暮らしのコト

2016年に花開いたVR技術 PlayStation®VRの注目度とVRを手軽に楽しむ方法とは

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みなさんは、VR(バーチャルリアリティ)をご存知ですか? 日本語に訳すと「仮想現実」で、コンピューターの映像や音声をまるで現実のものかのように体験できる技術のこと。

かなり前から注目されていましたが、2016年はさまざまな商品・サービスが登場しており、「VR元年」とも呼ばれました。その要因の一つになったのが、今年10月に発売された「PlayStation®VR」。ヘッドマウントディスプレイを装着して、そこに映し出される映像やゲームなどを現実のように体験できるもので、大変な注目を集めたのは記憶に新しいところ。今までにない新たなゲーム体験を自宅で味わえるとあって、今も品薄状態が続いている人気商品です。

at home VOXでは、このPlayStation®VRの発売後、アンケートを実施しました!

Q.「PlayStation®VR」のことを知っていますか?

知名度

全体の結果は、「はい」が41.7%、「いいえ」が58.3%で、知らない人がやや多かったです。これを性別・年代別に見てみると、20代男性は半分以上の66.2%の人が「はい」と回答しました。次に「はい」が多いのは30代男性で56.2%、続いて40代男性と20代女性が同率で47.7%でした。

それでは、このPlayStation®VRへの興味はどれぐらいでしょうか? また、PlayStation®VRを買う予定はあるのでしょうか?

Q.「PlayStation®VR」に興味はありますか?

興味

20代男性の「はい」が49.2%と際立って高い数字になりました。やはり若い男性は最新のデジタル機器に興味津々の様子。認知度も興味関心も、全体的に女性よりも男性の方が、上の年代よりも若い年代が高いことがわかりました。

Q.『「PlayStation®VR」のことを知っていますか?』で「はい」と答えた人にお聞きします。「PlayStation®VR」は買う予定ですか?

購入予定

さすがに買うかどうかとなると、「はい」と答えた人はかなり少なくなりました。希望小売価格は44,980円(税別)ですから、よほどの興味がないと簡単には手が出ないかもしれませんね。「はい」がもっとも高かったのは40代男性で22.6%でした。ファミコンから始まる家庭用ゲーム機の進化とともに育ってきた40代男性。ゲームが好きで、さらにある程度収入のあるこの層が、PlayStation®VRの主な購入層なのかもしれませんね。

そんなVRですが、家庭で楽しめることをご存じでしょうか? それはスマホをセットして使う「VR対応ゴーグル」。今回は、ELECOMの「VRグラス 多機能タイプ」を使ってみました!

見た目

見た目はヘッドマウントディスプレイ。ゴーグルの側面についたつまみで、目の幅やピントを調節できる優れものです。価格は約4,000円ですが、安いものなら2,000円以下で買うことができるので、「もっと手軽にVR体験がしたい!」という方も安心を。

のぞき穴

こちらの面に顔を当てます。縁の部分はクッションがついているので、フィット感は良好です。

スマホセット

ゴーグルの中にVRコンテンツを表示したスマートフォンをセットします。今回は試してみたVRコンテンツは、「YouTube」と「RICOH THETA(シータ)」の二つ。早速準備してみましょう。

■YouTubeアプリでどんな動画もVRに!

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現在のYouTubeアプリは、どの映像もVRで見られる仕様になっています。やり方はとっても簡単。動画再生中に、画面右上の赤枠で囲った部分をタップします。

選択
一番右の「Cardboard」をタップ。

二画面
すると、画面がVR用に二画面になるんです! この状態で実際にVRゴーグルにセットして見てみると、まるで映画館のような迫力。最近はフルHDの高解像度映像も増えていますので、好きなアーティストのミュージックビデオや、映画の予告編なんかを見てみると楽しいかもしれませんね。

■RICOH THETAで360°全てを見渡せる臨場感たっぷりのVR体験

「もっと迫力のあるVR体験をしたい!」という方にオススメなのが、以前at home VOXでもご紹介した全天球カメラ「RICOH THETA」

シータ

これを使えば、まるで現地にいるかのような視界360°のVR体験ができるんです!

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THETAのアプリで「全天球写真」を開き、赤い枠で囲ったアイコンをタップ。

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一番右の「VRビュー(二眼)」を選びます。

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こちらもYouTubeのとき同様、二画面になりました! THETAは頭の動きと連動して上下左右すべての方向を360°見回すことができるので、臨場感たっぷりのVR体験が楽しめます。旅行先の雄大な絶景を撮影したり、楽しいイベントのお供にしたりすれば、いつでも手軽にその光景が再現できるというわけですね。

みなさんもVRゴーグルで、手軽にヴァーチャルの世界へ行ってみませんか?

イラスト:タテノカズヒロ

<アンケート調査概要>
対象/対象/全国20〜59歳の男女516名
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2016年11月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。

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