
日本を代表するお酒、「日本酒」。製造者である蔵元の数だけで約1400軒もあり、その銘柄数は数え切れないほど! そんな中から、お酒の好きな女性、「飲んべえ女子」が「日本酒と言えばコレ!」と連想するのはどんな銘柄なのでしょう? at home VOXでアンケートをしてみました。
Q.日本酒と言えば何の銘柄を思い浮かべますか?(週4日以上お酒を飲んでいる女性135名)
順位 | 銘柄 | 得票数 |
---|---|---|
1位 | 越乃寒梅(新潟) | 7票 |
1位 | 久保田(新潟) | 7票 |
3位 | 八海山(新潟) | 6票 |
4位 | 高清水(秋田) | 4票 |
5位 | 土佐鶴(高知) | 3票 |
いずれも有名どころの銘柄がそろう結果となりました。そして、ランクインしたのは、どれも8月27日公開のアンケート記事「酒豪は四国と九州、そして米どころにあり!」で5位以内に入っていた地域のお酒ばかり。やはり酒豪県にはおいしいお酒がそろうのでしょうか?
■試飲会スタート!
5位までの日本酒を用意して試飲会スタート。メンバーは「週に5回以上はお酒を飲む日本酒好き」という猛者から、「お酒を飲むのは月2〜3回のワイン好き」というライト層までさまざまな20〜30代の女性8名です。
参加メンバーには、普段飲むお酒、食の傾向などのアンケートへの回答後、それぞれのお酒を試飲してもらいました。なお、先入観をなくすため、銘柄を伏せてのチャレンジです!
各銘柄とも、どんなコメントが寄せられたのでしょうか?
■越乃寒梅 普通酒
すっきりと淡麗な味わいが特徴とされている新潟を代表するお酒。8人中5人が「このお酒が一番好き!」と評価。また、「飲みやすい」と評価した人が一番多いのもこのお酒でした。特に、日本酒が好きな人からの票を多く集めていました。同時に「日本酒は苦手だけど、これは美味しい」という声も。
フルーティーで飲みやすい
辛口すっきり。冷やしてザブザブ飲みたい
■久保田 千寿
香り穏やかで口当たりも柔らか。こちらも新潟のお酒です。飲みやすさでは、越乃寒梅の次に票が集まりました。甘口の日本酒が好きな人、甘党の人、普段はあまり日本酒を飲まない人から好まれる傾向が。
飲みやすい。毎日飲める感じがする
甘く芳醇な香り。初心者でも抵抗なく飲めそう
■八海山 普通酒
またまたすっきり淡麗な新潟のお酒。さすが生産量日本一の米どころ、有名銘柄が揃います。こちらのお酒は、日本酒を普段あまり飲まない人から一番人気が高く、反対に日本酒好きの人からはあまり票が集まらなかったのが特徴的でした。日本酒ビギナーはこのお酒から挑戦してみてもいいかもしれませんね。
ふくよかな旨みがいいですね
一番軽くて水みたいに飲みやすい
■高清水 精撰
旨みとまろやかな酸味が調和したさらりとした飲み心地の秋田のお酒。メーカー表記では「中口」の表示になっていましたが、辛口の日本酒が好きな人、辛党の人から人気。また、アンケートで「焼酎が好き」と回答していた人からも好まれるという傾向も見られました。
くどくないフルーティーさ。女性向きな感じ
まろやかで甘い香り。飲みやすい
■土佐鶴 本醸辛口
「お酒が強そうな都道府県」アンケートで1位に輝いた高知県のお酒。辛口のさわやかさと本醸造ならではの切れ味が特徴です。その名の通り、辛口の日本酒が好きな人と辛党の人から人気を集めています。また、日本酒好きからの票は越乃寒梅に次いで2位。しかし、普段日本酒を飲まない人からは「辛さが強い」という声も。通好みの味ということでしょうか。
辛さ、旨み、甘みのバランスが良い
一番クセのある印象。香りと辛さが同時にきて、パンチがある
同じお酒でも人によって「辛い」と言ったり「甘い」と言ったり、意見が分かれることもありました。やはり日本酒は奥深いのでしょうね。日本酒に精通したプロの意見ではありませんが、逆に感覚が近いかもしれません。女子会での一本や女性へのプレゼントに、参考にしてみてはいかがでしょうか。
<アンケート調査概要>
対象/全国20〜69歳の男女1,410名のうち「週4日以上お酒を飲んでいる」女性135名
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2014年5月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」という表記をお使いください。