SNSにアップした写真や投稿に「いいね!」が少ないと、やっぱりちょっと寂しい? カシオ計算機は、10〜40代の女性655人を対象に、「SNSとカメラ・撮影に関する実態調査」を実施した。最初に、利用しているSNSの種類をたずねると、全世代共通で1位、2位となったのは「LINE」「YouTube」だった。10・20代の3位は「Twitter」だが、4位は「SNOW」と「Facebook」に分かれた。一方、30代は「Facebook」と「Twitter」。40代は「Twitter」と「Facebook」だが、10・20代と比べると利用者は大幅に減る。Instagramは近年利用者を伸ばしていて、全体で43%。10代に限ると61%で、20代も52%と利用率が高い。 「Instagramに投稿する写真は、何で撮影しているか?」という質問には、8割以上が「スマホ」と回答。しかし、スマホでの写真撮影には「明るさの調整が思い通りにできない」(30.8%)、「ズームがうまくできない」(29.5%)、「持ちづらくて安定しない」(28.2%)などの不満があることが分かった。さらに「インスタグラム撮影用のカメラ」を持っているかどうかを聞いたところ、26.5%が「持っている」と答え、4人に1人はこだわりを持った写真をアップしている様子だ。インスタ専用カメラで重視している機能・性能は、「高画質」(64.8%)、「スマホへのデータ転送」(52.8%)、「ズーム」(38.4%)だった。 「スマホで自撮り・みんな撮り(複数人での撮影含む)をする」と答えた人は10代で突出していて79.5%。20代は60.3%、30代は44.0%、40代は34.8%で、年代が上がるにつれて自撮り率は下がる。「自撮りで他人からされて困ったことやイラっとしたこと」は、「使ってほしくない写真を投稿された」(36.7%)と「許可なくSNSにみんな撮りの写真を投稿された」(30.6%)がトップ2。3位には「自分だけかわいく加工した写真をSNSに投稿された」(27.9%)が入り、写真投稿でも密かに“女の闘い”が繰り広げられているようだ・・・。
