「首都圏」

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東京・代官山で、線路跡地に商業店舗/東京急行電鉄

東京・代官山で、線路跡地に商業店舗/東京急行電鉄

 東京急行電鉄(株)は16日、「(仮称)代官山東横線上部開発計画」(東京都渋谷区)を着工したと発表した。  同計画は、東横線「代官山」駅より徒歩4分、JR山手線・東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅より徒歩9分に位置。東横線の地下化により新たに創出されたトンネル上部の旧線路跡地に、5棟の商業店舗を建設するもの。敷地面積3,200平方メートル、全長220m。延床面積約1,900平方メートル。  テナントはキリンビール(株)の新業態「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO(仮称)」や、日本初上陸となるアメリカ西海岸を代表するライフスタイル複合セレクトモール「Fred Seagle(フレッド・シーガル)」、ベーカリ−等が出店予定。都心にありながら緑あふれ、気持ちの良い空気を感じられる“集い”“憩い”“刺激”のある新しい形の商業空間を目指す。  開業は2015年春の予定。

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東京23区の新築マンション価格、15年以降はほぼ横ばいで推移/JREI予測

東京23区の新築マンション価格、15年以降はほぼ横ばいで推移/JREI予測

 (一財)日本不動産研究所(JREI)は15日、「東京23区のマンション価格と賃料の中期予測(2014〜20年)」を発表した。  アットホーム(株)と(株)ケン・コーポレーションから提供された事例データを基に、賃貸および分譲マンションの賃料・価格・平均利回りを、新築・中古(築10年)別、大型・標準・小型のタイプ別、東京23区や都心5区などエリア別に、JREIが集計・分析した「住宅マーケットインデックス」のデータを活用して、東京23区のマンション価格および賃料について20年までの中期予測を行なったもの。  東京23区の新築・標準タイプ(専有面積40〜80平方メートル未満)のマンション価格および賃料の予測をみると、14年のマンション価格は1平方メートル当たり80万4,000円(前年比2%弱下落)となった。消費税増税前後に前年の反動等から需要が落ち込むとみられる。賃料は1平方メートル当たり月額3,430円(前年比206円増)と08年時点からの下落幅が比較的大きかった反動から比較的大きく上昇するとしている。   15年は、2回目の消費税増税が予定されているものの、マンション価格は同80万7,000円(同1%弱上昇)となり、16年も緩やかな上昇傾向で推移。賃料は15年が同3,521円(同3%弱上昇)、16年が同3,565円(同2%弱上昇)となり、上昇幅を縮小させながら、ゆるやかな上昇が続くと予測している。  17年以降はマンション価格と賃料はともにほぼ横ばいながら、ゆるやかな上昇で推移し、20年にはマンション価格は同81万6,000円と、81万円を超え、賃料は同3,616円と、08年水準に近付くとしている。

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首都圏マンション供給、メジャー7のシェアは約40%に/不経研調査

首都圏マンション供給、メジャー7のシェアは約40%に/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は15日、首都圏マンション市場における大手不動産会社の供給シェアの調査結果を発表した。  ポータルサイト「メジャーセブン」を共同運営する住友不動産(株)、(株)大京、東急不動産(株)、東京建物(株)、野村不動産(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所レジデンス(株)の7社の供給戸数をピックアップして、首都圏全体での供給戸数と比較したもの。  首都圏マンション市場の供給戸数が過去最高を記録した2000年の供給戸数は9万5,635戸、うち「メジャーセブン」の供給戸数は2万2,943戸、シェア24%であった。以降のシェアは、01年24%、02年20%、03年23%と20%前半で推移し、リーマンショックに代表される金融危機が発生した08年にシェア29%に上昇。以降、09年36%、10年42%、11年39%、12年41%、13年41%と40%前後で推移している。  都心23区ではさらにシェアが高く、00年はシェア29%であったが、08年に37%、10年には50%にまで伸ばした。以降は40〜50%台で推移している。  なおマンションの供給社数で見ると、01年に429社でピークとなった後、減少を続け、08年に227社、12年には150社に。13年は少し戻して186社。

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東京・大手町で温泉湧出/三菱地所

東京・大手町で温泉湧出/三菱地所

 三菱地所(株)は15日、同社が進めている「大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業」敷地内において温泉掘削が完了し、温泉の湧出を確認したと発表した。また、同温泉の源泉名を「大手町温泉」と命名した。  同敷地内で深度約1,500mの掘削を実施。6月6日にはお湯を汲み上げてサンプルを採取する「揚湯試験」を行ない、(公財)中央温泉研究所で温泉分析を実施していたが、このほど温泉と認定されたもの。  湧出した温泉は、同プロジェクトのオフィス棟内に入居予定のフィットネス施設で大手町地区の就業者等に入浴サービスとして提供する他、宿泊施設等での利用も計画していく。また、災害時には温浴施設を開放する方針。  同温泉は「療養泉」に分類され、筋肉、関節の慢性的な痛み、こわばりなどの症状に適応。  湧出地は東京都千代田区大手町1丁目7-18および19。泉温は36.5度。湧出量は1分あたり240リットル。

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働く女性に向けた賃貸住宅を提案/大東建託

働く女性に向けた賃貸住宅を提案/大東建託

 大東建託(株)は16日、働く女性をサポートする賃貸住宅の間取り提案「女子ゴコロ100%プロジェクト」を発表した。7月下旬に横浜市都筑区、8月中旬に東京都江戸川区の賃貸住宅にそれぞれコンセプトルームをオープンする。  2012年12月に社内の女子社員有志が集まり同プロジェクトを結成。企画に当たっては(株)LIXILの女性社員の協力も得て、最新技術を取り入れた女性視点での賃貸住宅を提案する。企画のポイントは「働く女性のONとOFFをしっかりサポートする、賃貸住宅」。  今夏オープンのコンセプトルームは「朝のコーデがぴしっと決まる、ラクチン動線がうれしい。くつろぎアイテム満載の心地いい住まいです。」をテーマに設計。シューズスルークロゼット、ウォークスルークロゼットの2つのスルークロゼットを使った回遊できる動線計画がポイントとなる。このほかにも調光式の照明でリラクゼーション効果を高めるバスルームや吸湿効果の高い建材の使用など、快適な生活空間づくりを訴求する。  設備機器についても、オリジナルのシステムキッチンや洗面化粧台、カラーテレビインターフォンなど、ハイグレードのものを採用していく。賃料については、稼働率の向上やオーナーと同社の調整によってコストアップ分をカバーし、相場賃料との差が広がらないように設定する。  今後、コンセプトルームでは入居者モニターによる体験調査なども実施。さらなる商品のブラッシュアップに役立てる。  同社代表取締役副社長執行役員の門内仁志氏は「ハード面の性能を高めるだけでなく、ライフスタイル提案を行なうのが今回のプロジェクトの特徴。2つのスルークロゼットを利用した回遊動線など、アクティブに住まうための提案だ」とポイントを説明した。

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7月16日は「駅弁記念日」、4月10日も「駅弁の日」...なぜ2つも記念日が?

7月16日は「駅弁記念日」、4月10日も「駅弁の日」…なぜ2つも記念日が?

1885年7月16日、半官半民の日本鉄道によって大宮~宇都宮(現在のJR東北本線)が開業。地元で旅館を経営していた白木屋が、握り飯2個にたくあんを竹の皮に包んだものを5銭でホーム売りした。これが日本初の駅弁とされ、7月16日は「駅弁記念日」となっているが……

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医療サービス機能を整備する「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」を認可/東京都

医療サービス機能を整備する「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」を認可/東京都

 (独)都市再生機構と国家公務員共済組合連合会が施行者となる「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」が14日、東京都から施行認可を受けた。  同事業は、都市再生緊急整備地域内に位置する約2.9haの敷地に、業務棟(延床面積約16万7,300平方メートル、地上36階地下3階建て)と病院棟(延床面積約8万7,300平方メートル、地上19階地下4階建て)を建設するもの。総事業費は、約1,456億円。  国際水準の医療サービスを提供するとともに、外国人ビジネスマンなどへの業務支援機能や生活支援機能を整備。段階的な大規模病院の機能更新とあわせて、安全で快適な歩行者ネットワークを形成していく。  さらに、災害時の負傷者の治療・収容拠点を整備するとともに、自立性の高いエネルギーシステムの採用により医療・業務機能の継続や帰宅困難者の受け入れ等の都市防災機能の整備を図っていく。  権利変換計画認可は2015年1月、竣工は24年度の予定。

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夏休み期間中、施設内で子供向けの各種ツアーを開催/建築研究所

夏休み期間中、施設内で子供向けの各種ツアーを開催/建築研究所

 (独)建築研究所は7月、「つくばちびっ子博士」プロジェクトの一環で同所(茨城県つくば市)を公開する。  同事業では、つくば市が小学生・中学生を対象に特製のパスポートを配布し、同市内の各研究機関等と協力体制のもと、施設での展示やイベント等を見学・体験しながらスタンプを集めるイベントを開催している。  同所内では、A〜Eコースの5種類のツアーを用意しており、「緑のカーテンを体感しよう(Aコース)」、「空気の流れを見よう(Bコース)」などさまざまなプログラムを実施する予定。  定員はコースによって異なり、20〜25人。所要時間はいずれも60〜90分程度。開催日は、26日(A・Bコース)と30日(C〜Eコース)の2日間。  詳細はホームページ参照。

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納豆臭漂う茨城県のアンテナショップでみつけた珍品「チョコ納豆」

納豆臭漂う茨城県のアンテナショップでみつけた珍品「チョコ納豆」

健康に良いとされる大豆食品の中でも、納豆は栄養食品としてとくに秀でている。その効能は誰もが認めるところだ。 東京銀座にある茨城県のアンテナショップ「茨城マルシェ」では、7月10日の「納豆の日」に合わせて「納豆祭」を開催している。

街のコト
柏の葉スマートシティ「ゲートスクエア」オープン。あらゆるシーンでイノベーションを創出/三井不動産

柏の葉スマートシティ「ゲートスクエア」オープン。あらゆるシーンでイノベーションを創出/三井不動産

 三井不動産(株)は、千葉県柏市で進めてきた「柏の葉スマートシティ」開発における駅前街区「ゲートスクエア(GATE SQUARE)」を8日にグラントオープンする。  「ゲートスクエア」は敷地面積1万6,768平方メートル、地上7階地下1階建ての「ショップ&オフィス棟」と、敷地面積7,577平方メートル地上14階地下1階の「ホテル&レジデンス棟」で構成。柏の葉のまちづくりのテーマである「環境共生」「健康長寿」「新産業創造」の3つのテーマに沿った機能を持たせ、それぞれの取り組みを推進していく。  「環境共生」への取り組みでは、ホテル&レジデンス棟2階にまち全体のエネルギーを運用・監視・制御するための中核システム「柏の葉スマートセンター」を開設。まち全体のエネルギーをマネジメントする「柏の葉AEMS(エリアエネルギー管理システム)」を本格稼働。エリアのオフィスや商業施設、住宅などに設置されたHEMSやBEMSなどからの情報を基に、需要状況を見える化し、地域全体のエネルギー情報を一元管理する。また非常時に系統電力がストップした際などには、創エネ、蓄エネした電力を3日間継続的に供給、まち全体のBCP、LCP(生活継続計画)を支える。  その他、電気自動車や電動バイクなどのさまざまな車両をまち全体で共同利用する「マルチモビリティ」システムを導入した。これは柏市内に設置された6ヵ所のパークで車両の貸し出し・返却ができるというシステム。  「健康長寿」への取り組みでは、「ショップ&オフィス棟」3階に、疾病予防をテーマとした「街のすこやかステーション」を設置。東京大学と民間企業の産学連携による無料健康サポート拠点「あ・し・た」を始め、健康サービス専門店12店舗をそろえた。  「新産業創造」に向けては、「ホテル&レジデンス棟」に、一般客室(137室)と家具家電などを備えたサービスアパートメント(29室)を擁する「三井ガーデンホテル柏の葉」、スタジオタイプから3LDKまでバラエティを持たせた賃貸住宅「パークアクシス柏の葉」(114戸)、国内外から集まる研究者や留学生が知的交流や文化交流を行ないながら生活できるシェア型賃貸住宅「柏の葉インターナショナルビレッジ」(31戸/41室)をオープン。短期滞在から長期居住までの多様なニーズに対応する。また先行オープンしているコワーキングスペース「KOIL」(柏の葉オープンイノベーションラボ、ショップ&オフィス棟6階)と合わせて、多様な人材交流を促進し、新産業創造を後押しする。  会見で、同社代表取締役の菰田正信氏は「柏の葉スマートシティ開発の第1ステージの取り組みの中核街区が『ゲートスクエア』である。世界で最先端のスマートシティの“ショーケース”として、国内外に情報発信していきたい」と語った。

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全国の生産者が野菜の量り売りを行なうイベントを開催/三菱地所

全国の生産者が野菜の量り売りを行なうイベントを開催/三菱地所

 三菱地所(株)は17・18日の両日、流通・小売りなどを展開する(株)寺岡精工の協力のもと、全国の生産者が直接農産物を量り売りするイベント「gramme Marche(グラムマルシェ)」を丸ビル(東京都千代田区)で開催する。  “都市における食のあり方”について問題検討等を行なう「食育丸の内」プロジェクトの一環として実施するもの。  「gramme Marche」では、欲しい食材をグラム単位で量って購入することが可能。  生産者は全国から参加する予定で、「フードデザイナーズネットワーク」は長崎県対馬市の食材やしいたけオイル漬け「森と海のアヒージョ」などを、「土佐山ジンジャエール」はしょうが関連の商品などを、「マイファーム」は定番野菜の他ツルムラサキや空芯菜など珍しい野菜も出品する。  なお、同イベントは「フード・アクション・ニッポン」推進本部の後援を受け、同取り組みの一環として位置づけられている。

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新設住宅着工、4ヵ月連続で減少するも貸家は増加/東京都

新設住宅着工、4ヵ月連続で減少するも貸家は増加/東京都

 東京都は4日、2014年5月の住宅着工統計を発表した。  同月の都内新設住宅着工戸数は1万1,842戸(前年同月比10.2%減)と、4ヵ月連続の減少となった。  利用関係別では、持家が1,404戸(同16.1%減)と4ヵ月連続の減少。一方、貸家は5,402戸(同3.1%増)と、7ヵ月連続の増加となった。  分譲住宅は4,979戸(同20.4%減)と、4ヵ月連続の減少。うちマンションは3,266戸(同24.5%減)、一戸建ては1,682戸(同 11.0%減)と、いずれも減少した。  地域別では、都心3区が472戸(同36.4%減)、都心10区が2,706戸(同33.5%減)となり、いずれも2ヵ月ぶりに減少した。  区部全体では9,125戸(同13.9%減)、市部では2,654戸(同5.3%増)となった。

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表参道ヒルズで、各種夏イベントを開催/森ビル

表参道ヒルズで、各種夏イベントを開催/森ビル

 森ビル(株)は7〜8月にかけて、「表参道ヒルズ」でさまざまなイベントやワークショップを開催する。  大人向けイベントとしては、「タリーズコーヒー」店舗で夏季限定アイスコーヒースクールやモーニングヨガ教室などを開催。デザインストア「マークスタイル トーキョー」では、旅に関するアイテムを行き先別にセレクトする。  家族向けイベントとしては、ヒルズ内のレストラン・カフェのシェフが子供と一緒に挑戦できる本格手作り料理教室を実施。「トラヤカフェ」ではオリジナルパフェ、「洋食ミヤシタ」ではロールキャベツ、「サルヴァトーレ・クオモ」ではナポリピッツァなどの作り方を学ぶことができる。  子供向けイベントとしては、「蜜蝋キャンドル作り」や、南アフリカ・ロンドン等のパーツを使用した「オリジナルブローチ作り」、くらげをモチーフにした「スノードーム作り」などのワークショップを開催する予定。

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