日本で楽しむパリ祭 フランスの雰囲気そのまま

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(OVO オーヴォより)

 日本で「パリ祭」という名前で親しまれているフランスの革命記念日。本国フランスでこの祝日の呼び名は、パリ祭でも、革命記念日でもなく、その日付そのまま、「7月14日」と呼ばれている。毎年全国で様々な催しが行われるが、パリのシャンゼリゼ通りの軍事パレードやエッフェル塔の花火は有名だ。この日が過ぎると、フランス人はもうバカンス態勢。パリはどんどんパリジャンが減って観光客人口が増え、南下する高速道路が混んでくる。

 日本でも、この日はフランス関係施設や語学学校などで記念日を祝う催しがある。フランスの雰囲気をそのまま楽しめるイベントの筆頭は11日、アンスティチュ・フランセ東京で開かれる、音楽とダンスを野外で楽しめる「パリ祭」だ。子ども向けのイベントやフードスタンド、ペタンク大会、恒例の乾杯もある。

 京都では19日、恒例のバル・ミュゼットとともに「パリ祭」が開催される。アンスティチュ・フランセ関西−京都の庭園では、マルシェ でフランスの美食が味わえるほか、トンボラ抽選会も。シャルル=アンリ・ブロソー在京都フランス総領事が出席する。名古屋でも21日(火)、アリアンス・フランセーズ愛知フランス協会と名古屋市の共催による「パリ祭」。名古屋市を訪れるフランスのランス市長、愛知県知事、名古屋市長が出席。コンサートやビュッフェ、抽選会もある。

 東京お台場のヴィーナスフォートでは、『パリ祭 2015 at VenusFort』だ。子供たちの写真で作った缶バッチを販売、その缶バッチを貼り付けたエッフェル塔を会場内に展示。その収益をユニセフに寄付する。設置するエッフェル塔は高さ3.6メートルだ。

 イメージキャラクターはフランス生まれのリサとガスパール。フランスの味覚の教育活動「味覚の一週間」と連携したお弁当のコンテストや、フランス製の「KAPLA(R)ブロック」で作ったエッフェル塔の展示と子供たちのためのプレイスペース、レコールバンタン高等部によるスイーツワークショップなどが予定されている。

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