街のコト

ニッポンの5当地(ごとうち)

5当地「色」- 12の知られざる富山

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ニッポン全国のご当地をまわり、そのエリアならではのちょっと変わった風習や流行、素敵な方言などを、地元の不動産店の皆さんにお伺いするニッポンの5当地「色」。
今回は、知られざる「富山」の県民性などの特色をご紹介します。

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総曲輪の街に美しい輝きを見せて
2015年「TOYAMAキラリ」が誕生。

風合いの違うパネルを用いた斬新な建築は、「新国立競技場」でも注目される隈研吾氏の作品。大きな吹抜けのある空間に「富山市ガラス美術館」や「富山市立図書館」などが並び、いつも気持ちのいい時間が流れています。

いろんな人でにぎわいます

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情報提供

信地所(株)<富山市五福> 寺田 幸子さん

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黒いスープがヤミツキになる
ご当地ラーメン「富山ブラック」。

独特の黒いスープは、労働者のご飯のおかずになるように、濃口しょうゆをたっぷり使ったのが起源とか。初めて見たときはドキッとしても(笑)、独特の塩辛さと濃厚なうまさに、いつの間にか引き込まれてしまうのです。

カップラーメンもあります

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情報提供

(株)アーバンホーム 富山店<富山市太郎丸本町> 大村 仁志さん

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「秘密のケンミンSHOW」でもおなじみ
柴田理恵さんは富山市八尾町出身。

不思議な親しみやすさでお茶の間でも人気の柴田理恵さんを筆頭に、エッセイストでもある室井滋さん、コメディからサスペンスまで幅広くこなす西村雅彦さんも富山県出身。みんな独特の存在感を持つ個性派ぞろいです。

室井滋さんもお忘れなく

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情報提供

ViVi不動産(株)<富山市大町> 磯野 幸恵さん

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富山弁で「だいてやる」は
「お酒などをおごる」という意味です。

世間で想像されるような、あやしい意味では決してありません。でも、繁華街の真ん中でおじさんたちが「今夜はだいてやる」「だいて、だいて」なんて話していたら、知らない人はやっぱり引いてしまいますかね(笑)。

あらぬ誤解を時々受けます

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米原商事(株)<富山市下新町> 八田 和也さん

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利根川進・田中耕一・梶田隆章の3氏は
富山市と縁が深いノーベル賞受賞者です。

医学・生理学賞(1987年)の利根川さんは富山市育ち、化学賞(2002年)の田中さんが富山市生まれ、そして物理学賞(2015年)の梶田さんは富山市在住。偶然もここまで重なると、何かあるんじゃないかと思いたい(笑)!

いつかは私の一族も(笑)

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(有)イワクラjp<富山市稲荷元町> 岩倉 敏男さん

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いろいろな場面で使われます
「新鮮」を意味する方言「きときと」。

もともとは魚などのイキの良さを表す富山弁ですが、最近は元気いっぱいの人や街などを表現する言葉としても定着。富山県方言番付では堂々の横綱を張っています。あの「広辞苑」にも収録され、県外の人に知られるようになったのはうれしいですね。

私も大好きな富山弁です

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情報提供

(株)FP不動産センター<富山市桃井町> 石倉 亜希子さん

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共働き家庭が多い富山では
子育てを支える仕組みも充実。

共働き家庭の多さでは全国指折りの富山県。多くの子どもがカギっ子ですが、それをカバーしてくれるのが充実した保育所や学童保育。子どもを預かってくれる祖父母も多く、働く主婦にはうれしい環境です。

みんな子どもに優しいです

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(有)新富不動産<富山市新富町> 兒玉 里恵さん

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休日の万葉線のナレーションは
地元出身の落語家・立川志の輔さん。

高岡市と射水市を結ぶ万葉線沿線は、「海王丸パーク」や「新湊大橋」などの名所が多彩。土・日・祝日には、地元出身の人気落語家・立川志の輔さんも声の車掌として出演します。方言を交えた楽しいアナウンスをぜひ!

温かな富山弁も混じります

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(有)ホームサポートオダケ<射水市西高木> 佐賀 克之さん

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富山の呉東と呉西とでは
人情も文化も言葉も違います。

同じ富山でも、呉羽丘陵の東に当たる呉東(ごとう)と西の呉西(ごせい)では、言葉や文化が違います。大まかにいえば関東的な呉東に対し、呉西は関西的。同じ意味を表すのに全然違う言葉を使うこともあり、時々話がこんがらかります(笑)。

まるで日本の縮図みたい

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(有)ランド・プラン<高岡市横田町> 高野 竜成さん

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2015年の北陸新幹線開業で
人の流れが大きく変わりました。

JR北陸本線を通じて関西とのつながりが深かった富山ですが、新幹線開業後は首都圏からの観光客が増加。出かけるのも帰るのも便利になって、ホテルやショッピング街にもにぎわいが生まれています。

「金沢」駅は約20分に!

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(有)高野不動産商事<高岡市駅南> 髙野 裕史(ひろし)さん

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今の高岡があるのは
加賀前田家のおかげです。

城下町だった高岡を建設したのは、加賀前田家2代の利長公。さらに3代利常公は、街道整備や商工業の振興策などを次々と打ち出し、この街の繁栄の基を築きました。伝統ある高岡銅器も、その時代から発展したんですよ。

瑞龍寺は利長公の墓所です

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(有)ハウジングサカイ<高岡市清水町> 酒井 誠さん

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「ブリおこし」の雷は
豊漁の前触れとして喜ばれます。

晩秋から初冬にかけて、激しい雷を伴う富山湾の冬の嵐が「ブリおこし」。この雷鳴が鳴ると寒ブリが豊漁になるとして、漁師さんからは歓迎されます。怖いようなうれしいような冬の富山の風物詩です。

これが鳴ったら冬本番です

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(株)いちご不動産<砺波市豊町> 奥田 尚史さん

ニッポンの5当地

日本全国津々浦々の街を訪ね、その街に住む人、そこで働く街の不動産店の皆様に聞いた「エリアのいちばん」を5つのテーマに分けてお届けする連載シリーズです。

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ニッポンの5当地「富山編」のご紹介

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