「中国」を感じる 大河を臨む国境の町/ミッチーナ(ミャンマー) ミャンマー第2都市のマンダレーから列車に揺られて15 時間。北部カチン州の州都ミッチーナに着いたのは、まだほの暗い早朝6時前だった。せわしない貧乏旅のこと、残りの旅程を考えると、この町での滞在時間は8時間ほどである。ミャンマーの田舎町によくある駅前の寂れた茶屋に入り、甘い紅茶をすすっていると、やがて朝日が建物を照らし始め、町の全貌が徐々に現れてきた。 街のコト at home VOX