「共働き」

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家事を分担していない国1位はやっぱり・・・ 5カ国に見る「共働き事情」

家事を分担していない国1位はやっぱり・・・ 5カ国に見る「共働き事情」

 共働きが当たり前になりつつある昨今。他の国では夫婦間の分担などをどのようにしているのだろう? リンナイ(名古屋市)は、世界の共働き夫婦の家事事情を探るために、5カ国の30〜49歳の既婚・共働きの男女500人(各国100人)を対象としたアンケート調査を実施した。 5カ国の内訳は、日本のほか、共働き夫婦が少ない韓国、ナニー(子育てヘルパー)文化が浸透しているアメリカ、共働きが主流のドイツ、ワーク・ライフ・バランス先進国であるデンマーク。最初に、「平日の労働時間」を尋ねると、1位は日本の「9.19時間」、2位は韓国の「8.72時間」となり、アジア圏が最も仕事に費やしている時間が長いことが分かった。ちなみにドイツは「8.42時間」、デンマークは「7.64時間」で、一番短いアメリカは「6.68時間」だった。 同様に「平日の睡眠時間」はドイツ「6.86時間」、デンマーク「6.71時間」、韓国「6.49時間」、日本「6.18時間」、アメリカ「5.63時間」となった。「家事時間」はアメリカが一番長く「2.63時間」。韓国「2.05時間」、日本「1.88時間」、デンマーク「1.81時間」、ドイツ「1.73時間」で、睡眠時間とほぼ反比例する結果となった。 5カ国平均では、約8割の夫婦が家事を分担しているが、分担率が一番高いのはアメリカの93%。次いで韓国の87%だが、日本は一番低く56%という結果に。5カ国中、70%を切ったのは日本だけだった。女性(妻)から見た「パートナーの家事に対する協力度の評価(100点満点)」は、やはりアメリカが一番高く「66.74点」。最も低いのは意外にもドイツで「54.52点」。日本は「55.84点」、韓国「61.02点」、デンマーク「64.26点」となった。逆に、男性からの評価は5カ国ともに高く、一番低いアメリカでも「68.8点」。韓国「80.6点」、日本「79.9点」で、デンマークとドイツも75点前後だった。 「家事が好き」と回答した人は、アメリカ人男性がダントツで多く「94%」。次いでアメリカ人女性・デンマーク人女性の「72%」となった。一方で、韓国人女性は「40%」、韓国人男性は「44%」、日本人男性は「46%」で、アジア人は家事が嫌いという人が多かった。「家事を効率化するために工夫していること」は、アメリカとドイツが「機能性の高い家電を使う」(75%と46%)。日本と韓国は「余分な物を買わない」(52%と48%)で、デンマークは「家族で家事の役割分担を明確にする」(46%)となった。 「パートナーを好きか」という質問には、5カ国すべてで家事を分担している夫婦ほど、「好き」と回答した人が多いという結果に。もちろん、長時間労働に追われて余裕のない人も多いし、家事がすべてではないけど、愛情表現の1つとして、やっぱり家事は一緒にやってほしいかも?

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年収いくらなら結婚したい? 年々ハードルは上がる傾向に

年収いくらなら結婚したい? 年々ハードルは上がる傾向に

 未婚率が上昇しているのは、若年者の間に経済的な不安が高まっていることが背景にあるといわれるが、実際のところ、どうなのだろう? SMBCコンシューマーファイナンス(東京)が20歳〜29歳の男女1,000人を対象に実施した「20代の金銭感覚についての意識調査2017」によると、結婚しようと思う年収のハードルは上がっているようだ。 若者は、世帯年収がいくらになれば結婚をしようと思えるのだろうか。調査によると、世帯年収は、年収300万円で結婚しようと考える人の割合(「年収300万円あれば」までの累計)は26.9%、年収400万円でしようと思う人が(「年収400万円あれば」までの累計)は39.8%、年収500万円でしようと思える人の割合(「年収500万円あれば」までの累計)は58.3%に。若者は世帯年収が400〜500万円ないと結婚に踏み切れないと考えている様子だ。 ただし、これはあくまでも“世帯年収”であり、この調査では約7割が共稼ぎを肯定しているので、2人で力を合わせれば、何とかなるような気がするのだが・・・。 結婚はいいとしても、お金がかかる出産・子育てとなると、さらに必要と考える年収は上がる。子ども1人の場合、年収400万円で30.2%、年収500万円で47.9%、年収600万円で57.9%となり、2人欲しい場合の割合は、年収400万円で17.5%、年収500万円で29.6%、年収600万円で42.6%、年収700万円で51.4%となる。これをみると、少子化の問題は、経済的な側面が大きいといわざるを得ない。 また、最初の質問について、同様の質問を実施した過去3回の調査結果と、年収400万円で結婚や子育てしようと思える割合を比較すると、結婚では、昨年から9.0ポイント減少(2016年48.8%→2017年39.8%)、3年前からは13.8ポイント減少(2014年53.6%→2017年39.8%)。子育てについても下落する傾向があり、年収面からみた、結婚、子育てのハードルの高さは年々上がっているようだ。

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子供の放課後事情 留守宅帰宅は4割に

子供の放課後事情 留守宅帰宅は4割に

 共働きが増えた昨今、“かぎっ子”という言葉も死語だ。留守宅に一人で帰宅経験をしている子供の割合は4割以上に上っていることが、フェリシモ(神戸)が発表したインターネット調査「今どきのこどもの放課後事情」で分かった。 全国の20〜50代の女性381人の調査。保護者の仕事スタイル別に週の勤務日を見ると、パート・アルバイト勤務の場合、週3〜4日勤務が最も多く45%。フルタイム勤務だと7割以上が週5日勤務で、全体としては6割が週5日勤務だった。そんな中で、日常的に放課後、誰もいない家のかぎを開け、帰宅させることはあるかとの質問に、パート・アルバイト勤務の人で6割、フルタイム勤務で4割強が「はい」。子供たちの放課後の過ごし方は「自宅へ直行(帰宅)」が1位だ。 また、かぎをなくしたり、なくしかけたりしたことがあると答えた人も3割に。そんなトラブルに対応した新商品もあるから、新学期を前に親子でかぎの安全、チェックしておこう。

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結婚相手に求める年収は? 多くの女性が自分よりも…

結婚相手に求める年収は? 多くの女性が自分よりも…

 結婚するとなると、相手の経済力が気になるところ。マンションマーケット(東京)が20代〜40代の未婚女性335人を対象に実施した調査で、結婚相手に求める年収はいくらぐらいだったかというと…。 最も多かった回答は「500万円以上」で21.9%。以下、「600万円以上」(17.8%)、「400万円以上」(12.6%)と続く。また、希望の年収額に関わらず、多くの女性が自分の年収より高い年収の男性と結婚したいと考えているようだ。たとえば、年収600万円以上の女性は相手に1000万円以上を希望する回答が1位となっている。 やはり、結婚後の生活は少しでも豊かにしたいとの願いが強い様子。でも、あまり高望みすると、結婚そのもののハードルが高くなってしまうかも。 8割以上の女性が結婚後にマイホームを購入したいと考えていることが分かったが、マンションとタワーマンションを合わせると45.1%となり、半数近い女性が戸建てよりもマンションを購入したいと考えていることが読み取れる。

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共稼ぎ夫婦の家事分担 金額に換算すると相手からの評価はなんと・・・!

共稼ぎ夫婦の家事分担 金額に換算すると相手からの評価はなんと・・・!

 ダブルインカム、共働きの家庭で問題になるのは、やはり家事の分担。妻と夫はお互いの分担にどの程度、満足しているのだろうか。保険ショップ「保険クリニック」(東京)は、共働きで家事を分担している男女各250人を対象に、家事の分担方法についてのアンケート調査を実施した。 家事をどのように分担するかについては、約6割が「内容ごとに分担」と回答。分担の決め方については「自然と決まった」が約4割でトップ。次いで「手が空いている方がする」が24.0%、「話し合い」は17.6%に過ぎなかった。 家事別の分担で、妻の割合が高いのは「お弁当作り」(89.4%)、「食事作り」(79.9%)、「洗濯ものたたみ」(74.8%)、夫の分担は「ゴミ出し」(63.3%)、「風呂掃除」(52.0%)、「子供の送り」(37.5%)の順となった。全体の分担割合は、「夫」が33.4%、「妻」が66.6%。まだまだ、家事は共働きでも妻が中心の様子がうかがえる。家事分担の満足度については、男女とも約65%の人が満足していると回答している。 さて、家事について、金額換算した場合、「いくら」が妥当なのだろう? 自己評価と配偶者評価を聞いてみたところ、それぞれ最も多かったのは、夫の家事は自己評価1万円、妻からの評価1万円、妻の家事あ自己評価10万円、夫からの評価5万円。夫からの妻の家事に対する評価と、妻の自己評価には2倍の開きがあった。 家事の分担で、食事に関する項目は圧倒的に妻が多いことから、夫にしてほしくないのかと思いきや、料理は妻が相手に「して欲しい」、「して欲しくない」でともに3位。ちなみに、相手に家事で「して欲しい」、「して欲しくない」と思っているのは夫も妻の「なし」が1位だった。 最後に、家計の分担方法については、「2人の収入は1つで管理、生活費・固定費・小遣い・貯蓄などに振り分け」(50.2%)が抜きん出た1位となっている。

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