「凄い」「もはやCG」...埼玉・行田の「ドラクエ」田んぼアートが話題騒然！これは生で見たい

（Ｊタウンネットより）

2016年7月2日、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となっている。

母が田んぼアート見てきたって写メ送ってきた。凄い pic.twitter.com/aRxeoWPJF4
– ニイコ (@nico215nico) 2016年7月2日

写真には、青々とした水田の中に、なんと大人気ゲームシリーズ『ドラゴンクエスト』のデザインが描き出されている。「30」という数字が見えるのは、やはり「ドラクエ」30周年記念のイベント……？

「母が田んぼアート見てきたって写メ送ってきた。凄い」というコメントが添えられおり、投稿者の興奮が伝わってくる。

いったいここはどこ？　そして、何？

「よく見たらドラクエ初代のパッケージ、すごすぎる！」

7月1日の田んぼアートの様子（行田市役所ウェブサイトより）

冒頭のツイートには、こんな声が寄せられている。

@nico215nico すごすぎてもはやCGみたいww
– 春夜 (@hhalluyya) 2016年7月2日

@nico215nico @sanesuke
ゲージツだ！?(ﾟДﾟ)
– 宇宙恐竜 (@Atzetton007) 2016年7月2日

@rab1co_DQX
最初わからんかったけど、よく見たらドラクエ初代のパッケージ(゜д゜)
すごすぎるww
– ぴっく (@renatochan4) 2016年7月4日

「CGみたい」「ゲージツだ！」「よく見たらドラクエ初代のパッケージ　すごすぎる」といった感想だ。

この写真、実は埼玉県行田市である。Jタウンネット編集部では行田市役所に電話して話を聞いてみることにした。

電話に出てくれたのは、環境経済部農政課のAさん。「今回のコラボ企画が決まったのは、今年の2月頃でした。基本的なデザインや設計方針を決めた後、苗を育て、6月11日と12日に、田植えを行いました」。田植えには2日間で延べ1500人が集まったが、ここに多くのドラクエファンが参加したことは言うまでもない。

「とくに田植えの会場に集まったファンたちを喜ばせたのは、ドラクエシリーズの生みの親と言われる、堀井雄二さんの登場でした」とAさん。「堀井さんが『田植えはロールプレイングだ』と挨拶したときは、拍手喝采でした」。

田んぼアートは、異なる色のイネを植えて絵や文字を描く。メインの構図は、勇者がドラゴンと戦う場面だ。イネと地元の古代蓮の花などを組み合わせて構成される。背景には「彩のかがやき」など異なる品種のイネが植えられた。

それから約1カ月。植えられた稲はすくすくと伸びている。Aさんは、「色彩がはっきりしてくるのは、7月中旬から8月中旬ですが、8月下旬になると、稲穂が出てくるので、その時期もおすすめ、つまり何度でもご覧いただきたいですね」と話してくれた。

冒頭のツイートの他にも、現地で目撃した人たちから、こんな報告が投稿されている。

展望タワーへ。昨年、ギネス記録に認定された田んぼアートで今年のテーマはドラクエ。見頃はもうちょい先かな?(>_<) また来月来よう（笑） pic.twitter.com/XTlTp5QWem
– ebance (@ebance715) 2016年7月2日

田んぼアートのドラクエやばい。 pic.twitter.com/g58DakVogR
– ゆっこ (@chim_td7) 2016年7月3日

ドラクエが流れた理由これだった(´∇｀)
田んぼアートすごいーー pic.twitter.com/gu7N6pRSKn
– 湯鶴 (@turubana) 2016年7月3日

行田に行ってきました。
蓮の花が有名なんですが、いま旬なのは何といってもコレ、田んぼアート。
世界最大のものとしてギネス認定されているそうです(しかし、そもそも日本以外にやってるところはあるのか？笑)。
今年はドラクエとのコラボ！ pic.twitter.com/yxJWGXNzYM
– Nico Murata (@niconico66) 2016年7月5日

「田んぼアートのドラクエやばい」「田んぼアートすごいーー」「いま旬なのは何といってもコレ、田んぼアート」といった絶賛の嵐だ。