「PA」

記事一覧

Celsus Soundが小型USB DAC/アンプ「CompanionOne」 DSD再生やAirplayに対応

Celsus Soundが小型USB DAC/アンプ「CompanionOne」 DSD再生やAirplayに対応

 輸入オーディオ機器のフューレンコーディネートは、米国Celsus Sound(セルサスサウンド)のUSB DAC/ヘッドフォンアンプCompanion Oneを、6月12日(金)に発売する。DSDなどのハイレゾ音源に対応、また192kHz/24bitまでサポートするWi-Fi機能を搭載している。価格は、83,000円(税抜)。 DACチップには定番となっているESSテクロノジーのES9018MK2を使い、DSD5.6MHzとDXD384kHz /32bit(いずれも最大)の音源に対応し、ASIOもサポート。USB転送は非同期モードによる低ジッター化を図り、44.1kHz系と48kHz系で分けた2基のクロックを設けるなど、据え置き型並みの高音質設計を採る。アンプ回路もI/V変換にOPA1612、ゲイン/電流バッファーにAD8397と、こちらも定評あるOPアンプを使い、ヘッドフォンの十全な再生を目指している。 本体はアルミ削り出し、両面にクリアガラスを配したスマートフォンを厚くしたような形をしており文字通りスマート。USB入力はUSB-micro B、出力端子は、デジタルとライン(3.5mmステレオミニ)とヘッドフォン(3.5mmステレオミニ)のほか、デジタル(光ミニ)を装備する。また、Airplayに対応し、Wi-Fiを通してアップル機器の音楽コンテンツのワイヤレス再生が可能なのは、アウトドアでの使用に便利。 アンプ出力電圧はハイ3Vrmsとロー1.5Vrms、ヘッドフォン出力(適合インピーダンス16〜300Ω)が160mW(32Ω)、28mW(300Ω)。各機器との接続ためのMicro USBと、ライトニング、アップル30Pin、Android OTG USB、USB Aの各端子のケーブルが付属する。■リンクブランドwebサイト・インフォメーションページ  http://www.nuforce.jp/information.html-

小型DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「Microsher G3」発売 DSD12.288MHz&PCM384kHz/32bit対応

小型DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「Microsher G3」発売 DSD12.288MHz&PCM384kHz/32bit対応

 輸入オーディオ機器のポーカロ・ラインは、米国マイクロシャー(Microsher)のUSB DAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプG3を発売する。実勢価格は92,000円前後の見込み。  61W×13H×102Dmm・114gの小型サイズに、ESSテクノロジーのES9018K2MをDACチップとして使い、DSD12.288MHzとPCM384kHz/32bitのネイティブ再生に対応する。アンプ部は同社のオリジナル設計で、出力段はキャパシターを排除したOCL回路としている。iPhoneやAndroidのデジタル出力にも対応しており、iPhone/iPadではUSBカメラアダプターを使わずにデジタル接続が可能。内蔵のリチウムイオン充電池で動作し、最大連続35時間の使用が可能という。主な仕様●デジタル入力:USB mini B●DAC:ESSテクノロジーSABRE Reference 32bit(ES9018K2m)●アナログ入力:3.5mmステレオミニ●ヘッドフォン出力:3.5mmステレオミニ●ヘッドフォンインピーダンス:8Ω〜600Ω●ヘッドフォンアンプ出力:最大500mW/ch RMS●寸法・重量:61W×13H×102Dmm・114g■リンクポーカロ・ラインwebサイト・製品ページ  http://www.porcaro-line.co.jp/microshar/g3.html-

フィリップスの“フィデリオ”ヘッドフォン3機種 ハイレゾ音源対応やDAC/アンプ内蔵型ほか

フィリップスの“フィデリオ”ヘッドフォン3機種 ハイレゾ音源対応やDAC/アンプ内蔵型ほか

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズはフィリップス(PHILIPS オランダ)ブランドの“フィデリオ”ヘッドフォンシリーズとして「F1」(市場想定価格22,000円前後・税込)、「M2L」(同43,000円前後)、「M2BT」(同29,000円前後)を5月下旬に発売する。 F1は40mmネオジムドライバーを使い、低音強化のバスレフ構造とともに広帯域化。40kHzまでの再生周波数帯域を獲得し、ハイレゾ音源対応を謳う。低反発フォームイヤパッドやアルミニウム・ハウジング、レザー・ヘッドバンドなど高級感ある仕上げで、接続したスマートフォンの通話もできるマイク/リモコン付き。インピーダンス16Ω、感度107dB。 M2LはiOSデバイス対応のライトニング端子を装備したDAC/アンプ内蔵のヘッドフォン。iPhone/iPad/iPodとのデジタル接続により、伝送ロスやクロストークの発生を押さえ込んだより高品位な再生が楽しめる。再生は48kKz/24bit。40mmネオジムドライバーは、不要な共振を排除し密閉度を高めたハウジングにマウントしている。アップルのMFi認証取得済み。 M2BTはBluetoothによるワイヤレスモデル。コーデックはAACおよびApt-Xとして、より高品位な再生を図る。NFC機能でソース機器とはワンタッチでペアリング、約10時間のワイヤレス再生が楽しめる。音楽の再生/停止や曲送りや音量、通話の切り替えなどは、ハウジング部に設けたコントローラーで操作が可能。■リンクオンキヨーwebサイト・トップページ  http://www.jp.onkyo.com/-

英国ミルティー社製の定番レコードアクセサリー発売

英国ミルティー社製の定番レコードアクセサリー発売

 輸入オーディオ機器のナスペックは、英国ミルティ(MILTY)社のレコードアクセサリー各種を、5月15日(金)に発売する。同社製品はアナログレコード全盛期より、レコードファンの高い支持を得てきたもの。レコード熱の再燃とともに、そのメンテナンスについても注目されており、アナログレコードユーザーにはうれしいニュースとなる。発売されるのは以下の各機種で、昔からおなじみだった洗浄スプレーのPermacleanのみ今夏の発売予定。Zerostat 3(18,000円・税抜) ユニークなピストル形の静電除去器。引き金を引いて戻すと、(+)(−)イオンを発生しレコード表面の静電気を中和し、ホコリを取れやすくする。またクリーニング後に使うとホコリの再付着を抑えることができる。電源は不要で約50,000回使える。CDやDVDなど光ディスクにも使用可能。 Duopad(3,500円・税抜) 片面が乾式ブラシ、片面がクリーニング液を使う湿式クリーナー・塗布用となった両面クリーニングパッド。目的に応じた使い分けできる。Record Brush(3,500円・税抜) カーボンファイバーのブラシは帯電防止効果があり、レコード表面を拭うと静電気を除去し、細かいホコリも除去できる。Super Exstatic Disc Cleaner(7,500円・税抜) ベルベットのパッドの両側にカーボンファイバーブラシを配したクリーニングパッド+ブラシ。レコードの汚れ、ホコリ、静電気を効果的に除去できる。Permaclean(2015年夏発売。5,500円・税抜 Duopadとのセット8,000円・税抜) 定番のクリーナー。本体はスプレーボトルになっていて、表面に軽く吹きつけて指紋などの汚れやホコリを除去できる。CDなどに使うことも可能。■リンクナスペックwebサイト・トップページ  http://naspecaudio.com/-

ズームがオーディオインターフェース「UAC-8」 USB3.0対応のスタジオ仕様

ズームがオーディオインターフェース「UAC-8」 USB3.0対応のスタジオ仕様

 電子楽器や録音機器開発のズーム(ZOOM)は、USB3.0規格のオーディオインターフェースUAC-8を、5月下旬に発売する。1Uラックマウントでスタジオ用途にも対応し、192kHz/24bitの録音再生が行える。オープン価格。 USB3.0により2.0に比べ約10倍の伝送速度と2.0msの超低レイテンシのフォーマンスで、DAWによる高品位で効率的なスタジオワークが実現。Windows/Mac OSが使えるのはもちろん、iPadが直接つなげるクラスコンプライント・モードも備える。 伝送はアシンクロナス、AD変換にはAKM(旭化成マテリアル)社のAK5388、DA変換には同じくAK4413チップを採用。そして、アナログ8入力にはHi-Z入力にも対応、ファンタム電源も供給するマイクプリアンプを備える。MIDI IN/OUTも装備し、専用ミキサーアプリケーションUAC-8 MixEfxを用意。 対応OSはWindows7/8/8.1(32bit、64bit)またはMac OS X 10.8.5以降。録音再生チャンネル数は録音12チャンネル/再生14チャンネル(192kHz/24bit、スタンドアロンモード、最大)。サイズは157.65mm(D) x 482.6mm(W) x46.03mm(H)、質量2.02kg。■リンクZOOM・webサイト  http://www.zoom.co.jp/※本情報は未掲載です。(2015.05.12)-

ソニーがワイヤレススピーカー3モデル 音と機能を強化

ソニーがワイヤレススピーカー3モデル 音と機能を強化

 ソニーはBluetoothワイヤレススピーカー「SRS-X99」(市場推定価格72,000円前後)、「SRS-X88」(同46,000円前後)、「SRS-X77」(同35,000円前後)を、5月23日(土)に発売する。SRS-X99とX77は、それぞれX9、X7の後継機、X88はX99をコンパクト化して新価格帯にラインアップしたモデルとなり、3機種ともに音質についてははもちろん、ユーザーから要望の多かったワイヤレス&ネットワーク機能の強化を図っている。  最上位モデルSRS-X99は、PCM192kHz/24bitとDSD2.8MHz(PCM変換)のハイレゾ再生(ネットワーク経由)や独自のフルデジタルアンプ、CDとMP3などの圧縮音源の192kHz/24bitへのアップスケーリング機能などを搭載。スーパートゥイーター4基を含む2.1ch7ユニットの構成。アンプ出力が154Wに強化。天板にとりつけられたスーパートゥイーターは、ホコリなどがたまりにくいようにリデザインされた。  SRS-X88は、X99のハイレゾ再生対応やデジタルアンプなどを受け継ぎつつ、新開発スピーカーユニットやスーパートゥイーター2基などによる2.1ch5ユニットで構成。アンプ出力が90Wとして本体も小型化したハイパフォーマンスモデルとなる。   また、SRS-X77はハイレゾには対応しないが、アンプ出力が前X7の32Wから40Wへ強化。2.1ch3ユニット構成はそのままに各ユニットを強化し、ボーカル再現や低音の質感を高め、大音量時の歪み感も抑えている。 前記のワイヤレス機能の強化については3機種に共通。Bluetoothでは、ソニーが推進する従来より約3倍の情報量を送ることができる新技術LDACに対応し、Bluetoothでのハイレゾ音源グレードでの再生が可能。またWi-Fi規格でもより高速でデータ量の多いIEEE802.11nに対応し、ハイレゾ音源をそのままでワイヤレスで受けられるパフォーマンスを確保している。 またネットワーク関連では、同社独自のSongPal Link対応がポイント。この機能はホームネットワークを利用して、SongPalアプリをインストールしたスマートフォンやタブレット端末(Andoroid/iOS)、パソコンやNAS内の音楽コンテンツを対応スピーカーで再生したり、一括管理するもので、複数のソース機器と対応スピーカーのグルーピングとソース機器、出力スピーカーの選択から、曲の選択や音量調整などを手元のスマートフォンなどで一括管理できる。対応スピーカーならば、家庭内のあちら、こちらに置いたソース機器、スピーカーを任意に選んで楽しめる。さらに、インターネットを利用するGoogle Castのミュージックサービスも、従来、Song Pal経由だったものが、直接、利用できるようになり、より使いやすくなった。なお、この場合も本体のアップスケーリング機能が働き、スマートフォン経由よりも、よりいい音で楽しめるとしている。■リンクソニーwebサイト・製品別トップページ  http://www.sony.jp/active-speaker/-

パイオニアが高級モデルのヘッドフォン「SE-MASTER1」 想定価格が250,000円前後

パイオニアが高級モデルのヘッドフォン「SE-MASTER1」 想定価格が250,000円前後

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、パイオニア(Pioneer)ブランドにてヘッドフォンSE-MASTER1を、5月15日(金)に発売する。同社のヘッドフォン、スピーカー作りの技術とノウハウをフルに注ぎ込んだ最上位モデルとなり、一台ごとにシリアルナンバーが入る。市場想定価格は250,000円前後(税別)。 オーバーバンド/オーバーイヤーのオープンバック(背面開放)型ダイナミックヘッドフォンで、新開発の表面にセラミック処理をした50mm口径、25μm厚のアルミ振動板を搭載。高分子素材PEEK複合フィルムのタンジェリン形状エッジとともにコンピューター解析で不要共振や分割振動を抑え、85kHzというへッドフォンとして図抜けた高域特性を確保。それでいてインピーダンス45Ω、感度94dBと、格別に鳴らすのがむずかしくはなさそうだ。  アルミ合金のハウジングに加えてドライバーユニットを金属部に強固に固定するマウント方法と各連結部にゴムブッシュを使ったフローティング構造により、ドライバーの振動がハウジングにつたわりにくくして、ステレオ再現性を高めている。 イヤーパッドは低反発ウレタンフォームを使い、またフィット性を高めるために3次元形状も採用。クッションはスエード調の人工皮革を使い、ヘッドバンドとハンガー部は航空機レベルの超ジュラルミンで、高級モデルにふさわしく、安定した快適な装着を維持する。    ケーブルにも手抜きはなく、ノイズ対策として布巻きと無鉛PCVによる被覆とアルミ削り出しプラグケースを採用。本体はMMCXコネクターで着脱式としてさまざまな交換ケーブルが使える。オプションとしてOFCリッツ線を導体としたXLRバランスケーブル(30,000前後・税別)も用意。主な仕様●型式:オープンエアー型ダイナミック (前面密閉/背開放型ダイナミック)●使用ユニット:φ50 mm (ネオジウムマグネット)●出力音圧レベル:94dB●再生周波数帯域:5 Hz 〜 85,000 Hz●最大入力:1,500 mW (JEITA)●インピーダンス:45 Ω●接続コード:3.0m(OFCリッツ線)●プラグ:φ6.3 mm ステレオ標準プラグ(金メッキ)●質量:460 g (コード、テンションロッド含まず)■リンクパイオニア・ヘッドフォンwebサイト・製品ページ  http://pioneer-headphones.com/japanese/se-master1/-

highresaudio.jpがパンク・レーベル「WAX」の復刻作品をハイレゾ配信 5月13日より初回7タイトル

highresaudio.jpがパンク・レーベル「WAX」の復刻作品をハイレゾ配信 5月13日より初回7タイトル

 ハイレゾ音源配信サイトhiresaudio.jpは、徳間ジャパンがパンク・オルタナティブ専門レーベル「WAX」にて復刻するハイレゾ音源30タイトルを、3ヶ月にわたってリリースする。すべて最新版リマスターで制作を行い、初回7タイトルが5月13日(水)より配信開始となる。スターリン(THE STALIN)やスタークラブ(THE STAR CLUB)などの主要タイトルも含まれ、ファンには待望のものとなる。詳細は以下のとおり。紹介文はhiresaudio.jp資料より。『メシ喰うな! (2015 REMASTER)』INU●形式:WAV 24/96●収録時間: 0:34:51●サイズ: 1.1 GB●レーベル: Tokuma Japan Communications●発売年:2015●オリジナル発売年:1981●ジャンル:punk●価格:3,200円(WAV・FLAC・ALAC 96kHz/24bit)https://highresaudio.jp/?task=show&album_id=A20150428114619INU の唯一のスタジオ・アルバム。日本のパンク・ロック史に燦然と輝く圧巻の名盤!ポップでアヴァンギャルドでストレートでノイジーでキュートでシニカル。この魅力的なアルバムが史上最高の音質で奇跡的に登場!『STOP JAP (2015 REMASTER)』THE STALIN●形式:WAV 24/96●収録時間: 0:34:28●サイズ: 1.0 GB●レーベル: Tokuma Japan Communications●発売年:2015●オリジナル発売年:1982●ジャンル:punk●価格:3,200円(WAV・FLAC・ALAC 96kHz/24bit)https://highresaudio.jp/?task=show&album_id=A20150428158501982年7月リリースのメジャー第一弾アルバム。インディーズでの人気を背景に満を持してリリースされた渾身の作品。『虫 (2015 REMASTER)』STALIN●形式:WAV 24/96●収録時間: 0:32:15●サイズ: 1.0 GB●レーベル: Tokuma Japan Communications●発売年:2015●オリジナル発売年:1983●ジャンル:punk●価格:3,200円(WAV・FLAC・ALAC 96kHz/24bit)https://highresaudio.jp/?task=show&album_id=A201504281525321983年4月リリースのメジャー第二弾アルバム。スターリンの最高傑作と押す声も少なくないアルバム。短めの曲がほとんど曲間なく繋がっていく展開は見事。『HELLO NEW PUNKS (2015 REMASTER)』THE STAR CLUB●形式:WAV 24/96●収録時間: 0:38:12●サイズ: 1.2 GB●レーベル: Tokuma Japan Communications●発売年:2015●オリジナル発売年:1984●ジャンル:punk●価格:3,200円(WAV・FLAC・ALAC 96kHz/24bit)https://highresaudio.jp/?task=show&album_id=A201504299831984年メジャーデビューアルバム。日本のパンクロック史において、とても重要な作品。『PUNK! PUNK! PUNK! (2015 REMASTER)』THE STAR CLUB●形式:WAV 24/96●収録時間: 0:38:44●サイズ: 1.2 GB●レーベル: Tokuma Japan Communications●発売年:2015●オリジナル発売年:1985●ジャンル:punk●価格:3,200円(WAV・FLAC・ALAC 96kHz/24bit)https://highresaudio.jp/?task=show&album_id=A2015042993321985年メジャーセカンドアルバム。よりアグレッシブになり、けれんのないパンク・ロックの塊のようなアルバム。『RADICAL REAL ROCK (2015 REMASTER)』THE STAR CLUB●形式:ALAC 24/44.1●収録時間: 0:43:52●サイズ: 558.45 MB●レーベル: Tokuma Japan Communications●発売年:2015●オリジナル発売年:1989●ジャンル:punk●価格:3,200円(WAV・FLAC・ALAC 44.1kHz/24bit)https://highresaudio.jp/?task=show&album_id=A20150429114734ニューミックス&アルバム未収録曲で構成されたベスト・アルバム。といっても単なる寄せ集めではなく確たる意図の元に再構築された、もう一つのオリジナル・アルバムといってもいい内容。『エル・ドラド (2015 REMASTER)』ALLERGY●形式:WAV 24/96●収録時間: 0:37:34●サイズ: 1.2 GB●レーベル: Tokuma Japan Communications●発売年:2015●オリジナル発売年:1985●ジャンル:rock●価格:3,200円(WAV・FLAC・ALAC 44.1kHz/24bit)https://highresaudio.jp/?task=show&album_id=A20150429121480年代の日本のインデーズ・シーンにおいてその独自な音楽性で異彩を放っていたアレルギーのアルバム。-

KEFが新スピーカー「Blade Two」 日本のリスニング環境に適応化

KEFが新スピーカー「Blade Two」 日本のリスニング環境に適応化

 輸入オーディオ機器のKEFジャパンは、英国KEFのスピーカーBlade Twoを、5月中旬に発売する。現行の上位モデルBladeそのままにダウンサイジングした形で、わが国の住環境、リスニングルームへのさらなる適応を図ったとしている。価格は標準色の白(スノーホワイト)で2,700,000円(ペア・税別)から。 Bladeの設計をそのまま継承。メインとなる中高域のユニQドライバーは同一ユニットで、左右サイドバッフルに取り付けられた4基のウーファーがBladeの22.5cmから16.5cmへと小口径化してコンパクト化に寄与している。 定評あるユニQドライバーはいわゆる同軸型で、分割振動を抑えるためにダイアフラムを強化したアルミドーム・トゥイーターを搭載。背圧を逃がすチャンバーやエッジ部に設けた独自のウェーブガイドによるスムーズな放射、指向性と高域特性を確保する一方、スムーズに一体化したリチウム・マグネシウム・アルミの特殊合金による高剛性で軽量のコーンで点音源化を図る。さらに、これらの音響芯と4基のウーファーの音響芯を一致させることで、トータルでの点音源化も行っている。 鳥の羽をモチーフにしたというエンクロージャーは、回折効果も考慮した優美な曲面で構成。ウルトラデンシティ・ポリマーという高剛性で共振をほとんんど発しない素材で、オリジナルBladeの1,590x363x540mm/57.2kgから1,461x338x475mm/35.3kgへと小型化している。■リンクKEF JAPAN・ニュースリリース http://www.kef.jp/products/bladetwo/bladetwo.html-

個性溢れるNonesuch Records〜そのサウンドの魅力 ◎文・和田博巳

個性溢れるNonesuch Records〜そのサウンドの魅力 ◎文・和田博巳

個性溢れるNonesuch Records〜そのサウンドの魅力◎文・和田博巳 Nonesuch Records(以下ノンサッチ)はエレクトラ・レコードを起こしたジャック・ホルツマンによって、1964年にエレクトラの子会社として設立された。現在ノンサッチが紹介する音楽ジャンルはポピュラーミュージックを中心としているが、そのポピュラーミュージックも、ロックやカントリー、ジャズやワールドミュージックに加えて、ひと言でこうとはカテゴライズし難いアーティストも多く、かつたいそう趣味性が高い音楽や趣味の良いミュージシャン、グループを揃えるところがこのレーベルの大きな魅力だ。 ノンサッチのサウンドの特徴は、ポップス系の作品が多いレーベルにはめずらしく、コンプ・リミッターを多用しないナチュラルな録音が多いことである。したがっていずれのアルバムもハイレゾで聴くにふさわしい、ニュアンス豊かなハイファイサウンドになっている。ダイナミックスや音場感といった要素と共に、ヴォーカルや楽器の質感にもこだわって聴けば、さまざまなオーディオ的、音楽的魅力が横溢していることが分かると思う。 現時点でe-onkyo musicを通して我が国でリリースされるのは、別掲リストにある13タイトルだが、この中から代表的な、あるいはぜひ注目して欲しい作品を紹介しよう。(次ページへ続く)-超絶技巧のフラット・マンドリン、クリス・シーリー 最初は今が旬な超絶技巧のフラット・マンドリン奏者、クリス・シーリーの関連アルバムを3タイトル。マンドリン奏者と言うと、皆さん一気に引いてしまうだろうか。でもそれはあまりにもったいない。クリス・シーリーの音楽は掛け値無しに素晴らしく、聴いて絶対にソンはありません、いやぜひ聴いていただきたい。『The Phosphorescent Blues』  まずはクリスを中心に結成されたアメリカーナ/ブルーグラス・バンド、パンチ・ブラザーズの『The Phosphorescent Blues』から。パンチ・ブラザーズの最高傑作と言える本作は、プログレッシヴでオルタナなブルーグラス・バンドがTボーン・バーネットのプロデュースを得て、完熟のバンドサウンドへと成長を遂げた記念碑的アルバム。これならバンジョーとマンドリンとフィドルが入ったご機嫌なロックバンドと紹介しても大丈夫だし、録音もこれ以上ないハイファイサウンド。『Bass & Mandolin』 そのクリス・シーリーが若き天才コントラバス奏者のエドガー・メイヤーと作ったデュオ・アルバムが『Bass & Mandolin』。二人ともヨーヨー・マとコラボレートした『ゴート・ロデオ・セッション』他数度の共演経験があり、その見事に息の合ったデュオは、繊細にして伸びやか、アコースティック楽器のソノリティを最大限に生かしきった見事な演奏となっている。さらにもう一枚、クリスのソロでヴァイオリニストにとっては難曲とされるバッハの楽曲をマンドリンでプレイした、『Bach: Sonatas and Partitas, Vol.1』。これほど躍動的で美しく、楽しいバッハもそうは無いと思う。ぜひ一聴されたい。『Bach: Sonatas and Partitas, Vol.1』(次ページへ続く)-熱いジャズ・サックスを濃密なハイレゾサウンドで堪能 続いてはジャズのアルバムで、サックス奏者ジョシュア・レッドマン関連の3タイトルを紹介する。『Walking Shadows』 『Walking Shadows』はプロデュースとピアノにブラッド・メルドーを迎え、ストリングス・オーケストラをバックにジャズのスタンダードのみならず、ロックのカバーも含めたバラード演奏をじっくりと聴かせる。妖艶と言いたくなるほど滑らかで艶やかなテナーサックスの音色にうっとりさせられるが、おなじみビートルズの『レット・イット・ビー』では、途中からだんだんテンションが上がっていって、熱いジョシュア・レッドマンに変貌してゆくさまが聴きどころだ。バックのリズム隊も負けず劣らずいいプレイを展開。『Trios Live』 もう1作『Trios Live』は、ピアノレス・トリオ編成にて、ニューヨーク「ジャズ・スタンダード」とワシントンDC「ブルース・アレイ」の2カ所のジャズクラブで行われたライヴを収録、ジョシュアのテナーとソプラノ・サックスを心ゆくまで堪能できるアルバムとなっている。収録は2009年と2013年で、ドラムスのグレゴリー・ハッチンソンは両ステージ共通だが、ベースはマット・ベンソンとルーベン・ロジャースの2人に分かれる。聴きどころはトリオの緊密で躍動感溢れる演奏だが、もうひとつハイレゾならではと感心するのが、ジャズクラブ特有の濃密な空気感と観客の発する熱気だ。ビル・エヴァンス『ワルツ・フォー・デビー』のように終始客がざわついているということはないが、それでも質の良いジャズファンは、絶妙のタイミングで歓声を発し手拍子をする。まさに自分がジャズクラブに居ると言う気分が味わえる最高のライヴアルバムだ。『City Folk』 もう1枚はジョシュアがアーロン・パークス(ピアノ)、マット・ペンマン(ベース)、エリック・ハーランド(ドラムス)と組むスーパーユニット、ジェイムス・ファームの『City Folk』。眼の前にジョシュアがガッと仁王立ちでテーサックスを大ブロウ。こちらはもう狂喜乱舞だ。ベースもブルブルと空気を震わせて、震えた空気がこちらの足裏を震わせるのが分かるほど録音はリアルだ。(次ページへ続く)-まだまだ聴き逃したくない個性的な作品が目白押し『Kin (<―>)』 パット・メセニー・ユニティー・グループ『Kin (← →)』は、鉄壁の従来メンバーに加えて、新たにジュリオ・カルマッシが参加。彼はピアノ、キーボード、木管&金管楽器、チェロ、ヴァイブ、ヴォーカルと、およそ何でもこなす驚異のマルチ・インストルメントゥル奏者。と言うわけでサウンドはグッと厚みを増し、ダイナミックな演奏を千変万化の色彩感で彩る。これこそハイレゾで聴かなくてはと、本気でそう思わせるとてつもなく緻密で濃密なサウンドだ。 他にもロックファンにはおなじみのウィルコのアルバムが4タイトル。さらにNYのフォークシーンの誕生を活写した映画『Inside Llewyn Davis』のオリジナルサウンドトラック。さらにはレディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドの参加にビックリの、ミニマル・ミュージックの先駆者、スティーヴ・ライヒの最新作『Radio Rewrite』など、ぜひ聴いていただきたい。 演奏内容もサウンドクォリティも極上のノンサッチ、ぜひとも聴き逃すこと無きよう。『Radio Rewrite』●配信中のNonesuch Records作品一覧『The Phosphorescent Blues』 Punch Brothershttp://www.e-onkyo.com/music/album/wnr075597952674/『Bass & Mandolin』Edger Meyer、Chris Thile /http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr075597953800/『Bach: Sonatas and Partitas, Vol.1』Chris Thile http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr58607/『Radio Rewrite』Steve Reich http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr075597953336/『Trios Live』Joshua Redman http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr956153/『Walking Shadows』Joshua Redman http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr58508/『City Folk』James Farm / http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr075597953534/『Inside Llewyn Davis: Original Soundtrack Recording』http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr075597957518/『Kin (← →)』Pat Metheny Unity Group http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr58072/『Being There』Wilco http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr58331/『Wilco [the album]』Wilcohttp://www.e-onkyo.com/music/album/wnr58300/『Sky Blue Sky』Wilco http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr58317/『A.M.』Wilco http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr58348/-

FiiOがデジタルプレーヤーX3の第2世代モデル DSDなどのハイレゾ再生に対応

FiiOがデジタルプレーヤーX3の第2世代モデル DSDなどのハイレゾ再生に対応

 オヤイデ電気は、輸入取り扱いのFiiO(フィーオ 中国)のデジタルミュージックプレーヤー「X3 2nd generation」を、5月15日(金)に発売する。昨年発売のX1の操作画面のインターフェースや上位モデルX5の機能なども継承した中核モデルで予想価格は34,000円前後(税抜)。なお、専用レザーケースLC-FX3221(2,000円前後・税抜)も同時に発売される。 DACチップにはシーラスロジックのCS3498を使い、DSD5.6MHzをはじめWAVやFLAC、AIFFなどの192kHz/24bit、そしてもちろんMP3などの圧縮ファイルまで幅広く対応。また出力にはTI社製の定番、OPA1642をローパスフィルターと出力部に配したり、44.1kHz系と48kHz系を分けたデュアルクロックとして高精度化し、高品位な再生を狙う。 メモリーは内蔵しておらず、最大128GBまでのmicroSDカードが使えるカードスロットを備えている。ファイル管理も簡単で、USBケーブルで本体をパソコンに接続すると外部メモリーとして認識されるのでフォルダーでドラッグ&ドロップするだけだ。また、USB DACとしても使え、iTunes内の音楽ファイルなどを本機のDACを通して、聴くこともできる。 ヘッドフォン出力は16Ω負荷で224mW、300Ωで24mWを確保。2,600mhのリチウムイオンバッテリーを内蔵し、約3時間の充電で約12時間の再生が楽しめる。サイズは57.7W×96.7H×16.1Dmm、重量135g。■リンクオヤイデ電気webサイト・製品ページ  http://www.oyaide.com/fiio/x3_ii.html-