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リッピングからハイレゾ再生まで楽しみを広げるパイオニアのワイヤレスワールド  ◎文・野村ケンジ

リッピングからハイレゾ再生まで楽しみを広げるパイオニアのワイヤレスワールド  ◎文・野村ケンジ

リッピングからハイレゾ再生まで楽しみを広げるパイオニアのワイヤレスワールド 〜ワイヤレスドライブ“BDR-WFS05J”&ミュージックシステム“Stellanova”◎文・野村ケンジ AVアンプや高級スピーカーなどの本格オーディオビジュアル機器から、ヘッドホン&イヤホンなどのポータブルオーディオ、さらにはカーナビやカーオーディオなどの車載製品まで、幅広いジャンルの音響機器を手がけているパイオニア。日本有数のオーディオメーカーとして、高い知名度を誇る同ブランドだが、そのいっぽうで、パソコン分野でも内蔵や外付け用のBD-Rドライブ(BD/DVD/CDライター)を豊富にラインナップしてきており、そちらのジャンルでも有名だったりする。いや、今どきはハイクオリティーを志向したBD-Rドライブなんて、市井ではパイオニアくらい。音響ブランドならではのノウハウを生かすことで、データ書き込みの正確性だけでなく、CDリッピングや音楽再生についても高いクオリティーを誇る独自のシステムを搭載していることから、主にPCオーディオ(パソコンをプレーヤーとして活用するオーディオシステム)ユーザーから高い信頼を得ているのだ。iOSデバイス対応で機動力を高めたパイオニア・ワイヤレスドライブワイヤレスドライブ パイオニア BDR-WFS05J オープン価格 このようにパイオニアのもうひとつの顔となっているBD-Rドライブだが、その最新モデルはラインアップされた独自のワイヤレスドックによりPCとのワ イヤレス接続にも対応。パソコンでワイヤレスの外部ドライブとしての活用はもちろんのこと、この7月にはワイヤレスドックのファームウエアがアップデート されて、iOS専用アプリと連携して、iPhone/iPad、同社オーディオシステム「Stellanova」などと接続できるようになり、ダイレクト にCDリッピングやワイヤレス再生といった、さまざまな使い方が可能となっている。  もともとパソコン用ドライブであるにもかかわらず、パソコンレスでも利 用することができるようになっているのだ。そんな、画期的な手軽さを持ち合わせている最新世代のワイヤレス対応BD-Rドライブが「BDR- WFS05J」だ。  ワイヤレス機能を搭載、パソコンだけでなくスマホやタブレットからもコントロールが行えるという、多機能と利便性を極めたBDR-WFS05Jだが、そ の構成は至ってシンプル。スロットローディング式のPC用薄型BD-Rドライブ本体に、台座を兼ねたワイヤレスドックが組み合わせられた2ピース構成と なっており、ドライブを縦型設置することもあって、スペース効率もかなりよい。実際のセットアップも、台座部分にACアダプタをつなぐだけ。あとはパイオ ニアが提供しているPC用、またはiOSデバイス用のアプリから家庭内無線LANに接続させるSTモードか、直接ワイヤレスユニットを親機として接続するAPモードで接続するだけなので、ワイヤレス機器に不慣れな人でも、ほんの数10 分あれば使い始めることができる。なかなかに手軽だ。 それでいて、前記のようにiOSデバイスからパソコンレスで直接をCDリッピングして再生できるほか、iOSデバイス内の音楽データをドックにつないだHDDやUSBメモリーに書き出し、またiOSデバイスから再生したり、リッピングではデータの保存先にUSB HDDやUSBメモリーを指定できるなど、使い勝手もよい。いやはや、便利な時代になったと思う。  ちなみに、ワイヤレスユニットはAPS-WF01Jというモデル名で単体発売されているので、BDR-XS06Jなどパイオニア製BD-Rドライブを所有している人も、手軽にワイヤレス化ができる。 いっぽうで、パイオニアならではのハイクオリティー志向であるのも、BDR-WFS05Jならでは。振動の排除、抑制を図った高剛性ボディーを採用するほか、リッピングなどでCDデータの読み取りをより高精度に行うようにするPureRead 2+を搭載。新アルゴリズムの採用によって、データの読み取り精度を従来よりも高めている。ちなみに、PureRead 2+の“+”はPureRead系の設定をドライブ本体のファームウエアが記録保存してくれることを指した記号で、パソコンをつなげるたびにいちいちドライブの動作を再設定する必要がなくなっている。おかげで、一度設定してしまえば、パソコンやタブレットなどからも同じ設定を利用することができるようになっているので、ことBDR-WFS05Jのようなワイヤレス接続で様々な機器から利用する場合はとても便利だ。 また、映像や音声コンテンツの再生時にはディスクを低速で回転させ静音を保ち、データをハードディスクに保存するときはディスクを高速回転させてパフォーマンスを高めるアドバンスド静音ファームウエアも機能しており、利用状況に応じて最適な動作を自動的にチョイスしてくれるのも嬉しい。新しいスタイルのワイヤレス・ハイレゾシステム Stellanova さて、BDR-WFS05Jを、実際に使ってみるにあたり、今回はもうひとつ、個性的な製品を組み合わせてみた。それは、先にもちょっと触れたパイオニアのコンパクト&スタイリッシュオーディオシステムStellanovaだ。ワイヤレスミュージックシステム パイオニア Stellanova APS-S301J オープン価格 こちらの製品、何を隠そう、パイオニアはパイオニアでもピュアオーディオ部門ではなく、BD-Rドライブ開発と同じ部署が開発に携わったというユニークな生い立ちを持つ製品。本体は、超薄型の変形五角形デザインが採用されていたり、レッドやブラウンなどのカラーバリエーションが用意されたりと、なかなかにスタイリッシュなデザインとなっている。 シリーズとしては、システムの中核となるUSB DAC内蔵アンプ「APS-DA101J」、USB HUB機能を持ったワイヤレスユニット「APS-WF02J」をラインナップ。APS-DA101Jはシルバーにゴールド、レッド、グリーン、「APS-WF02J」はブラックにブラウン、ブルー、ピンクという、両者で全く異なる4色ずつのカラーバリエーションが用意されているのも特徴的だ。また、専用の小型スピーカーAPS-SP101Jも含めたフル構成のAPS-S301J、スピーカー&アンプ構成のAPS-S201Jなどのセットモデルも用意されている。  そういったスタイリッシュでコンパクトなスタイルもさることながら、やはりパイオニアというべきか、Stellanova最大の特徴といえば、ワ イヤレス環境を活用しつつも、ハイレゾ再生に対応していることだ。しかも、「Air Hi-Res Link Technology」なる独自技術によって、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスからのDSD5.6MHzと PCM192kHz/24bit(いずれも最大)までのハイレゾ音源が楽しめる。今後のハイレゾ音源の普及を考えても、十分に高いスペックを持ち合わせて いるといえる。 ワイヤレスドライブからiPhone/iPadにダイレクトCDリッピング ということで、今回はStellanovaのAPS-S301Jシステムと、BDR-WFS05Jを組み合わせて、どのような活用ができるのかをいろいろと試してみた。なお、パソコンはWindows8.1、iOSデバイスにはiPhone5Sを使用。Windows8.1には専用プレーヤーソフト「Pioneer Stellanova Player」と機器接続ソフト「Pioneer Wireless Connect」を、またiPhone5sには専用アプリ「Wireless Hi-Res Player 〜Stellanova〜」をインストールして、それぞれの使い勝手や機能性についてテストを行っている。 まずはWindows8.1でパソコン用プレーヤーソフトPioneer Stellanova Playerを使う。一言でいえばオーソドックスな音楽再生ソフトで、特に奇をてらったものではない。その分、操作はとても分かりやすかった。加えて、(当然ながら)ハイレゾ音源の再生やその他の音源の再生などもこちらのソフトから行えるため、操作がひとつにまとまってくれているのはかなり便利。その点も含め、使い勝手はよいといえる。  いっぽう、機能の充実が光っていたのが、iOSデバイス専用アプリWireless Hi-Res Player 〜Stellanova〜だ。こちらはiPhone本体やパソコン、Stellanovaに接続したUSBメモリ(FAT32に対応)など、様々な場所に 置かれた音楽ファイルが再生できるうえ、それがどこに置かれたファイルなのかもアイコンを見ればひと目でわかるようになっている。また、ワイヤレス経由で BDR-WFS05Jと接続しておけば、CDリッピングもコントロールが可能(リッピングのファイル形式も選択可能なのが嬉しい)。ちなみに、リッピング したデータは、iPhone自身に保存されるため、外出時などにヘッドホン等で楽しむことも可能だ。   なお、Stellanovaおよび「BDR-WFS05J」については注意する点がひとつ。こちらの2製品ともに、プレーヤーやコントローラーとして接 続できるデバイスは同時にひとつだけとなっていて、パソコンからiPhoneに切り替えるときは「Pioneer Wireless Connect」を使ってパソコンとの接続をいったん解除、その後iPhoneの「Wireless Hi-Res Player 〜Stellanova〜」アプリから接続を行わなければならない。とはいえ、今回のようなテストならいざ知らず、そこまで頻繁にプレーヤーを切り替える ことはないだろうから、億劫に感じるほどではないだろう。StellanovaでiPhoneからワイヤレス・ハイレゾ再生 USB DAC内蔵アンプAPS-DA101JとワイヤレスユニットAPS-WF02Jを組み合わせたStellanovaは、iPhoneからのハイレゾ再生やUSB DAC機能など、なかなかに便利だ。では、実際のサウンドはいかがなものだろうか。ということで、StellanovaのワイヤレスユニットAPS-WF02JにUSBメモリーを挿し、その音質を確認してみることにした。 フォーカス感のしっかりした、明瞭なサウンド。ヴォーカルやメインギターがしっかりと前に出てきて、存在感のある歌声や演奏を楽しませてくれる。音色傾向としては、クセの弱い、ナチュラルなイメージ。ありのままの歌声を、ストレートに楽しませてくれる。自然でいて、活気のあるサウンドといえるだろう。   しかしながら、APS-S301Jに組み合わせられている小型のスピーカーは、ミニマムなサイズはありがたいものの、66mm口径フルレンジユニットを採用して いる。このためか、低域の量感としてはバランスは悪くないのだが、ローエンドののびがもう少し欲しいという印象を覚えた。そこで、手元にあったドイツELACの BA72を組み合わせてみたところ、これがなかなかに相性がよく、重心の下がった、かつエネルギー感の高いサウンドを披露してくれた。同時に、音場的な広がり感も向上、立体的なサウンドフィールドになってくれた。  両者の違いは、あくまでも好みの範疇ではあるが、APS-DA101Jのパワーアンプ部が(そのサイズからは望外といえる)良好な駆動力を持ち合わせているため、もしお気に入りのブックシェルフスピーカーがあれば、そちらと組み合わせて活用するのも手だろう。それでも、「Stellanova」ならではの利便性や音質の良さは、十分に活かすことができるはずだ。 ワイヤレス環境を得ることで活用シーンが大きく広がったBDR-WFS05Jと、スマートなデザインと手軽で便利な機能性を持ち合わせつつも、音質に関して一切の妥協なく仕立てられたStellanova。どちらもパイオニアらしい、こだわりに満ちた製品だと感心させられた。

ヤマハが中核クラスAVアンプ2機種 Wi-FiやBluetoothなど機能が充実

ヤマハが中核クラスAVアンプ2機種 Wi-FiやBluetoothなど機能が充実

 ヤマハは、AVサラウンドアンプ「RX-V479」(61,000円・税抜)と「RX-V579」(72,000円・税抜)を7月中旬に発売する。先のベーシックモデルRX-V379(関連記事:http://www.pc-audio-fan.com/news/pc/20150520_73977/)に続く、新しいクラス分けの上位モデルとなり、4K/60pとHDCP2.2対応、Wi-Fi、Bluetoothなど、最新トレンドにしたがって機能を充実させている。 RX-V479が5.1ch、RX-V579が7.1chサラウンド対応アンプ。このクラスでは話題のDolby Atmosには対応していないが、新世代映像として注目を集める4K映像は4K60p 4:2:0のフルスペック、その著作権保護伝送のためのHDCP2.2に対応したHDMI入出力を装備。これからのAVソースも心おきなく楽しめる。 広帯域、高速伝送が行える規格のWi-Fiを内蔵。Wi-Fiルーターを通してワイヤレスで家庭内のネットワークにつながるので、ネットワークオーディオを楽しむのも簡単、アプリによる本体の操作をしたり、Wireless directによるAirPlayなどのストリーミング再生が直接楽しめる。 ネットワークオーディオでは、新たにAIFF192kHz/24bitとDSD2.8MHz/5.6MHzの音源ファイルの再生に対応(DSDはNASに依存)、またUSBメモリーでも再生できるようになった。回路では、低ノイズ化した新しいネットワークモジュールを採用。ネットワーク、Bluetooth、USB経由での再生を高品位化している。  Bluetoothは、標準コーデックのSBCのほか、より高速、高品位の伝送を行うAACもサポートして音質面に配慮。なお、圧縮音声で不足してしまう高音域、低音域を補うためのミュージックエンハンサーも新開発。同じBluetoothもより良い音で楽しめるようになっている。 このほかリモコンもデザインを一新して、ボタン類を大きくシンプルにして操作性を向上。スマートフォンやタブレットから快適に操作できるAV CONTROLLERと、設置や配線、動作設定などを画面でサポートするAV SET UP GUIDEの専用アプリを用意している。 RX-V479とV579の違いは前出のパワーアンプch数のほか、V579では一部パーツ類により高品位なものを使い、5.1chスピーカー構成で9.1chの仮想的な再生が可能なバーチャル処理機能を備えているところ。■リンクヤマハwebサイト・ニュースリリース  http://jp.yamaha.com/news_release/2015/15060901.html-

ボーズがSoundLink MiniのマークIIモデル NCイヤフォンには新色追加

ボーズがSoundLink MiniのマークIIモデル NCイヤフォンには新色追加

 ボーズ(BOSE)は小型ワイヤレススピーカー「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」(25,000円・税抜)を6月26日(金)より発売。また、NC(ノイズキャンセリング)イヤフォン「Bose QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones」(35,000円・税抜)を新カラーのホワイトとブラックで同日より発売する。  SoundLink Mini 〜〜 IIは、コンパクトなポータブルBlueoothスピーカーとして人気のSoundLink Miniの機能を強化。スピーカーフォン機能では、スマートフォンのハンズフリー通話により、プライベートでもビジネスでもより活用できる。Bluetooth機器は8台まで記憶。マルチポイント接続に対応し、2台のデバイスを同時に使用可能。一方のデバイスの再生を止めれば、もう一方の再生が可能になる。もちろん、音楽の再生操作や着信応答もできる。 このほか内蔵リチウムイオン充電池による連続10時間の再生やがっちりとしたアルミボディー、2基のパッシブラジエーターを向き合わせて配置して歪みを抑えながら、より強力な低音再現を図るユニット構成などは前モデルを継承する。 3.5mmステレオミニ外部入力を装備。サイズは幅180×高さ51×奥行き59mm、重量670g。  新たに2色で展開するQuiet Comfort 20〜〜は、NC機構を備えたカナル型イヤフォン。新色の追加にともない、キャリングケースはキャンバス地に変わっている。また、Appleデバイス対応3ボタンリモコン付きと、サムソン製デバイスの3ボタンリモコン付きスマートフォン対応モデルを別個に用意する。 本体は、内側と外側それぞれ2基のマイクで騒音を検出しデジタル回路で、その成分のみを打ち消すフィードフォワード/フィードバック方式で、高精度、高効率でノイズをキャンセル。また、周囲の音は聞き取れ、騒音だけを抑えるAwareモードにワンタッチで切り替えて、駅のアナウンスなどもイヤフォンを耳から外す必要がない。■リンクボーズwebサイト・トップページ  http://www.bose.co.jp/-

Celsus Soundが小型USB DAC/アンプ「CompanionOne」 DSD再生やAirplayに対応

Celsus Soundが小型USB DAC/アンプ「CompanionOne」 DSD再生やAirplayに対応

 輸入オーディオ機器のフューレンコーディネートは、米国Celsus Sound(セルサスサウンド)のUSB DAC/ヘッドフォンアンプCompanion Oneを、6月12日(金)に発売する。DSDなどのハイレゾ音源に対応、また192kHz/24bitまでサポートするWi-Fi機能を搭載している。価格は、83,000円(税抜)。 DACチップには定番となっているESSテクロノジーのES9018MK2を使い、DSD5.6MHzとDXD384kHz /32bit(いずれも最大)の音源に対応し、ASIOもサポート。USB転送は非同期モードによる低ジッター化を図り、44.1kHz系と48kHz系で分けた2基のクロックを設けるなど、据え置き型並みの高音質設計を採る。アンプ回路もI/V変換にOPA1612、ゲイン/電流バッファーにAD8397と、こちらも定評あるOPアンプを使い、ヘッドフォンの十全な再生を目指している。 本体はアルミ削り出し、両面にクリアガラスを配したスマートフォンを厚くしたような形をしており文字通りスマート。USB入力はUSB-micro B、出力端子は、デジタルとライン(3.5mmステレオミニ)とヘッドフォン(3.5mmステレオミニ)のほか、デジタル(光ミニ)を装備する。また、Airplayに対応し、Wi-Fiを通してアップル機器の音楽コンテンツのワイヤレス再生が可能なのは、アウトドアでの使用に便利。 アンプ出力電圧はハイ3Vrmsとロー1.5Vrms、ヘッドフォン出力(適合インピーダンス16〜300Ω)が160mW(32Ω)、28mW(300Ω)。各機器との接続ためのMicro USBと、ライトニング、アップル30Pin、Android OTG USB、USB Aの各端子のケーブルが付属する。■リンクブランドwebサイト・インフォメーションページ  http://www.nuforce.jp/information.html-

TDK Life on Recordがワイヤレスヘッドフォン「WR680」 小型・軽量のオーバーヘッドバンド型

TDK Life on Recordがワイヤレスヘッドフォン「WR680」 小型・軽量のオーバーヘッドバンド型

 記録メディアのイメーションは、TDK Life on RecordブランドにてBluetoothヘッドフォンWR680を、6月12日(金)に発売する。オンイヤーのオーバーバンド型で、イヤカップ部が回転してフラットに折り畳め、軽量220gの本体は持ち歩きにも便利。黒、白の本体に赤をあしらったしゃれたデザインも特徴だ。オープン価格で、店頭等では6,800円前後(税抜)となる見込み。 高磁力ネオジムマグネットのφ40mmドライバーを搭載。Bluetoothにより手元で音楽の再生/停止や音量調整が行え、音楽を聴いていてもハンズフリー通話に切り替えられるので、着信応答や通話も簡単にできる。 NFC機能によりBluetooth接続はワンタッチ、内蔵充電池により最大8時間の連続再生が可能(充電はUSB)。バッテリー切れのときも付属のリモコン付きケーブルにより、ふつうのワイヤードヘッドフォンとして音楽が楽しめる。サイズは189W×187H×75Dmm、重量220g。■リンクブランドwebサイト・製品ページ    http://www.tdk-media.jp/audio/headphones/wr680/index.html-

フィリップスの“フィデリオ”ヘッドフォン3機種 ハイレゾ音源対応やDAC/アンプ内蔵型ほか

フィリップスの“フィデリオ”ヘッドフォン3機種 ハイレゾ音源対応やDAC/アンプ内蔵型ほか

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズはフィリップス(PHILIPS オランダ)ブランドの“フィデリオ”ヘッドフォンシリーズとして「F1」(市場想定価格22,000円前後・税込)、「M2L」(同43,000円前後)、「M2BT」(同29,000円前後)を5月下旬に発売する。 F1は40mmネオジムドライバーを使い、低音強化のバスレフ構造とともに広帯域化。40kHzまでの再生周波数帯域を獲得し、ハイレゾ音源対応を謳う。低反発フォームイヤパッドやアルミニウム・ハウジング、レザー・ヘッドバンドなど高級感ある仕上げで、接続したスマートフォンの通話もできるマイク/リモコン付き。インピーダンス16Ω、感度107dB。 M2LはiOSデバイス対応のライトニング端子を装備したDAC/アンプ内蔵のヘッドフォン。iPhone/iPad/iPodとのデジタル接続により、伝送ロスやクロストークの発生を押さえ込んだより高品位な再生が楽しめる。再生は48kKz/24bit。40mmネオジムドライバーは、不要な共振を排除し密閉度を高めたハウジングにマウントしている。アップルのMFi認証取得済み。 M2BTはBluetoothによるワイヤレスモデル。コーデックはAACおよびApt-Xとして、より高品位な再生を図る。NFC機能でソース機器とはワンタッチでペアリング、約10時間のワイヤレス再生が楽しめる。音楽の再生/停止や曲送りや音量、通話の切り替えなどは、ハウジング部に設けたコントローラーで操作が可能。■リンクオンキヨーwebサイト・トップページ  http://www.jp.onkyo.com/-

ソニーがワイヤレススピーカー3モデル 音と機能を強化

ソニーがワイヤレススピーカー3モデル 音と機能を強化

 ソニーはBluetoothワイヤレススピーカー「SRS-X99」(市場推定価格72,000円前後)、「SRS-X88」(同46,000円前後)、「SRS-X77」(同35,000円前後)を、5月23日(土)に発売する。SRS-X99とX77は、それぞれX9、X7の後継機、X88はX99をコンパクト化して新価格帯にラインアップしたモデルとなり、3機種ともに音質についてははもちろん、ユーザーから要望の多かったワイヤレス&ネットワーク機能の強化を図っている。  最上位モデルSRS-X99は、PCM192kHz/24bitとDSD2.8MHz(PCM変換)のハイレゾ再生(ネットワーク経由)や独自のフルデジタルアンプ、CDとMP3などの圧縮音源の192kHz/24bitへのアップスケーリング機能などを搭載。スーパートゥイーター4基を含む2.1ch7ユニットの構成。アンプ出力が154Wに強化。天板にとりつけられたスーパートゥイーターは、ホコリなどがたまりにくいようにリデザインされた。  SRS-X88は、X99のハイレゾ再生対応やデジタルアンプなどを受け継ぎつつ、新開発スピーカーユニットやスーパートゥイーター2基などによる2.1ch5ユニットで構成。アンプ出力が90Wとして本体も小型化したハイパフォーマンスモデルとなる。   また、SRS-X77はハイレゾには対応しないが、アンプ出力が前X7の32Wから40Wへ強化。2.1ch3ユニット構成はそのままに各ユニットを強化し、ボーカル再現や低音の質感を高め、大音量時の歪み感も抑えている。 前記のワイヤレス機能の強化については3機種に共通。Bluetoothでは、ソニーが推進する従来より約3倍の情報量を送ることができる新技術LDACに対応し、Bluetoothでのハイレゾ音源グレードでの再生が可能。またWi-Fi規格でもより高速でデータ量の多いIEEE802.11nに対応し、ハイレゾ音源をそのままでワイヤレスで受けられるパフォーマンスを確保している。 またネットワーク関連では、同社独自のSongPal Link対応がポイント。この機能はホームネットワークを利用して、SongPalアプリをインストールしたスマートフォンやタブレット端末(Andoroid/iOS)、パソコンやNAS内の音楽コンテンツを対応スピーカーで再生したり、一括管理するもので、複数のソース機器と対応スピーカーのグルーピングとソース機器、出力スピーカーの選択から、曲の選択や音量調整などを手元のスマートフォンなどで一括管理できる。対応スピーカーならば、家庭内のあちら、こちらに置いたソース機器、スピーカーを任意に選んで楽しめる。さらに、インターネットを利用するGoogle Castのミュージックサービスも、従来、Song Pal経由だったものが、直接、利用できるようになり、より使いやすくなった。なお、この場合も本体のアップスケーリング機能が働き、スマートフォン経由よりも、よりいい音で楽しめるとしている。■リンクソニーwebサイト・製品別トップページ  http://www.sony.jp/active-speaker/-

オンキヨーが入門クラスのAVアンプ「TX-SR343」 4K/60PやHDCP2.2にも対応

オンキヨーが入門クラスのAVアンプ「TX-SR343」 4K/60PやHDCP2.2にも対応

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、オンキヨー・ブランドにて同社AVアンプのベーシックモデルとなるTX-SR343を、4月下旬に発売する。これからますます高まる4K映像を中心とした対応を充実させている。価格は、48,000円(税抜)。 TX-SR343は、定格65W(8Ω)×5出力をもつ5.1chAVアンプ。HDMI入出力は最新規格に準拠しており、4K/60P映像の伝送にもボトルネックとなることがない。また、ハリウッドメジャーが推進する4Kの著作権保護技術HDCP2.2に準拠しているので、衛星放送やデジタルチューナーからの4K放送も通すことができる。 新たにBluetoothに対応。スマートフォンやタブレット端末の音楽コンテンスをワイヤレスで再生が可能で、これらの圧縮音源のよりよい音の再生が図れる機能を内蔵している。 伝統のオーディオ技術も投入。回路は独自技術で広帯域化を図るとともに低音の増強を図り、またDAC部にはバーブラウン製の192kHz/24bitDACを搭載した高音質設計としている。ネットワーク機能は非搭載。主な仕様●HDMI端子 入力:4 出力:1●映像入力端子 入力:コンポジット×3(リア×2、フロント×1)、コンポーネント×2●音声入出力端子 入力:デジタル×3(光×2、同軸×1)、アナログ×7(リア×6、フロント×1)●出力:サブウーファー×1●最大外形寸法 幅435×高さ160×奥行328mm●質量 7.8kg■リンクオンキヨーwebサイト・ニュースリリース http://www.jp.onkyo.com/news/newproducts/audio/txsr343/index.htm-

オサレなワイヤレスマウス見〜っけ! 小さく運べて、大きく使える “CAPCLIP”

オサレなワイヤレスマウス見〜っけ! 小さく運べて、大きく使える “CAPCLIP”

 エレコムは、クリップ付きのキャップに本体を収納できるワイヤレス方式のモバイルマウス“CAPCLIP(キャップクリップ)”を11月中旬に発売する。未使用時はマウス本体をキャップの中に収納でき、マウスを傷やホコリ、誤動作から保護しながら、安心して保管や持ち運びができるのが特長。

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