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「死ぬまでにもう一度行ってみたい」場所は? ヘビーな海外旅行経験者に聞く

「死ぬまでにもう一度行ってみたい」場所は? ヘビーな海外旅行経験者に聞く

 旅行に行って観光地などを回り、「もう一度行ってみたい」と思うか「いや、もう十分」と思うか、は人それぞれだろう。DeNAトラベル(東京)が10代〜60代の男女2007人を対象に実施した「もう一度訪れたい場所」に関する調査によると、回答者の中で「20回以上海外旅行に行ったことがある」と答えたディープな海外旅行経験者の90.5%が「死ぬまでにもう一度訪れたい場所」が「ある」と答えていた。ちなみに、こうした人の「死ぬまでに訪れたい場所」は「海外」が95.1%、「国内」18.0%と、圧倒的に海外が多かった。  それでは、海外旅行の経験が豊富な人が、日本で死ぬまでに行きたい場所はどこか? 国内の都道府県のベスト5は、沖縄県(21.6%)、北海道(18.5%)、鹿児島県(7.4%)、青森県(6.2%)、5位は同率で京都府、長野県、長崎県(3.7%)という結果になった。場所別では、宮古島(3.7%)、奥入瀬、石垣島(ともに3.1%)の順となっている。  一方、海外では国別で、アメリカ本土(10.6%)、イタリア(7.3%)、ハワイ(5.0%)、フランス(3.6%)、スペイン(3.5%)がベスト5に。場所別では、ニューヨーク(2.2%)。アンコールワット、パリ(ともに2.1%)が上位となった。  もう一度訪れたい理由を聞くと、「景色がよかったから」(64.0%)が最も多く、以下、「現地の文化がよかったから」(31.9%)、「思い出に浸りたいから」(26.8%)と続いている。さらに、もう一度その場所を訪れる機会があるとしたら、一緒に行きたい人を質問すると、「恋人・配偶者」が53.9%と圧倒的多数を占めた。   最後に、「死ぬまでにもう一度訪れたい場所」にまだ行けていない理由を聞くと、最も多かったのは「時間的余裕がない」(38.7%)、2番目に多いのは「行こうと決めている時期がある」(15.2%)となった。

ニュース
車のない日/ブリュッセル(ベルギー)

車のない日/ブリュッセル(ベルギー)

環境保全、CO2削減がますます厳しく求められる昨今、ヨーロッパの都市では数年前から「車のない日」というイベントが行われています。大都会では、特別車両の許可証の発行、当日の環状線の取り締まり、市内のチェックなど大掛かりな準備が必要なため、毎年行うのは大変なことなのでしょうが、100万人都市のブリュッセルでは9月の第3日曜日の定例行事としてしっかり存続しています。

街のコト
イタリア人が和食と日本酒を堪能  ミラノで「和食と和酒を楽しむ会」

イタリア人が和食と日本酒を堪能  ミラノで「和食と和酒を楽しむ会」

日本料理を世界にアピールする「和食と和酒を楽しむ会」が9日、イタリア・ミラノで開かれた。現地の食通や食に詳しい外国人ジャーナリストら関係者約30人が参加し、和食の繊細な味と個性的な味わいの日本酒に舌鼓を打った。 ミラノ万博ジャパンデーレセプションの中核的役割を担った特定非営利活動法人「日本料理アカデミー」と宝酒造が、現地で開催中のミラノ万博に合わせて開催した。   この日提供した和食は、日本料理アカデミー理事長で京料理「菊乃井」主人の村田吉弘氏が監修。ミラノの日本料理レストラン「SUSHI―B」料理長の新森伸哉シェフが考案した。メニューは、タイを生ハムでしめ生臭さを消した前菜や上州和牛の西京焼き、牛肉などイタリアの食材も使った寿司タルトなどバリエーション豊かな料理を用意。ミニトマトのように見せかけたナスやフォアグラのどら焼き、発泡酒をキャビア状に固めサーモンの上に載せたものなど、食事前の軽食用献立も準備した。       デザートは、ピンクが色鮮やかな円球の吹きあめに、桜ティーのジェラードをあわせたものなど、見た目も楽しめる工夫を随所に施した。日本酒は、この日の料理に合わせ、伝統的な製法で知られる松竹海白壁蔵(旧宝酒造灘工場)の「澪スパークリング清酒」「生もと純米」「純米大吟醸」の3銘柄をそろえた。 会の冒頭、日本料理アカデミーの来栖正博副理事長は「(和食は)2年前にユネスコの世界遺産を頂戴した。イタリアの方はまだ和酒のことをご存知ないと思う。今夜はおいしい和食と和酒を存分に楽しんでいただきたい」と和食の良さをアピール。新森シェフは「日本料理を今後も世界に伝えていきたい」と意気込んだ。 参加したイタリア人の女性経営者は「イタリアはワインの歴史が長いが、日本酒はとてもおいしいので今後、はやるかもしれない。ただ商品ラベルの日本語がわからないので、翻訳してくれるとありがたい」と語った。別の女性ジャーナリストは「どんな料理が日本酒に合うか勉強しにきた。とても料理がおいしかった」と喜んでいた。【動画】「和食と和酒を楽しむ会」https://www.youtube.com/watch?v=xIGVYHvcJH4

ハイレゾで聴けたキース・ジャレットの奥深い魅力  ◎文・和田博巳

ハイレゾで聴けたキース・ジャレットの奥深い魅力  ◎文・和田博巳

ハイレゾで聴けたキース・ジャレットの奥深い魅力◎文・和田博巳 以前も、このGaudio+PCオーディオfam.comでECMのハイレゾ作品を紹介させていただいた。その時は、キース・ジャレットの作品は故チャーリー・ヘイデンとのデュオ『LAST DANCE』を紹介したが、もっと多くのキース・ジャレットの演奏をハイレゾで聴きたいと思った人は多かったと思う。かく言う私もそのひとりだ。すると嬉しいことにe-onkyo musicからこのたびキース・ジャレットのアルバムが16タイトル一度に登場した。 内容は新旧取り混ぜてバラエティに富んだものだが、嬉しいのはECM作品だけでなく、インパルス時代(1973年〜1977年)のアメリカン・カルテットによる5タイトル(『Fort Yawuh(フォート・ヤウー)』、『Mysteries(ミステリーズ)』、『SHADES(シェイズ)』、『Byablue(バイアブルー)』、『Bop-Be(バップ・ビー)』)が含まれていることだ。さらに往年の名盤以外に、今年の5月にECMからリリースされたばかりの最新作『Creation(クリエイション)』も含まれている。『クリエイション』はソロピアノ作品なので、ちょうど40年前の1975年にリリースされてキース・ジャレットの人気を決定づけた『ザ・ケルン・コンサート』と聴き比べるのも面白いと思う。当時30歳のキース・ジャレットと現在70歳のキース・ジャレットの変わらないところ、変わったところ。あるいはアナログ録音とデジタル録音の音質の違い。そしてコンサート会場ごとに変わる空気感の違いなど、ハイレゾで聴くと音質的な向上に加えてニュアンスの違いまでいっそうよく感じられるはずである。アメリカン・カルテット5作品『Fort Yawuh』/『Mysteries』/『SHADES』  『Byablue』/『Bop-Be』 (次ページへ続く)  - ソロで聴ける情感に満ち溢れた独自の境地『Creation[Live]』 では、キース・ジャレットの主要アルバムを見てゆこう。まずは最新作『Creation[Live](クリエイション)』である。このアルバムはキース・ジャレットが今年70歳となることを記念して制作されたアルバムで、キースの代名詞ともいえる完全即興ソロピアノ演奏集となっている。2014年に行ったワールドツアー(東京、トロント、パリ、ローマに於ける計6回の公演)から厳選した9曲を収録しているが、その収録日時をチェックしていたら、ローマで演奏された3曲の日付が2014年7月11日とあった。 この日付に何となく見覚えがあったので調べてみると、その日はチャーリー・ヘイデンの命日だった。“チャーリー・ヘイデン危篤”の報はローマのキース・ジャレットのところにも届いていたのだろう。その日披露された即興曲3曲は、深い悲しみを湛えた演奏と聴こえる。ピアノを通してチャーリー・ヘイデンに静かに語りかけるキースの姿がここには奇跡的に記録されている。『The K?ln Concert[Live]』 次にずっと昔の録音『ザ・ケルン・コンサート』を聴くと、こちらの演奏はファンならよくご存知と思うが、ピアノの音色は驚くほど瑞々しく、そして演奏は若々しい。ちなみに『クリエイション』(48kHz/24bit)は最新のデジタル録音らしく極めて澄みきったピアノの音が、空気中にスーッと溶けてゆく様子がよく分かる。対する『The K?ln Concert[Live](ザ・ケルン・コンサート)』だが、今回新たにECMのアナログ録音は、オリジナルアナログマスターから96kHz/24bitでハイレゾファイル化されている。したがって本作でもその艶やかで凛としてニュアンス豊かなピアノの音色は、聴いた誰もが魅力十分と分かるはずである。『Fort Yawuh[Live]』 70年代のキース・ジャレットは、ソロ演奏、トリオ編成、そしてアメリカン・カルテットとヨーロピアン・カルテットという二つの異なるクァルテットを率いて八面六臂の活躍を繰り広げていた。そのうちアメリカン・クァルテットは本稿の最初のほうでも挙げたが5タイトルがリリースされている。チャーリー・ヘイデン、ポール・モチアン・デューイ・レッドマンを擁したアメリカン・カルテットの特徴は、熱いマグマが噴出するが如くフリーキーで、いや『Fort Yawuh[Live](フォート・ヤウー)』のようなライヴ録音を聴くと、まぎれもなくこの時期のアメリカン・カルテットはフリージャズに超接近した演奏をしている。 極めて濃密でスリリングで、かつ不思議なことに官能的と言うかエロチックに傾く瞬間も多々訪れるという、ひじょうに魅力溢れるフリーインプロビゼーションが、狭いジャズクラブの聴衆の眼前で繰り広げられる。だからアメリカン・カルテットでどれか1枚と言われたら、私は真っ先に1973年にヴィレッジ・ヴァンガードでライヴ録音された『フォート・ヤウー』を挙げたい。(次ページへ続く) -ハイレゾはアーティストと血の通った付き合いができる ヨーロピアン・カルテットはメンバーにヤン・ガルバレク、パレ・ダニエルソン、ヨン・クリステンセンを擁している。ヨーロピアンジャズを牽引するECMらしい布陣と言えるが、キース・ジャレットがこの北欧の新進ジャズレーベルと契約したことで、ヨーロッパにも驚くべき才能を持ったジャズミュージシャンがいることを、アメリカや日本のジャズファンは驚きと共に知ることとなったわけだ。アメリカン・カルテットに比べるとヨーロピアン・カルテットは各ミュージシャンの発する音がキース・ジャレットも含めて際立って澄みきって美しい。ジャズだから決して冷徹ということはないのだが、青白い炎がチロチロと燃えているようなクールなエモーションは、この時代かなりユニークで、この音に痺れまくったジャズファンは、私も含めて多かったと思う。 今こうやって聴き返しても、最新のハイレゾ・マスタリングの恩恵も大とは思うが、昔聴いていたイメージよりもいっそう思索的で、いっそう清澄で、時に妖艶ですらある。まさに当時ECMが謳っていたクリスタルサウンドを実感する。もちろんこれはハイレゾで聴いての印象だが、ハイレゾで聴くことで、キース・ジャレットは全く異なる二つの世界(アメリカと北欧)を行き来していたことがよく理解できる。そこにソロピアノ演奏を加えた大きく3つの世界を自由自在に行き来することで、溢れんばかりの才能とジャズの衝動を発散させていたのだろう。与えられた字数が尽きてきたので、まだまだ取りあげるべきアルバムはある、いや全てのアルバムについてその魅力をお伝えしたいが、とにかくキース・ジャレットのファンは各人の愛聴盤を改めてハイレゾで聴き返して欲しい。 キース・ジャレットが、何故かは分からないがまるで古い友人のように親密な印象でそこでピアノを弾いていると感じられると思う。ハイレゾで音楽を聴くということは、つまりアーティストと血の通った付き合いができるということに他ならない。キース・ジャレットそのほかの作品『Standards, Vol. 1』 / 『Standards, Vol. 2』 / 『Facing You』  『My Song』 / 『Belonging』 / 『The Survivors' Suite』   『Eyes Of The Heart[Live]』 / 『Changes』 / 『Arbour Zena』  『Hamburg '72[Live]』   -

【イベント】「春のヘッドフォン祭2015」が明日16日より2日間開催

【イベント】「春のヘッドフォン祭2015」が明日16日より2日間開催

 いまやオーディオ、ヘッドフォン界の一大イベントとなった“ヘッドフォン祭”。その春版、「春のヘッドフォン祭2015」(フジヤエービック主催)が、5月16日(土)、17日(日)の2日間、東京・中野サンプラザで開催される。 世界のヘッドフォン・ブランドやPCオーディオ関連のヘッドフォンアンプ/USB DACーカーが今年も100社以上参加。実際に手にとって試聴したり、開発者に話が聞けたりなど、ヘッドフォンファンにはたまらない楽しさが待っている。 さらにメーカーによる新製品発表会、デモや試聴会など、見逃せない、聞き逃せない場内イベントは、例年以上に充実しているようだ。もちろん恒例の会場での特価による開催記念セールも実施。入場者にはポータブルアンプとプレーヤーを重ねて使うための特製シリコンバンドがプレゼントされる(数量限定。無くなり次第終了)。出展社やイベントなどは、下記リンクの特設ページに詳しい。「春のヘッドフォン祭2015」概要●開催日 : 2015年5月15日 (土)/5月15日(日)●開催時間:・10月25日 11:00 開場 ? 19:00 終了・10月26日 10:30 開場 ? 18:00 終了●会場 : 中野サンプラザ(東京都中野区中野4-1-1) ※JR/東西メトロ 中野駅 北口より徒歩4分●入場無料■リンクイベント特設ページ  http://www.fujiya-avic.jp/user_data/headphone_fes.php

新ブランドWavelet Designのイヤフォン「OPUS1」 ダイナミックBAドライバーを搭載

新ブランドWavelet Designのイヤフォン「OPUS1」 ダイナミックBAドライバーを搭載

 PCオーディオ関連機器のzionoteは、Wavelet Designブランドの取り扱いを開始。独自のダイナミックBAドライバーを使ったイヤフォンOPUS 1を5月末に発売する。価格は300ドル前後と発表されている。 Wavelet Designは、これまで他社からのイヤフォン開発を主にしてきており、OPUS1は同社初の自社ブランド製品となる。世界初を謳うダイナミックBAドライバーを搭載。広帯域で音圧を確保しやすいダイナミック型と特に高域の諸特性に優れるBA型の両者のメリットを生かすように設計している。 フラットな広帯域の周波数特性とフラットなレスポンスのイヤフォンを標榜。生産はエンジニアによる手作業による、各工程および最終組み立て後に全数検査を行うという管理で、個々の特性のバラつきを整えているという。■リンクzionote・製品ページ  http://www.zionote.com/2012/waveletdesign/-

世界の都市総合力ランキング、東京は4位と変動なし/森記念財団調査

世界の都市総合力ランキング、東京は4位と変動なし/森記念財団調査

 (一財)森記念財団 都市戦略研究所は9日、世界の都市総合力ランキング「Global Power City Index-2014」を発表した。  世界の主要40都市を対象に、都市の総合力を評価している日本発のランキング。08年より調査・発表しており、今回で7回目。対象都市はヨーロッパ・アフリカが17都市、アジア・オセアニアが13都市、北米・中南米が10都市。経済、研究・開発など6分野・70指標の分析と、各分野で経営者、研究者など「アクター」別にヒアリングし分析している。  14年の総合ランキングは、トップがロンドン、2位がニューヨーク、3位がパリ。東京は次いで4位だった。上位に変動はなかったものの、ロンドンが躍進し2位との差をさらに拡大。シンガポール(5位)やソウル(6位)等のアジアの都市の躍進が続き、東京との差が縮まった。  東京は、弱みであった文化・交流分野においては8位から6位へと上昇。外国人旅行者数が680万人を超え、海外からの訪問者数が向上したことに加え、国際コンベンション開催件数、ユネスコ世界遺産、ハイクラスホテル客室数などの指標も東京のスコアを押し上げた。  また、「市場の魅力」や「交通利便性」などの指標グループでの弱みについては、今後はオリンピック開催を契機とした都市力向上の動きが期待されており、「将来的にパリを抜くのはもちろん、ニューヨークの動き次第では2位も視野に入る」(同研究所理事・市川宏雄氏)としている。  「感性価値(人の感性に訴える力)」を加味したランキングでは、東京が総合ランキングで3位に。感性価値指標である公共の場における安心感、住民の親切さ、国際空港の定時運航率、移動の快適性に関して高い評価を得たことが要因。  9日会見した同研究所所長の竹中平蔵氏は、「今後東京がトップに立つには、規制緩和、法人税率の見直し、国際線の充実化がポイント。ロンドンのように弱点を克服し、オリンピック後も好影響が継続する取り組みが重要となる」と述べた。

ニュース
富士山並みの標高に広がる街/ラパス(ボリビア)

富士山並みの標高に広がる街/ラパス(ボリビア)

山肌に広がる赤茶けたレンガ色、空の濃い青とのコントラスト。最近できたロープウェイから眺めると街の特徴がよくわかる。このラパス一帯を埋めつくす、近代的な住居のものとは言い難いレンガ色の壁を見ていると、生活レベルがそれほど高くないと思うかもしれない。だが、中に入ると、どの家にもテレビもDVDもオーディオも冷蔵庫もすべてある。

街のコト
フィンランドでの家探しは競争/ヘルシンキ(フィンランド)

フィンランドでの家探しは競争/ヘルシンキ(フィンランド)

フィンランドで賃貸物件を探す場合、日本と事情が違ってかなりの競争になります。  不動産会社めぐりをするのではなく、まず、不動産協会のホームページをチェックすることが重要。なぜならここにフィンランド中の物件情報…写真、間取り、家賃、住所などが掲載されているからです。

街のコト