じめじめとした梅雨の時期に主婦たちの間で広がっているみたい。

梅雨の時期に家事が憂鬱だと感じる理由を聞くと、「洗濯物が乾きにくいから」(84%)、「湿気が気になるから」(82%)と「カビが気になるから」(65%)が上位に並んだ。また、96%もの人が「梅雨の時期には、自宅における菌やカビへの不安が高まる」と答えていて、梅雨時の家事はほかの季節にはない苦労が多いことが分かる。「梅雨の時期に特におっくうだと感じる家事」の1位、2位は「洗濯」(43%)と「布団干し」(32%)だった。乾かないことに加え、外に干すことができないため、大量の洗濯物が家の中にたまるのも主婦を憂鬱にさせる要因の1つかもしれない。

洗濯物や布団といった布製品全般に対するケアの実態はどうなのだろう。「自宅にある布製品のうち、梅雨の時期に特に菌やカビが気になるもの」を質問すると、1位は68%で「衣類」。「カーテン」と「布団」の63%、「枕」の60%と続き、ソファーやカーペットに至るまで、菌やカビが気になるものが多岐にわたることが判明した。そのため、「自宅にある布製品全般に対して、菌やカビの対策を行っている」人は29%のみで、100点満点中の主婦の自己評価は平均44.3点と低かった。「布製品のきちんとした菌・カビ対策の方法が、よく分からない」という人も87%いた。

実際に効果を確かめることが難しい菌とカビの対策。何が正しいの?と思っている人も多いだろう。そこで、掃除オピニオンとして活躍する、家事の専門家・藤原千秋氏にポイントとコツを聞いた。藤原氏はまず「晴れたらやろう、くらいに大らかな気持ちで取り組む」ことを勧める。「やらなきゃ、やらなきゃ、と思い詰めていては、それこそ“家事六月病”になってしまいかねません。家事をできない日には、家事を休んでしまっても良いと思います」と指摘する。

その上で、「あまり天日干しにこだわらず、柔軟剤など好みの香りを取り入れて楽しむほか、除湿機や布団掃除機などの家電を上手に使えば室内の快適さを保つことができます」とアドバイスする。また、雨でも家の中を換気することが重要だという。空気が滞留するとカビや湿り気の原因となる。アイテム別の手入れ方法としては、1)衣類はクローゼットやタンスの通気を良くする。2)カーテンは洗濯するまでは消臭・除菌スプレーをこまめに使う。3)布団は布団掃除機をまめにかけ、シーツだけでも洗濯する。4)枕はカバーをこまめに洗濯し、晴れたら天日干しにする、ことだという。

最後に、藤原氏の話にも出た除菌スプレーのトップブランド「ファブリーズ」の研究を行う、P&Gファブリーズ研究員・新藤知子氏にも菌・カビ対策についてアドバイスをもらった。新藤氏は「梅雨の時期はカビの増殖スピードが4倍も速く、菌・カビ対策は必須です。洗濯ができるまでの対策としては、除菌・消臭スプレーなど、家事が憂鬱な時にも気軽かつ手軽なアイテムを活用することをおすすめします。当社の布用の除菌・消臭スプレー『ファブリーズ』は、梅雨の時期に気になる菌もカビも、99.9%除去する効果があります」と説明する。

注意が必要な菌・カビ対策だが、手軽なアイテムをいろいろ活用して、梅雨の時期を楽しく乗り越えたいね!

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MATOME