
2月も近づき、冷え込みがますます厳しくなってきました。そんな寒い日に食べたいのがホカホカの「中華まん」。今回at home VOXでは、そんな中華まんについての地域差を調べてみました! すると、地域の意外な実態と、中華まんの食べ方が明らかに……?
まずは、「中華まんをもっとも食べていそうな地域」についてアンケートしてみました。
「Q.中華まんを食べていそうなイメージの都道府県はどこですか?」の回答結果ランキング
トップは北海道。5位に青森がランクインしていることから、寒い地域=中華まん好きのイメージがあるようです。やっぱり寒い時に食べたくなりますもんね! そして、日本一ともいわれる中華街がある神奈川、続いて肉まんのおみやげで有名な「551蓬莱」がある大阪が続きました。
では、これらの地域では実際に中華まん好きが多いのでしょうか? そこで、こんな質問をしてみました。
「Q.中華まんの好き度を100点満点で表すと?」の平均点ランキング
全国平均は57.4点、1位は宮崎の65.2点でした。そしてなんと、「中華まんを食べていそうなイメージ」の都道府県ランキングで上位の名前は見当たりません。しかも実は、北海道はこのアンケートで49.7点とワースト1位の点数でした! みんなのイメージに反して、北海道民はそこまで中華まんが大好き、というわけではないみたい……。
中華まんのイメージがわかったところで、別の質問。あなたは中華まんを食べるときに何かつけますか? まずはこのアンケート結果をご覧ください。
Q.豚まん(肉まん)を食べるとき、何をつけますか?(複数回答可)

「何もつけない」が圧倒的多数で、次いで「練りからし」「しょう油」「酢」と続いています。ただ、この結果を都道府県別に見てみると、まったく違う結果になるんです!
「何もつけない」が多いのは北海道〜甲信越までの北・東日本に偏っており、8割を超えているところも少なくありません。新潟では90.3%が「何もつけない」と回答しています。そして近畿から西は「何もつけない」が過半数を割り、「練りからし」「しょう油」「酢」の回答率がグンと急上昇! 西と東で、肉まんの食べ方が変わることがわかりました。
さらに詳しく見てみると、近畿エリアでは「練りからし」が多く、京都・大阪・奈良・和歌山では半数を超えています。そして、もっと西の九州エリアでは「練りからし」よりも「しょう油」「酢」が多くなっていることもポイント。この結果を地図で表してみました。
「Q.豚まん(肉まん)を食べるとき、何をつけますか?」の都道府県別回答傾向マップ
「中華まんの好き度」ランキング1位の宮崎と2位の高知は「しょう油」「酢」「練りからし」がいずれも全国平均以上のエリア。中華まん好きの多い地域の人がいうなら、きっとおいしいはず! 酢にしょう油、練りからしと、いずれも簡単に手に入る調味料なので、「何もつけない」派の人もぜひ試してみてください!
<アンケート調査概要>
対象/対象/全国20〜59歳の男女1457名(47都道府県から31名ずつ)
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2017年1月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。