(Jタウンネットより)
スマホアプリの中で、インコのピヨスケがニュースを読みあげてくれる。例えば、「アニメファン、掛川の『サミット』に集結。コスプレや声優イベント楽しむ。だそうです。」「おはようございます。今日は文鳥の日、だそうです。文鳥、かわいいなぁ。ボクはインコだけど。」など……。
かわいいインコが届けてくれるニュースは、なぜか新鮮だ。自分の興味ある情報だけに偏らずに、思いがけない情報と出合える。それがスマホアプリ、「インコ式静岡新聞」だ。
「鹿児島県に住んでるけど、かわいいから使ってます」
「インコ式静岡新聞」が生まれたきっかけは、2009年に作成された1本のブランドCMだった。地域密着メディアとして、生活上のアシスタントみたいな位置になりたいという「Personal Life Assistant」構想を、わかりやすく伝えるのが目的だったという。このインコがかわいいと大評判になり、YouTubeで40万回以上再生されるヒットとなった。
それが下の動画である。ネットユーザーからYouTubeに公開されたものが、現在も閲覧できる。
インコ式静岡新聞 30秒ver.(budgies’ news service of Shizuoka Newspaper in 2030)
「2030年にサービス開始予定」と謳ったCMだったが、インコのあまりの人気に触発され、2015年、リアルインコの代わりにスマホアプリが登場することになった。
このニュースアプリ「インコ式静岡新聞」の機能は、毎朝インコ(ピヨスケ)が声と音で起こしてくれる。そして1日3本だけニュースを届けてくれる。しかも、くちばしをタップするとピヨスケが読み上げてくれる。ニュースを読み終えると、今日の運勢もわかるという。
ツイッターには、こんな声が寄せられている。
インコ式静岡新聞をインストールしてみた。当然だがメインは静岡の話題。 pic.twitter.com/JPvdnoFQoY
– 河内実加@通販中 (@macamica) 2016年10月23日
試しに入れてみたら、地元のニュースや天気予報が簡単にわかって便利に使えそう。フォントも、若い世代に馴染みやすい感じ。
人気は県外にも?静岡新聞のアプリ「インコ式静岡新聞」
Togetterまとめ https://t.co/rxtEquv8FV @togetter_jpさんから
– 千歳 翠 (@forest__green) 2016年10月23日
楽しすぎるインコ式静岡新聞(笑)https://t.co/zguz6GP57y
– 青の時代 (@DD5111001102) 2016年10月23日
「インコ式静岡新聞をインストールしてみた」「地元のニュースや天気予報が簡単にわかって便利に使えそう」「楽しすぎるインコ式静岡新聞(笑)」などという感想だ。
静岡県外の人からのツイートもある。
インコ式静岡新聞のせいで、別に静岡人でもないのに静岡の情報にムダに詳しくなってってる pic.twitter.com/zXhZeOssst
– ふゆつき。 (@fuyutsuki99) 2016年7月1日
インコ式静岡新聞レベル60になった。#インコ式静岡新聞
愛知住まいだけど・・・
– 零時月 (@merciful_moon) 2016年10月8日
またApp Storeでも、非静岡県民からのレビューが目立つ。
「肩に乗って教えてくれるなんて、うちのインコ達もしてくれないかな?静岡県民ではないけどDL。 天気予報は、全国見られたらいいな。ちなみに私は福岡県民です。」
「鹿児島県に住んでるけど、かわいいから使ってます。いいなー静岡!」
「とってもいいアプリで可愛いんだけど静岡県以外のニュースも取り扱って欲しいです。」